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サッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から


2018年ロシアワールドカップ本選出場をかけたアジア最終予選も残り3試合と大詰めを迎える中、テレビ朝日系列の6月4日放送の「Get Sports(ゲットスポーツ)」ではサッカー日本代表DFとして守備陣を引っ張る吉田麻也選手の対談と特集が放送されました。

番組内で語ったプレミアリーグで戦いを続ける吉田麻也選手の守備へのこだわりやプレースピードを上げるために行ったトレーニング内容、そして日本代表に送った苦言とは一体どんなものだったのでしょうか?

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キャプテンマークの意味

サッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から (46)

これまで不動のキャプテンとして日本代表を引っ張っていた長谷部誠選手が怪我で離脱したということで、キャプテンマークを巻く機会が巡ってきたことについて吉田麻也は、周りは喜んでくれているけど個人的には特に何も変わらないという意見。サッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から やるべきことは変わらない

吉田「結局チームを引っ張っていかなくてはいけない。縦軸のラインでいつもやっている事と変わらない。ただこれ(キャプテンマーク)を巻くか巻かないか。あとは色んな雑務が増えるかな。」

2017年3月23日のアジア最終予選 対UAE戦では長谷部の離脱によりキャプテンマークを巻いたのは吉田麻也でした。代表デビューから7年。

プレミアリーグ移籍

2012年にはオランダリーグからプレミアリーグ・サウサンプトンへ移籍。

デビュー戦はエミレーツスタジアムでの対アーセナル戦だった。当時はまだ練習2日ぐらいでチームメートの名前も憶えられていない状態。監督からは「出場はまず無いがエミレーツの雰囲気は最高だからプレミアに慣れるという意味で」ということでベンチ入り。

ふたを開けてみるとCBが試合中に怪我で交代。急きょ声がかかる。チャンスとばかりに出場したのはいいが6失点を喫するというデビューとなりました。サッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から プレミアデビュー戦で6失点

それでも1年目はレギュラーを獲得。しかし、2年目以降は出場機会が減少。そして5年目となった今シーズンではスタメンを勝ち取り、サウサンプトンでキャプテンを任されるまでに飛躍。

吉田「シーズン通してコンスタントに試合に出ることが出来て、目標も何個か達成できたっていう充実感もありますし、ステップアップするためにはまだまだ足りないものも沢山あるなという気持ちと半々ですね。」

レギュラー獲得のためのトレーニング

出られない間の精神的な状態について聞くインタビュアーの中西哲生氏に対しては、出られない理由を模索する中で自分の強みは裏へのケアや前への一歩だというのを感じていたので走り方のトレーニングを取り入れて、アジリティ(敏捷性)を落とさないように取り組んでいたとの事です。

そんな取り組みからこんな変化が。

「試合に出られていない時は上体が立った状態のままの事が多く、動き出すために一度関節を曲げてからではないと動き出せない。さらに重心が低い位置にあると一度重心を上げてからでないと動けない。重心の位置と上体が整っていない時は試合になかなか出られない時期ではないか?」という中西氏の指摘については、サッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から 上半身が立っている

「まさにそれをトレーニングで改善しようとしている。」という吉田の答え。

以前の吉田はボールから離れている時に上半身が起きていたため、いざボールが飛んできたときに一度膝を曲げてから動き出していました。この膝を曲げるというアクションが僅かなスピードロスとなり、そこから失点へとつながってしまう事もありました。サッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から 以前の吉田は上半身が起きていたサッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から 膝を曲げてから動き出す

体の上下動がある「どっこいしょ」という動き方ではなく、上下動なく一発で動き出せるようになるかがカギだと言う。ポイントは最初の足の運びと手の振りでスピードを生み出す事だそうです。

腰を深く落としすぎるのではなく、かといって棒立ちではダメなのでベストな姿勢から予備動作なしで動き出せるかを練習したそうです。そのため膝を曲げた姿勢をキープするために徹底した反復練習を行ったようですね。

その結果、ボールから離れていても常に膝を曲げていられるようになったそうです。

これによって違う効果も生んだようで、DFならではの動きにもプラス作用が。

DFは相手のパスが出た時に振り向きながら走り出す動きになるため、初めからゴール方向を向いている攻撃の選手からどうしてもワンテンポ遅れてしまう。

しかしながら吉田は常に膝を曲げて、さらに動き出しの初動で即座に動き出せるようにトレーニングを行っているために振り向き動作が素早く行えるようになりスピードの改善が出来たようです。

数字にこだわる姿勢

試合に対する心構えも変化したようで、それまでは自分の個人的なパフォーマンスにこだわっていたのが数字にこだわるようになったそうです。サッカー日本代表DF・吉田麻也のスピード、守備へのこだわりとは?プレミア移籍で得たもの。6月4日放送「Get Sports(ゲットスポーツ)」から 数字にこだわるようになった

結局評価されるのはどれだけ失点をゼロに抑えられたかという結果で、データとして必ず残る数字がポイントだそうで、結局CBはいかに90分間集中力を切らさずに相手に仕事をさせないかに尽きると。

そのおかげもあって4月には日本人初となるプレミアリーグ100試合出場を達成(これは個人的な目標達成でもあったそう)。そしてEFLカップでは決勝の舞台にも立ち、大会ベストイレブンにも選出されました。

アジア最終予選に向けて

日本代表の守備の課題については、

吉田「個で強い選手をしっかり止める事が出来るか。全員がもっと数字にこだわる。ワールドカップでいざやりましょうではなく日ごろから常に数字を意識するクセをつけておく。守備では失点ゼロにこだわる。4-0で勝っていたのに4-1になっちゃったらそれは突き詰める必要がある。詰めの甘さを改善する。」

13日のイラク戦に向けては、

吉田「前回もギリギリで勝っていることを思い出さないといけない。ハッピーエンドで終わってOKじゃなくて、しっかり掘り下げて上手くいかなかった理由を分析しなきゃいけない。」

2016年10月に行われたホームでの対イラク戦では1-1、引き分け濃厚の中でで迎えた後半アディショナルタイムに山口蛍の劇的な決勝弾によって勝ち点3を得たが、それはギリギリの中で勝ちを拾ったに過ぎないことを忘れてはいけないと警鐘を鳴らす。

吉田「13日のイラク戦はアウェーのテヘランというすごく難しい環境で、万が一負けるようなことがあれば残り2試合はオーストラリア戦、サウジアラビア戦。すごく苦しくなるのは理解しなきゃいけない。勝ち点3を積み上げてオーストラリア戦で決めるという意識。」

吉田「プレミアリーグで得た経験を代表に生かさなきゃいけないし、プレミアで出来てなんで代表で出来ないのかと思われないためにもシーズンはまだ残っているという気持ちで戦っていきたいなと思います。」

 

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