読み聞かせや掛け合いが楽しい人気の乗り物系絵本おすすめリスト14選。対象年齢別
幼いころ、誰でもお気に入りの絵本があったのではないでしょうか?私もお気に入りの絵本がいくつかあり、ボロボロになっても何回も繰り返し読んだのを今でも覚えています。こどもの日、お誕生日、クリスマスなどの記念日にプレゼントは何にしようか迷っている方は是非、絵本を贈ってみてはいかがでしょうか?
いつの時代もお子さんの興味を惹きつけてプレゼントにぴったりな乗り物をテーマにしたおすすめの絵本を対象年齢別に14選ご紹介します。読み聞かせや掛け合いが楽しい絵本についての補足もあります。
スポンサーリンク目次
0歳から1歳児向け
1. 「バスがきました」
男の子、女の子どちらも楽しめるバスの絵本で絵本棚で見かける率の高い定番作品ですね。
ストーリー展開は、動物を模したバス停に、これまた動物を模したバスが繰り返しやってくるシンプルなものです。
まるで童謡をそのまま絵本にしたようなリズミカルな内容になっていますので、読み聞かせにもぴったりです。
6ヶ月から1歳ぐらいまでがメインの対象ですが、2歳ぐらいまでは十分カバー出来ます。
2. 「のせてのせて」
有名絵本作家、松谷みよ子さんによる名作あかちゃんシリーズの中の1つ。
ストーリーは分かりやすい繰り返しの展開で、擬声語が多く出てくるのが特徴です。特にトンネルが効果的に使われているのでワクワク感をより一層高めてくれます。
ただし、絵柄の好みが分かれるので、なんだか「怖い」ような印象で避けてしまうお子さんもいるという点は注意が必要です。
絵柄にすんなり馴染めば、あかちゃんシリーズの他作品もおすすめですよ。
3ヶ月から1歳半ぐらいまでが対象ですが、特に1歳ぐらいが一番のメインです。
2歳ぐらいになって急に興味を持ち出す事も多いようです。
3. 「ポンポンおふね」
「ポンポンポン」などの擬声語がリズミカルで、効果音をベースに物語が進んでいきます。
音に反応を示すお子さんが多いようですので、お子さんと一緒に声を出しながら是非読んでみてください。
3ヶ月ぐらいから1歳がメインです。 2歳ぐらいになると音だけではなくストーリー展開も一緒に楽しめるようになってきます。
4. 「とどくかな」
「とどくかな?」「とどいた!」の掛け合いの繰り返しが心地よい絵本です。
消防車やクレーン車はお子さんの興味の対象としては今も昔も変わらないんですね。
男の子はもちろんですが、女の子もとても楽しめる内容となっています。
1歳ぐらいになってから徐々に楽しめるようになってくるようです。
2歳、3歳になって読むと親子の掛け合いで読んでみたりとより一層楽しめるようになってきます。
5. 「がたん ごとん がたん ごとん」
絵本棚に常備されてるような定番作。
古本屋で100円で売られている事も多いのでそのくらいメジャーという事でしょう。
発行が1987年ですから約30年前の作品ですが、絵柄に古さを感じさせないカワイイ絵本です。
走る汽車が主人公ですが、登場するのはコップやスプーン、バナナなどお子さんに馴染みのあるものばかりなので、実物を見て「これ絵本に出てくる!」や反対に絵本を見て「これ家にもある!」 なんていうリアクションがきっとあることでしょう。
早い子では3ヶ月ぐらいから2歳ぐらいまでと幅広く楽しめます。 それまでは全くだったのに、2歳ぐらいから急にお気に入りになったりする子も多いようです。
1歳から2歳児向け
6. 「いろいろバス」
カラフルなバスが登場するために色のお勉強にもぴったりな一冊です。
見た目のインパクトが印象的ですが、ストーリー展開にアクセントが付いているので大人でもかなり楽しめますよ。
1歳、2歳ぐらいから楽しめますが、5歳ぐらいになってくると展開のダイナミックさが更に興味を惹きつけることでしょう。
意外にも大人向け絵本と言う側面も。
7. 「ピン・ポン・バス」
バスの運転手さんの優しさがしみじみと感じられる作品です。
バス以外の描写もとても細かく描かれているので、目に楽しい絵本です。
発行が1996年のため、昭和的なエッセンスが随所に出てきますので、 ご家族も懐かしさを感じながら一緒に楽しめます。「お母さんやお父さんの時代はこうだったんだよ?」なんて所からおしゃべりにも発展しそうな面も。
2歳ぐらいが一番楽しめそうですが、5歳までは十分カバーできます。
2歳から3歳児向け
8. 「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」
移りゆく風景と季節が電車旅をしているように楽しめます。
乗客それぞれも細かく描かれていますので「この人はどんな人かな?」なんて想像しながら楽しむことも出来ます。
電車ならではの折り返し運転や穴の開いたトンネルなど楽しい仕掛けもついてますので、お子さんの好奇心を刺激しますね。
2歳、3歳がメインですが、1歳ぐらいから6歳ぐらいまで成長と共に、より深く楽しめるようになってきます。
9. 「せんろはつづく」
目の前に次々に出てくる障害をチームワークで解決していく、線路作りがテーマの絵本です。
まるで保線マンになった気分でプラレールを遊んでいる感覚になりながら楽しめます。ちょっと大げさかもしれませんが、問題解決能力やチームワークの基礎も学べます。
ストーリーがリズミカルに繰り返されるので1歳ぐらいから楽しめます。 3歳ぐらいになってくると会話をしながら楽しめるようになっていきます。
3歳から4歳児向け
10. 「ざっくん!ショベルカー」
はたらく車が大好きなお子さんにぴったりです。特にショベルカーが大活躍します。
アームの先端に取り付けられるアタッチメントも色んなものが登場しますので工事現場を見学している気分で楽しめます。
対象年齢は3歳、4歳がメインです。1歳ぐらいでも楽しめますので早めに買ってみてもいいかもしれません。
11. 「でんしゃがまいります」
80年代後半の新宿駅の一日が細かく描かれていて、密着ドキュメンタリーを見ている感覚で楽しめます。
駅員さんのアナウンスが丁寧に文字起こしされてますので物まねしながら読むことが出来ます。
しっかりと筋道だったストーリーがあるわけでないので、ページを開いてお子さんと掛け合いをしながら楽しんでみてください。
3歳から5歳ぐらいまでがメインです。
大人向けとしては昔の新宿を思い起こしたり、こんな時代だったのか~なんて思いながら一緒に楽しめると思います。
4歳児から5歳児向け
12. 「とべ!ちいさいプロペラき」
主人公のちいさな飛行機が勇気を持って空に飛び立つシーンは、 お子さんがいつか自分で体験する人生の場面と重なることでしょう。
ジェット機とちいさなプロペラ機との会話は、 ちょっと哲学的な台詞があったりと思わず大人でもハッとさせられます。
2歳から5歳まで幅広く楽しめます。特に4歳ぐらいがメインです。
13. 「新幹線のたび ~はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断~」
青森から鹿児島までの新幹線の旅が俯瞰図、パノラマで展開されていく、 乗り物絵本としてだけではなく旅の絵本としても楽しめる一冊です。
各地のランドマークや名物も一緒に描かれていますので地図帳や図鑑のような楽しみ方も出来ますよ。
そして、こちらの本は東日本大震災の直後に出版された絵本と言うこともあって、 失われてしまった風景がそこに広がっていて感慨が深いです。
作者の強い思いから、本書の収益の一部は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の義援金に寄付されます。
2014年に新幹線開業50周年を記念して特大日本地図が付属するDX版も発売されています。
2歳から10歳ぐらいまで様々な用途で出番が多い絵本です。 本格的に楽しめるのは5歳ぐらいからが目安です。
14. 「バムとケロのそらのたび」
絵本作家、島田ゆかさんのバムとケロシリーズの一冊で、 主人公のバムが飛行機に乗っておじいちゃんに会いに旅に出る絵本です。
物語のスタートはなんと飛行機を作るところから。
旅の途中も奇想天外な展開が待っていて最後まで飽きずに読むことが出来ます。 絵の細部も細かく描かれていますので、読むたびに新たな発見があるかもしれません。
シリーズ前後に関わる箇所もいくつか出てきますので、本書がお気に入りになれば他のシリーズもおすすめです。
通常の絵本サイズと小型サイズの2種類のサイズで販売されています。他に読み聞かせ用の特大サイズもあるみたいです。
3歳から5歳までがメインで、2歳ぐらいから6歳ぐらいまで幅広く楽しめます。
いかがでしたでしょうか?読み聞かせているうちにご自身もきっとお気に入りになることに違いない、そんな素敵な絵本たち。お子さんに是非プレゼントしてあげてみてください。きっと夢中になって楽しんでくれると思いますよ。