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相席屋はシステムのせいで街コンより行く価値無し?体験談+検索トレンドから分かる先細り感


男女の出会いの場としてたまに街で見かける相席屋の看板。タダ飯目当てのハズレばかりなんて悪い噂ばかりを耳にするので敬遠していましたが、友人に誘われてとりあえず行ってみるかと入店したのが運の尽き・・・。実際に体験してみてそのシステムの問題点に愕然としながらこの記事にまとめておこうと思います。また、改めてどの出会いが一番トレンドなのかをGoogle検索トレンドで比較分析してみた結果についても。

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相席屋 上野店

34歳という年齢で相席屋に向かうのもどうかと思いますが、10年以上の付き合いでこれまで何度も街コンや合コンに連れ立ったある意味“戦友”と言える間柄の2人で「相席屋 上野店」に向かう事に。

なぜこのお店を選んだのか?というポイントについてですが、単純にグーグルさんのレビューで幾分かマシなコメントがごく少数でもあったからというのがその単純な理由です。※あくまで“幾分か”というだけでどの店舗もクソミソコメントが定型文になっていますがw

東京都内にある相席屋を検索してみると特に池袋、新宿、渋谷などの若い世代が特に集まりそうなエリアの店舗に関してはタダ飲み、タダ飯目的だらけ、サクラが多いなんて情報がどんどん出てくるのでまず除外。

その他にも客層などを考えて上野辺りが無難かなと。

そう思ったんですが・・・。

1組目から・・・

さて、現地に到着したのは18:00過ぎという時間帯。

これまで地方の相席屋に何度か行ったことがあるという相方から「少し早い時間帯に行った方がすぐに席に通されるから良い。」というアドバイスがあったのでそれに従って少し早めですね。

入り口で料金やシステムについて簡単な説明を受けた後はすぐに席に通されました。

その時点で店内の込み具合は6割ぐらいでしょうか。

よく分からない「相席屋に乾杯!」とかいうフレーズを言うように催促されて店員さんの音頭で乾杯スタート。

1組目はK-POP好きのカワイイ系とEXILE系好きのキレイ系で2人セットみたいな感じ。美容系の学校に通っている専門学校生みたいですね。

外見的には当たりでしたが、ウチの相方はもっと清楚なタイプが好みなのでこの時点でチェンジ一歩手前。

ただトークのノリが微妙なので突っ込んで聞いてみると「彼氏持ち」という事が判明・・・。

普通に通っている学校で知り合った人と付き合っているという聞こえ上は健全な出会いをしてらっしゃるw

この時点で入り口で説明されたシステム通りに、店員さんに速攻で席替えしてもらうようにリクエスト。

「いきなりこれかよ・・・。」なんて思いながら開き直って色々聞いてみると、この後に予定があるのでそれまでの繋ぎで来たとの事。

早めの時間帯だと夜の予定までの暇つぶしに来ている暇つぶし客に当たる可能性があるのかもしれませんね。

適当にその場のトークを盛り上げて「早く代わんないかな?」なんて思っていても結局チェンジまでに要した時間は約40分・・・。

いきなり出鼻をくじかれた形ですが、容姿は悪くなかったのがせめてもの救い。

2組目はまさかの・・・

という事で2組目へ。

席に座った瞬間にドリンクを取りに行って席を外す女の子2人ですが、もう見た目から既にアウト。

誰も指名し無さそうな田舎のキャバ嬢みたいな雰囲気の子と何だか見た目がトリッキーな感じの2組・・・。

当然すぐにチェンジ申請。

席に2人が戻って来た所で改めてトークを始めると何とよりによって2組目も「彼氏持ち」・・・。

これと付き合ってる男がいるのか!?何か珍獣ハンター的な職業か罰ゲームの類か?なんて想像も働きますが、どこで出会ったか?なんて突っ込んで聞いてみると「マッチングアプリ」という答え。

しかも「相席屋で出会いなんて無いですよ?アプリの方がおすすめ。笑」と抜かしやがるw

悔しいですが全くその通り。

来ている客がアプリで出会ってるなんて言うようじゃココで出会うわけないですよねw

出会いはアプリで、タダ飯は相席屋でというわけですね。

2組目も速攻で席替えしたかった所ですが、結局ここでもチェンジまでに要した時間は約40分・・・。

ああ~無駄な時間が過ぎて行くw

それでもシーンとした雰囲気には耐えられないのでトークで盛り上げてしまうのが悲しい性ですね。

コッチがチップをもらいたい気分。

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3組目はいきなり・・・

そうして3組目ですが、ここは席が空くのを待っていて今席に通されたばかりという2人組。

チュウチャウ犬っぽい考えようによっては愛くるしい見た目の子と、今日イチでバランスの良いまともそうな子という2人組。

もう「彼氏持ち」とかいう呪いのワードは聞きたくないので、席に着いた瞬間に「何目的で来てるの?」と聞いてみると、

「スマホの充電。」

とズバッと一言・・・。

ちゃぶ台だったら豪快にひっくり返している所ですが、そこは大人の対応で速攻でチェンジ申請w

ちなみにスマホの充電ケーブルはお店から借りられるシステムですが、ケーブルは大人気みたいでどこもかしこも充電している様子。そういえば1組目、2組目もスマホ充電してたなw

しかも席に用意されているコンセントの充電端子がユルユルなので一向に充電されず、仕方ないので店員さんにスマホを預けて充電してもらうという荒業に出る女の子。

もはや連絡先交換する気なんか毛頭ないって意味ですよねw 端子はユルユルでもそっちはガチガチに固い。

さらにトークが進むと「彼氏持ち」・・・。いやもういいよ?

2人とも看護師さんだそうですが、はいはい良かったね。

相席屋ってホントに相席して適当なトークを楽しむだけの場なんですねw

トークの流れで「何か落ち着いてる雰囲気だね?」なんて向こうから言われましたが、

「いや。今すぐ帰りたいだけだから。」とは言い出せずw

ココでも結局40分が経過してこの時点で入店してから2時間。

もう席替えすらこりごりなので3組目が終わった時点でレジにて清算。

2人して払った金額は12613円也。

一人頭6000円払って何も得られないという散々な結果に。

うーん。相席屋終わってますねw

今回相席した相手は20代前半ばかりでしたが、コチラの年齢は特に言っていなかったので年齢差からすぐにシャットアウトされたわけでは無いかなと思います。

では、コチラも同じぐらいの20代前半であれば何か変わるか?と言われればちょっと微妙・・・。

サラッと「彼氏持ち」と悪びれもせずに言ってしまうのは悪質なサクラの類とはちょっと違うのでまだマシな気もしますが。

また、検索ワードと少し関連しますが、相席屋と一緒に検索されがちなワードとして「お持ち帰り」というものがありますが、

これはお持ち帰りするか、お持ち帰りされるか?という所で戦っている人たちがいるという意味でもあるので、

そんな一夜限りの関係は特に求めていない人には相席屋は合わないかもという意味だったりもw

相席屋のチェンジシステムは最悪

さて、相席屋は最悪と言うのが私のシンプルな感想ですが、

つい先々週に久しぶりに行ってきた恵比寿街コンでは参加費7200円の金額を払って8組、計20人とLINE交換をしてそのうちで後に繋がったのが4人なのでよっぽどそっちの方が収穫があったと言えそうですね。※ちなみに相手の年齢は20代中盤から後半が大半

相席屋だともはや連絡先交換なんて言葉すら出て来ない程にハズレばかりに撃沈し続けたので今回のケースはよっぽどだと思いますが、そもそも相席屋と街コンだとグループチェンジのシステム自体に大差があります。

どちらも参加した経験があれば誰でも分かると思いますが、街コンだとグループチェンジで順々に総当たり的な感じで組み合わせを変えていくので「今の子たちはハズレだったけど、次の子たちは当たるかも?」という淡い期待が持てるんですよね。

しかも8組もチェンジを繰り返せばどこかで当たりを引く可能性も自ずと高くなるハズ。

ところが・・・。

これが相席屋だと、チェンジするとどこかの男性グループがチェンジした組と相席させられる可能性が高いという所が大きな違い。

意味分かりますよね?

「はい。こいつらアウト。」と判定されたハズレの子たちがこっちに回って来やすいわけですw

こうなるともうチェンジ地獄。

新規で入って来る子たちに上手くハマれるかどうかも活路の一つですが、今回私たちが当たったのは充電目当ての彼氏持ちでしたしねw

さらに、街コンだとチェンジのタイミングで運営側の呼びかけに従ってLINE交換が必須みたいな空気に勝手になるのですが、相席屋ではまずあり得ません。これは大きな違い。

とりあえず後日LINEで連絡してみると、あの場ではイマイチだったのに意外と次につながるなんてラッキーも無い訳ですし。

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検索トレンドで見てみると?

とここまで実体験をご紹介しましたが、

世間的に各出会いの手段がどれだけ注目されているのかが気になったのでGoogle検索トレンドを使って深読みしてみると、

街コン、相席屋、マッチングアプリ、合コン、婚活をグーグル検索トレンドで比較

クリックで拡大

キーワードは「街コン」「相席屋」「マッチングアプリ「合コン」「婚活」で設定していますが、幅広い年代に訴求出来ている「婚活」がキーワード的に最も強いという事が分かりますね。

時代を遡ると2008年頃には「合コン」が男女の出会いの場として認知されていましたが、2009年に入ると一気に「婚活」のキーワードが急上昇。

そこからは右肩上がりに伸びて行って、2019年7月現在では圧倒的な差をつけて世間的な認知を得ている事が分かります。「婚活」だと広い意味に捉えられるので当然と言えば当然。

これを見ると「相席屋」に関しては2015年にピークがあったものの、そこからはどんどん先細りしているのが分かります。

しかもそのピークですら既に下火になりつつあった合コンよりも遥かに低いテンションでのピーク。そりゃ複数店舗に展開しているとはいえ、イチ会社がやっているお店の看板ってだけなので訴求力が低いのも当たり前。

ただ、この比較グラフを見ると一時期のピークは過ぎたものの意外と「街コン」は悪くない訴求力を持っている事が分かりますね。

「合コン」も「街コン」も総じて先細り感がありますが、ある一定の所でキープをしている様子で、ある程度は検索されているんですね。

そして注目なのが「マッチングアプリ」の存在。

これについては以下の比較グラフ。

2018年7月~2019年7月と最近1年間のトレンドのみに注目した結果ですが、

街コン、相席屋、マッチングアプリ、合コン、婚活をグーグル検索トレンドで比較 その2

クリックで拡大

2019年に入ってからは「マッチングアプリ」がかなり伸びてきている事が分かります。

2018年7月の時点では「相席屋」よりも下回る数値でしたが、2019年7月現在では「合コン」をも凌ぐ事に。

そして全体的な傾向として面白いのが、

これらの5つのキーワードに割と共通するのが、

1月、5月、11月に毎年ピークがある

という事。

1月は年の切り替わりのタイミングで出会いを求める人が増え、5月はゴールデンウィークで出会いを求める人が増え、11月は12月のクリスマスに向けて出会いを求める人が増えという事なんでしょうね。

さて、色々と書いてきましたが結論はというと・・・

“先細りの相席屋に行くぐらいなら、それでもマシな街コンを探すか、今ならマッチングアプリもトレンドでアリ”

という事でいかがでしょうか?

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