What an Interesting World

日々の気になるトピックについてあれこれと役立つ情報を提供するサイト

お祭り男、宮川大輔も参戦したオーストラリアのペニー・ファージング・チャンピオンシップとは?


皆さんは古い自転車の形「ペニー・ファージング」をご存知でしょうか?日本ではオーディナリー型とも呼ばれるこの古いタイプの自転車はその特徴的な見た目から興味を惹きつけられる人も多いのではないでしょうか?

現代においてはまず見かけることはないのですが、実は毎年の風物詩としてこのペニー・ファージングを使ったレース大会が開催されているのはあまり知られていません。

2018年大会には日本から「世界の果てまでイッテQ!」のお祭り男、宮川大輔も参戦したこの一大イベント、そこではどのようなレースが行われているのか?少し覗いてみることにしましょう。

番組内では放送されないであろう、観客の映したお祭り男、宮川大輔のレース映像なんかも合わせてご紹介します。

スポンサーリンク

エバンデールの町

オーストラリア大陸の南方にはタスマニアデビルの生息地として有名なタスマニア島があり、その北部に位置するのがエバンデールという町です。オーストラリア大陸の南部 タスマニア島

赤く示されているのがタスマニア島です。

そしてタスマニアデビルはこちら。ちょっと不機嫌そうな困り顔が愛らしいですね。タスマニアデビル

2006年の統計ではエバンデールの人口は1000人ちょっとと小さな町で、古い町並みがそのまま残っており、日曜日に開かれる市、エバンデールマーケットも名物の一つに数えられています。

そして毎年2月になると、ペニー・ファージング愛好家たちが集まって行われる、一種のお祭り的レースイベントが開催されます。

それがナショナル・ペニー・ファージング・チャンピオンシップ(National Penny Farthing Championship)です。

ペニー・ファージングとは?

ペニー・ファージング(Penny Farthing)とは、1870年代、80年代に流行した大きな前輪を持つフォルムが特徴的な自転車のことで、現在よく見られる形のチャーン付きの自転車(セーフティー型)がメジャーになる以前では、その当時の先端技術を詰め込んだ仕様によって快適な乗り心地でありながら、最もスピードの出る自転車として大いに普及していました。自転車 ペニー・ファージング

ギア(ギヤ)なんて概念はまだありませんでしたので、車輪を大きくすれば大きくするほどペダル一漕ぎで進める距離が長くなり、スピードがより出せるという事で前輪が巨大化したんですね。大体1.5m (60インチ)ぐらいを限度に作られていたようです。

ペニー・ファージングに乗るとまるで馬に乗って移動しているような景観が得られるため、それも広まった理由の一つだそうです。

スポンサーリンク

ペニー・ファージングという呼び名についてですが、イギリスの1ペニー硬貨とファージング(1/4ペニー)銅貨から付けられたとされています。大きなペニー硬貨が小さなファージング銅貨を引っ張っているように見えるでしょうか?ちなみにファージング銅貨は1961年に廃止されています。ペニー・ファージング銅貨と自転車

このペニー・ファージングの最大の弱点は大きすぎる前輪のために乗り手の足が地面につかず、重心が高いのでブレーキをかけようものなら慣性の力が強く働いて前に飛び出してしまうというものが挙げられます。そのためブレーキ無しの仕様が通常で、一応申し訳程度にブレーキがついているものもあるそうですが、まず危険なため使われないそうです。ペニーファージング自転車で転倒

先ほど現代風の自転車のことをセーフティー型と呼ぶとご紹介しましたが、ペニー・ファージングの危険すぎる弱点を克服し「安全である」ということでこの名称が与えられたというわけですね。

ペニー・ファージング・チャンピオンシップ

エバンデールの地で開かれるペーニー・ファージングによるお祭りイベントは1983年にスタートし、今ではオーストラリア全土はもちろんのこと、英国、アメリカ、アイルランド、オランダ、ドイツ、スウェーデン、ニュージーランドなど世界中から愛好家たちが集まる大きな催しとなっています。

参加者の国籍については一応、日本も記載されているのですが、お祭り男、宮川大輔以外にも過去に日本の参加者はいたのでしょうか?

こちらが2018年大会のチラシ。2018年2月24日に開催されていますね。ナショナル・ペニー・ファージング・チャンピオンシップの2018年版チラシ

大会公式HPによると「世界一大きな規模のペニー・ファージングレースイベント」としてギネスに認定されているそうです。

スポンサーリンク

レースでは町の中を周回する形でサーキットが作られているため、いわゆる市街地コースを走ることになります。周回数は4周で合計1マイル(1.6km)を走り切って先頭ゴールを目指してデッドヒートが繰り広げられます。成績上位者8名による決勝でチャンピオンを決定するようです。

2008年からはタイムも計測されているようで、大会記録は2016年大会で記録された3分18秒72になっていますね。時速にすると約29km/h。なかなかのスピードで駆け抜けてます。

レース区分は性別、年齢別で分けられており、女子レース、16歳以下、50歳以上、60歳以上、70歳以上の区分なども設定されています。初心者用レースの設定(初心者は400mコースを2周)もあるようですね。

お祭りに参加するには入場料を支払う必要があり、大人12豪ドルとなっています。16歳以下については無料で楽しめるイベントとなっています。

レースイベントは他にもスローレース(最後にゴールした選手が優勝)、スラローム競技、200m短距離、4人1チームによるリレー、バイアスロン(ラン、バイク、ランの複合レース)、エリミネーション(ラップごとの最後尾が脱落)、障害物レース(自転車を担いだり、走ったり)なども開催されていますね。

こちらが大会公式HP – Evandale Village Fair and National Penny Farthing Championships

イベントの様子

では実際のイベントの様子を見てみましょう。

2018年大会には「世界の果てまでイッテQ!」のお祭り男、宮川大輔が参加していますが、観客の撮影した映像にもバッチリと半被姿が映っていますね。前を走って撮影するスタッフさんの姿もありますね。ゼッケンは40番になってます。

こちらは2017年大会の映像。スラロームや女子レース、表彰式の様子、その他のパレードイベントなども映像に収められていますね。

こちらが2016年大会の映像。

 - エンタメ

スポンサーリンク