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疲労回復にイミダゾールジペプチドを摂るべき。毎日これを食べよう。


最近疲れがとれにくくなったと感じることはありませんか?または、いつもよりハードは一日を過ごした疲労がずっと続いて、疲れが溜まっていると感じる時はありませんか?

そんな時は食事に少し気を使うことで効果的に疲労回復が図れますので、その方法をご紹介します。

毎日の食卓にこれを用意するだけで効果が期待できますので要チェックです。

定期的に筋トレを行っていたり、運動習慣があるという人には特におすすめしたい方法ですね。

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疲労と乳酸

疲労

長らく疲労の原因は「乳酸」と考えられてきたという歴史があり、確かに乳酸は、酸素の供給が追いつかなくなるほどの激しい運動(無酸素運動)を行った際、グリコーゲンやブドウ糖をエネルギーに変換する時に発生するため、必然的に激しい運動後の筋肉や血液中に増えます。

しかし、最近の研究では、体内の乳酸量と筋肉のパフォーマンスには関連がない事が分かっており、それどころか乳酸は筋肉のエネルギー源として利用されている事も分かってきており、乳酸が疲労の原因という定説は覆りつつあります。

活性酸素が疲労の原因

では、疲労の原因は一体何なのでしょうか?

人間の体は呼吸によって取り込んだ酸素を燃焼してエネルギーを生み出しているのですが、その際に発生する副産物である「活性酸素」が新たな疲労の原因として取りざたされています。

酸素

活性酸素は、強い酸化力があり、体内に入り込んだ細菌やウイルスを攻撃するなど良い働きもある一方で、酸化ストレスにより細胞を傷つけるという悪事も働いてしまいます。

その影響で、細胞の機能が低下し、体のパフォーマンスが低下した状態を「疲労」とするのが現在の定説です。

体には活性酸素の働きを弱め無害化する仕組みが備わっているのですが、激しい運動をしたり心的ストレスを感じる事で、その処理能力を超えて活性酸素が発生してしまうと、細胞は傷つけられる一方で、その状態でさらに運動を行いエネルギーを使い続けると、活性酸素はさらに増加し、結果として蓄積疲労につながってしまいます。

また、傷ついた細胞が回復しきれなくなり、弱ったまま傷跡のように残ってしまった状態が老化であると考えられています。

抗酸化成分

そんな疲労の仕組みが明らかになるにつれて、優れた抗酸化能力を発揮する優れた疲労回復成分として注目されているのが「イミダゾールジペプチド」(別名イミダペプチド、イミダゾールペプチド)です。

イミダゾールジペプチドは「渡り鳥が何千キロにも及ぶ長時間飛び続けられるのは何故なのか?」という研究から発見された成分で、鶏のむね肉、マグロやカツオなどの回遊魚の尾びれの部分に多く存在している事が分かっています。

渡り鳥

自治体や大学、食品・医薬品メーカーが産官学連携で行った「疲労定量化及び抗疲労医薬・食品開発プロジェクト」では、これまで疲労回復効果が期待出来る23種類の成分について臨床試験を行ってきましたが、その中でも最も高い抗酸化効果を発揮したのがイミダゾールジペプチドとされています。

イミダゾールジペプチドを4週間継続摂取した後、エアロバイクよる運動を1時間4セットの計4時間行ってペダルの回転数の変化を観察する研究では、3時間半を過ぎてから徐々に回復傾向が見られ、プラセボ(偽薬)グループと比較してパフォーマンスの低下が明らかに抑えられたという結果が得られています。

また、休憩3.5時間後にはイミダゾールジペプチド摂取グループはスタート時の最大回転数まで完全に回復したという結果も得られました。

別の実験ではイミダゾールジペプチドを摂取すると、体内の細胞が酸化した時に増加した際の酸化ストレスマーカーとして知られる8-イソプロスタンと呼ばれる物質や、細胞が損傷した際に上昇するTGF-βという物質が抑えられることが確認されています。

これらの実験により、イミダゾールジペプチドには活性酸素による細胞の酸化ストレスや損傷を抑制し、体のパフォーマンス低下を抑える働きがある事が明らかになっています。

筋肉痛の軽減にも

筋トレのような強い刺激が筋肉に加わるような運動を行うと、糖が乳酸に分解されてエネルギーが作られる過程で水素イオンが放出され、それによって筋肉中のpHが酸性に傾きます。

乳酸

筋肉は弱アルカリから中性の状態で最も活発に機能するため、酸性になると筋肉細胞内の筋小胞体からのカルシウムイオンの放出が妨げられるなどして、収縮しにくくなる事が明らかになっています。

体にはpHを一定に保つ働きがあるのですがイミダゾールジペプチドには、それを助ける働きがあり、pHが酸性に傾くのを防ぎ、トレーニングをより長く継続できるようにする効果が期待されています。

さらには、トレーニング後の筋肉痛の軽減に効果があるという研究結果も発表されています。

自律神経の回復も

ハードなトレーニングを行うと、乱れた呼吸や心拍、血圧、体温などをコントロールしている自律神経も疲労するのですが、自律神経が疲れると不眠や心身の不調につながる恐れがあり、この自律神経の疲れにもイミダゾールジペプチドは効果を発揮すると言われています。

ポリフェノールやビタミンCなど、活性酸素に対して高い抗酸化力を示す成分は他にもあるのですが、それらは摂取後数時間しか体内に残らず、自律神経の中枢がある脳にはほぼ届かないと言われています。

対して、イミダゾールジペプチドは消化吸収されて、β-アラニンとヒスチジンという2つのアミノ酸に分解され、血液の流れに乗って体の各部位に送られ再合成されます。

血流

つまり、イミダゾールジペプチドは脳を含む各部位に運ばれた時点で疲労回復効果を最大限発揮できるように働く仕組みとなっているというわけです。

摂取の目安

イミダゾールジペプチドが効果を発揮するには200~400mgの量を毎日摂取するのが最適とされていますが、それを手っ取り早く実現するのは鶏むね肉です。

むね肉

およそ100g中に200mg分のイミダゾールジペプチドが含まれているとされていますので、毎日100gの鶏むね肉を摂るのが目安になります。

継続摂取がおすすめ

実験結果によると、イミダゾールジペプチドの効果が発揮されるのは摂取数日後から2週間後以降と言われていますので、毎日継続して摂取するのがおすすめです。

カレンダー

最低でも2週間継続して摂取する事で効果がはっきり分かるようになるはずです。さらには継続期間が長くなればなるほど、より疲労に強い体になっていく効果も期待されますので2ヶ月3ヶ月と出来るだけ長く継続してみてください。

継続は力なりですね。

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