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一番ホコリが舞う日常動作ランキングは?掃除機をかけるベストタイミングは意外な○○直後?


気付かない間に溜まる家のホコリ。毎日掃除をしていても生活している以上すぐに溜まってしまってお悩みの方も多いハズ。ということで喘息持ちの方やハウスダストアレルギーの方は特に要チェック「一番ホコリが舞う日常動作ランキング」をテレビ番組で大実験。また掃除機をかけるベストなタイミングとは?

そんな家のホコリに関する疑問について20年4月19日(18日深夜)放送のテレビ朝日系 「ポルポ」の内容をご紹介します。

※あくまでテレビ番組のイチ実験結果ですので一つの参考に。

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ホコリの正体は?

解説を務める環境管理士の松本忠男さんによると、ホコリの主な成分は、

  • 布団や洋服の繊維クズ
  • 髪の毛、体毛などの毛
  • 皮脂・フケ
  • ダニ・ダニの死がい
  • カビ・菌・ウイルス

これらが環境・場所によって混ざり合ったものを総称してホコリ。

場所ごとで見てみると、

  • 寝室 – ダニ・ダニの死がいが多め
  • キッチン – 食べかす、油分を含んだホコリ
  • リビング – 皮脂・フケが多め

ちなみにホコリが成長していくペースを定点カメラで観察してみると51時間で1.7cm(重さ1.3g)のホコリが誕生。

在宅時間の長さにも影響するので一概には言えませんが、1日おきの掃除だとハッキリと「汚れている」と言えるレベルになってしまうんですね。

綺麗好きで毎日掃除しているという人でも、目に見えていないだけでかなり汚れているというのが真実。

特に壁際や角などは特にホコリが溜まりやすいポイントで、これは壁に向かってホコリを乗せた風が当たる事でホコリが壁際に落ちるため。

また、テレビ台の周囲も誇りが溜まりやすいポイントの一つですが、これはモニター上に発生する静電気に吸い寄せられたホコリが周囲に落ちるから。

物ぐさな人でもせめて壁際やテレビ台周辺だけでも毎日掃除したいものですね。

そして見落としがちなホコリが溜まりやすいポイントとしては、

  • パソコン周辺
  • おもちゃや小物の隙間 
  • エアコンのフィルター

特にパソコン周辺はモニターの静電気や、キーボードは凹凸があるためこまめに掃除が必要。

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一番ホコリが舞う日常動作ランキング

ではここからが本題となるホコリ大発生ランキング。

ホコリを可視化する高感度カメラ(高輝度グリーンライン光源 レーザークリエイト)を使用して10の動作を観察してみた結果は、

第10位 イスに座る

第9位 帽子をかぶる

第8位 ソファーに座る

座る時の体がホコリを抑えつける効果があるので比較的ホコリが舞いにくい動作。

第7位 服を着る

実験に使用したのは秋冬用のダッフルコート。第5位の脱ぐ動作に比べて内向きの動作が多いために意外とホコリは出ないという結果に。

第6位 ティッシュを取る

第5位 服を脱ぐ

実験に使用したのは秋冬用のダッフルコート。服を脱ぐ行為は腕を外に向けて大きく動かしたりして、外向きの動きが多くなりやすい動作なので外へ風が発生してホコリが舞いやすいという指摘。

第4位 マットを敷く

実験に使用したマットは毛足が長いタイプだったために凸凹部分に多く、繊維の隙間に入り込んでいたホコリが舞ったせいで意外に要注意な行動。

第3位 服をたたむ

服を広げる動きでホコリが舞いやすく、たたむ動きでさらにホコリが舞うというダブルコンボ。

第2位 布団をかける

布団自体の面積が大きいというのが最大の要因。面積が大きければその分だけ表面に多くホコリが付着していて、大きな布団を動かせばそれだけ動作も大きくなるのでホコリが大量に舞う事に。

第1位 濡れた洗濯物を叩く

特にバスタオルなどはパンパンと叩いたり、バンバンと豪快に振りたくなる気持ちも分からなくもないですが、そんな事をしてしまうとホコリが大発生。しかも注目してもらいたいのが「濡れた洗濯物」という点。濡れているとホコリが舞いにくいイメージがあるかもしれませんが大間違い。

洗濯直後でも細かいホコリというのは洗濯物に絡みついているのが普通なので、洗濯で取りきれなかったホコリが叩く動作で一気に舞うんですね。洗濯物を詰め込み過ぎて洗うと余計にホコリが取れにくくなるので入れ過ぎ注意。

そして、洗濯の時にゴミ取りキャッチャーのホコリが洗濯中の服に付くのもポイント。服につくホコリを減らす為にもゴミ取りキャッチャーはこまめに掃除するのがオススメ。塊になったホコリを手で取り除くだけではなく、掃除機で入念にホコリを吸い取っておきましょう。洗濯機を回す前にはまず「ゴミ取りキャッチャーの掃除をしてから」と覚えておきましょう。

ちなみに乾燥機をかけた後の洗濯物についても、乾燥機内で静電気が起こるとホコリが吸着するので要注意。

掃除機をかけるタイミング

0.01mmという標準的なサイズのホコリが1m落ちるのにどのくらいの時間がかかるのか?というのはご存知でしょうか?

数分で落ちてしまうかと思いきや答えは、

9時間

という事は一度宙に舞ったホコリは延々と部屋の空気中を漂っているという意味ですよね。

つまり掃除機をかけるのにベストなタイミングは9時間ほどジッとした後。9時間ほど部屋内の動きが無ければ空気中を舞ったホコリが全て床などに落ちているハズなのでそのタイミングを見計らうべき。

となると寝起きに静かに布団から抜け出して掃除機をかけるのが一番良さそうですよね。

また、どこか出かけた後、帰宅したタイミングも狙い目と言えるでしょう。

というわけで以上、家のホコリについて番組で紹介された内容についてでした。

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