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夜ランニング「夜ラン」をする女性は気をつけたい。安全なランニングのための8つのポイント。


一日の予定が終わってから、ランニングに出かける夜のランニング。通称「夜ラン」にはメリットが多く、日焼け防止や、気温が比較的低いため走りやすい環境で走れるなどの恩恵を得ることが出来ます。ただし、夜ランには事前にケアすべき危険な点も存在しており、特に女性には注意してもらいたいポイントを8つご紹介します。

安全な夜ランを行うために、走り始める前にしっかりと確認しておきましょう。

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1. 独りで走ることは出来るだけ避ける

夜のグループラン

何か危険があればすぐに手助けしてくれるラン仲間がいれば、夜のランニングはより安心できます。グループで走る事で危険を事前に避けることが出来るという予防効果も望めますね。

一緒に走る事でモチベーションアップにもつながり、継続しやすいメリットも得られますよね。

職場でランニングが趣味の人に声を掛けてみたり、地域のフリーペーパーにラン仲間募集の情報が掲載されている場合もありますね。

有名なランニング系のポータルサイトである「RUNNET」には走友会、クラブメンバーの募集告知が載っていますし、個人の募集も載っています。

走友会やクラブメンバーと聞くとかなり本格的なイメージがあるかもしれませんが、逆に初心者に対して非常に手厚くケアしてもらえる事が多いので、気になるクラブがある場合は一度コンタクトだけでも取ってみてはいかがでしょう?

個人の場合は走るペースが違ったり、逆にトラブルの元になる場合もありますのでこちらは慎重に。

SNSでは「JogNote」が有名どころでしょうか。こちらも不特定多数のコミュニティですので気をつけてご利用ください。

身近にラン仲間がどうしてもいない場合はペットと一緒に走る事も防犯効果が高い為おすすめです。

2. ヘッドホン・イヤホンの使用は避ける

ランニングに集中したいあまりに音楽を聴きながら走りたい気持ちは分かりますが、安全のためには絶対に避けるべきです。

安全のためには周囲の状況に常に気を配ることが大切です。

歩行者を抜いたり、反対に後ろから近づいてくる人の気配には特に気をつける必要があります。

せめて、耳を塞がないこんなイヤホンはいかがでしょう?ambie01ambie02

amblie公式HP – https://ambie.co.jp/

現在大人気の為、初回出荷分は完売で、次回入荷分の予約受付中みたいです。コロコロしたフォルムと優しいカラーリングが愛らしいですね。

もしくはこういったタイプも。

3. スマートフォン、携帯と共に走る

ランニング中のスマホ

ミュージックプレイヤーは必要ありませんがスマートフォン、携帯は必要です。

ランニングに集中するためには煩わしいかもしれませんが必ず携帯しましょう。

緊急の際に連絡を取ったりとメリットが多いため、ややかさばる点は我慢して持ち出すようにしましょう。

防犯ブザーのアプリは緊急の場合はまず上手く使えません。

いざトラブルに巻き込まれた時に冷静にスマホの操作が出来る自信がありますか?

防犯ブザーはスマホではなく専用品を用意するのがおすすめです。

キーホルダー型の防犯ブザーが多いですが、ランニング中は金具と当たってカチャカチャと煩わしいので、テープ留めしたりして揺れ止めを施しておいたほうがいいかもしれません。

不意に紐部分がひっかかって誤作動するケースがありますので紐の長さは適宜調整しましょう。

安いものだと300円ぐらいからありますが、耐久性や音量などを考慮すると安すぎるものは不安ではあります。単3電池を使うものはサイズが大きくなってランニング中に携帯するのは難がありますね。

いざと言うときに作動しないと全く意味がありませんから定期的に作動チェックを行うのも忘れてはいけません。

4. 暗いルートは避ける

夜道

暗い道はもちろんですが、一部だけ暗くなっているような場所も危険なので、できれば避けましょう。

人気のない場所は避けて、歩行者が多く、明るい場所を選ぶのが防犯の基本です。

暗い道を淡々と孤独に走るよりも、街行く人を尻目に颯爽とランニングをするのは気分が高揚してきませんか?

ただし、歩行者や自転車には注意が必要ですよ。

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5. ランニング前には身近な人に連絡をとっておく

lineロゴ

何時に家を出て、何時ごろ帰ってくる予定なのかの時間情報をそれとなく身近な人やラン仲間に伝えておきましょう。

出来れば、何時までに戻らない場合は警察に連絡してもらうように頼んでおけばより安全です。ランニングコースについても合わせて伝えておくとより万全です。

家族やラン仲間のLINEグループなどがあれば、そちらに「何時からランニング予定で何時帰宅予定」のような時間情報を共有しておくのもアイディアです。

例えば、登山の際に登山口のポストや警察へ登山届(登山計画書)を提出するのが登山の基本となっているのは、山岳遭難が発生した場合、捜索救助の際の大切な情報になるからという理由によるものです。これをランニングにも応用するとより安全度が増しますね。

煩わしいかもしれませんが、ランニング日記の一環にもなりますので是非行って欲しいポイントです。何かあってから後悔しないように気をつけるべきですね。

6. 走るルートを少しずつ変える。

run

お気に入りのランニングコースを走りたい気持ちは分かりますが、何度も同じルートを通る事は避けたほうが良いですね。

いくつかのルートのバリエーションを気分によって変えてみると走るモチベーションアップにもつながりますし、不審者に跡をつけられにくくなります。

JogNoteのジョグマップ機能を利用するとジョギングコースを作成してユーザー同士で共有する事が出来ますので、おすすめのコースがないか探してみるのも良いですね。

ただし、新しいコースにチャレンジする場合は、明るいうちにコースを事前チェックして街灯や人通りを確認からにしましょう。初めてのコースで道に迷ったりしたら元も子もありません。

7. 嫌な予感には素直に従う

アラート

何か不審な人物、物音などを感じた場合は即刻、ランニングは中止して帰宅しましょう。

定期的に夜ランを行っていると、どうしてもランニングプラン通りに進めようと固執しすぎてしまいますが、嫌な予感を無視して走り続けるのは危険です。

自分の直感は防犯ブザーの一種だと思って信じるべきですね。

8. 明るいウェア、ライト類で自分を目立たせる

反射材ウェア

カラフルなウェアや反射材・反射板つきウェアを選んで、黒やグレーなどの暗い色のウェアは避けましょう。目立つ服装が基本で派手なくらいが丁度いいです。

また、体や足につけるタイプのライトなどのアイテムも用意できるとより安全ですね。

ダイソーやセリアなどの100均でも販売されている安全反射ベストであれば安全性は非常に高いのですが、デザイン的にちょっと・・・という場合は反射たすきや腕や足に取り付ける反射バンドでも十分機能しますので身に付けるようにしましょう。

季節や気温に関係なく使えるものが便利です。

走っている本人の視点で周りが良く見えている場合は、自分も周りから良く見えているだろうと考えがちですが、これはよくある誤りです。「自分が周りからどう見えているか」を客観的に意識する事が大事です。

防犯の為や何より自転車や車との衝突を避けるためには必ず忘れないようにしましょう。


ランニングに集中しすぎていると油断して、これらの事は簡単に頭から抜けてしまいます。「自分は大丈夫だろう」「まさかそこまでは大げさな」などとは思わずに、これらの8つのポイントを常に肝に銘じて安全な夜ランニングが行えるように気をつけましょう。

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