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大坂なおみが目指す「サンシャインダブル」達成とは何か?過去の女子達成者は?


3月に開催されるBNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ・オープン)、マイアミ・オープンの2大会を連続で優勝することをテニス界では「サンシャインダブル」と呼ぶのですが、これまでこの偉業を達成したのは男女通じて10名のみ。

特に女子選手に限っていえばサンシャインダブルの達成者は女子テニスの歴史上3名のみ。全員が世界ランキング1位経験者となっています。

そして2018年のBNPパリバ・オープンを制した日本の大坂なおみはこの偉業の達成に挑みます。

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女子のサンシャインダブル達成者

マイアミ・オープンを過去8度制しているセリーナ・ウィリアムズですら、同年のBNP・パリバ・オープンはどうしても優勝できず、1999年のBNP・パリバ・オープンでは優勝を果たしたものの、マイアミ・オープンは準優勝に終わり、サンシャインダブル達成とはなりませんでした。それほど高い難易度を誇る偉業というわけですね。その他、モニカ・セレシュ、マルチナ・ナブラチロワ、クリス・エバーと、男子ではラファエル・ナダルも未達成となっています。

シュテフィ・グラフ (1994年、1996年)

インディアンウェルズ・オープンでは2度の優勝、マイアミ・オープンでは5度の優勝を誇るドイツのレジェンドプレイヤーであるシュテフィ・グラフは1994年にサンシャインダブルを達成し、女子選手としては史上初の達成者になりました。シュテフィ・グラフ 1994年 サンシャインダブル

当時、インディアンウェルズ・オープンの女子大会はエバート・カップ(Evert Cup)という名称で呼ばれる大会でした。

インディアンウェルズ・オープンでは一度もセットを失うことも無く、大会を通じて16ゲームを奪われたのみという圧倒的な内容で優勝。

続くマイアミ・オープンでは前年1993年の準優勝の雪辱を晴らすべく、決勝まで1度もセットを失うことなく順調に勝ち進みました。決勝ではソ連(今のベラルーシ)出身のナターシャ・ズベレワに第1セットを奪われる苦しい立ち上がりでしたが、第2セットを6-1、ファイナルセットを6-2と圧倒して、逆転でタイトル獲得。これがマイアミ・オープンでの初優勝でもありました。

1996年にも自身2度目のサンシャインダブルを達成して、複数のサンシャインダブル達成は男女通じて初となる快挙でした。

ちなみに複数のサンシャインダブル達成は男子のロジャー・フェデラー(2005年、2006年、2017年)、ノバク・ジョコビッチ(2011年、2014年、2015年、2016年)と女子ではシュテフィ・グラフのみが達成している大記録です。

キム・クライシュテルス (2005年)

ベルギー出身のキム・クライシュテルス(英語読み:クリスターズ)はグランドスラム大会4度の優勝を誇るプレイヤーですが、サンシャインダブル達成は2005年のことでした。

2004年5月以後に左手首を痛めて長らくツアー戦線を離れ、その影響で2005年シーズンスタートには世界ランキング133位と大きく順位を落とした状態でインディアンウェルズ・オープンに挑みました。

大方の予想を裏切り、準決勝ではエレーナ・デメンチェワ、決勝では第1シードのリンゼイ・ダベンポートを破って見事な復活優勝を遂げます。

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以下の動画は2005年インディアンウェルズ・オープン決勝 キム・クライシュテルス vs リンゼイ・ダベンポート戦の試合動画です。

続くマイアミ・オープンで、その勢いは止まるどころかさらに勢いを増し、当時の世界ランキングトップ5のうち4人の選手(アナスタシア・ミスキナ、エレーナ・デメンチェワ、アメリ・モレスモ、マリア・シャラポワ)を全てストレートで破って優勝という驚異的なパフォーマンスでトーナメントを席巻、女子選手として2人目のサンシャインダブル達成を果たしました。

以下の動画は2005年マイアミ・オープン決勝 キム・クライシュテルス vs マリア・シャラポワ戦の試合動画です。

また、2005年にキム・クライシュテルスは自身初のグランドスラムタイトルを全米オープンで獲得しています。

ビクトリア・アザレンカ (2016年)

ベラルーシ出身のビクトリア・アザレンカ(愛称:ヴィカ)は全豪オープンを2度獲得(2012年、2013年)していますが、サンシャインダブル達成は2016年のことでした。

以下の動画は2016年インディアンウェルズ・オープンとマイアミ・オープンのハイライト動画です。

2014年、2015年と足の怪我に苦しみ、世界ランキングを大きく落としていましたが、2016年には復活の兆しが見え、インディアンウェルズ・オープン決勝ではセリーナ・ウィリアムズをストレートでねじ伏せて自身2度目となるインディアンウェルズのタイトルを獲得。

続くマイアミ・オープンではガルビネ・ムグルサ、ジョアンナ・コンタ、アンゲリク・ケルバーと破って決勝の舞台に立ち、決勝ではスベトラーナ・クズネツォワを破って自身3度目となるマイアミのタイトルを獲得し、女子3人目のサンシャインダブル達成者となりました。

ちなみに、この時のビクトリア・アザレンカにはコーチとしてサーシャ・ベイジンが帯同していましたが、2018年現在では大坂なおみのコーチングに携わっていますね。

 - テニス

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