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ゴッサムシティーの由来の謎などバットマンについてあなたの知らない14の豆知識集


ベン・アフレック監督兼主演による映画「バットマン」の最新作の公開が予定されていますが、1939年に生まれたこの有名なスーパーヒーローは設定上、多くの謎に包まれている存在ですね。とは言え長い歴史を持つフィクション作品のために実はいろんな逸話が残っていたりするんですね。ということでバットマンに関する知られざる14個の裏話や豆知識をご紹介します。

 ※後にベン・アフレックは監督役を降板しており、主演についても保留中で新作映画についても保留となっていますね。

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1. バットマンと呼ばれるトルコの都市がある。

もう少し詳しく言うとバットマン県の中のいわば県庁所在地のような位置づけのようです。

バットマン県のゴッサムという都市名なら完璧だったのに・・・。

バットマン川という近くを流れる川がその由来だそうで19世紀からこのネーミングが使われているそうです。

2. 90年代にバットマンはエボラウィルスと戦ったことがあり、ロビンはウィルスに感染して死の淵をさまよった事がある。

96年に発表された”Contagion” (“感染”の意)という一連のシリーズにおいて、

ゴッサムシティーで蔓延した死のエボラウィルスとバットマンの戦いが描かれました。

まさかロビンがエボラウィルスにやられそうになったとは意外ですよね。

3. バットマンという単語には個人の召使いという意味があるため、アルフレッド・ペニーワースはバットマンの「バットマン」だった。

作中には二人のバットマンが存在していて、バットマンのツーショットも実現していたというなんだか複雑な状況が生まれてしまっています。

4. 96年に発表されたクロスオーバーシリーズの中でバットマンとウルヴァリンは一つのキャラとして描かれ、その名前は「Dark Claw(ダーククロウ)」だった。

この二つの有名なキャラクターはいわばフュージョンしていたんですね。

バットマンは「Dark Knight(闇の騎士)」という異名を持っていますし、ウルヴァリンのトレードマークである爪(claw)を組み合わせたネーミングですね。

流石に声まで混ざってたりはしていないようですが。

5. ベインを演じたトム・ハーディーはクリスチャン・ベールと目線の高さを合わせるために7.5cmのシークレットブーツを履いた。

トム・ハーディーは175cm。対するクリスチャン・ベールは183cmで8cmも差があったんですね。流石にベインがバットマンを見上げるように睨み付けても迫力が出ませんよね。

6. ピーウィー・ハーマンのキャラクターで知られるポール・ルーベンスは92年の「バットマン リターンズ」において、ペンギン(オズワルド・コブルポット)の父親役(タッカー・コブルポット卿)で出演している。

冒頭のシーンで子を捨てる非情な父親役を演じていますね。また、バットマン誕生前のゴッサムシティーを描いたTVドラマ第2シリーズにおいても再度タッカー・コブルポット役を演じる事になりました。

7. 軍隊においてかつて「バットマン」と呼ばれる役職が存在していた。

将校の身の回りの世話をするバットマンと呼ばれる役職があったようで、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどに存在していました。前述の召使いという意味のバットマンですね。

世界中にバットマンが実在していた時代があったんですね。

8. クエンティン・タランティーノ監督はバットマンについて「そんなに面白くないキャラクターだ」と語ったことがある。

インタビューでそう語ったそうですが、映画オタクであるタランティーノ監督には役柄の幅の狭いキャラクターであるという評価だったようです。

9. “Batman Fights Dracula” という幻の映画がある。

67年にフィリピンで製作されたタイトルの映画ですがDCコミックスの認証を得られていないため、幻の映画となっています。

ちなみにバットマンとドラキュラの戦いは91年発売の “Batman & Dracula: Red Rain” で描かれていて、2005年には “The Batman vs. Dracula” というタイトルでアニメ映画にもなっているようです。

実はバットマンはドラキュラ伯爵と何度も戦っているんですね。

10. バットマンのマントはレオナルド・ダ・ヴィンチの飛行機械のスケッチをモチーフとしている。

バットマンのイメージコンセプトは様々なモチーフがあるようですが、

あの偉大な万能人であるダ・ヴィンチにも影響されていたとは驚きです。

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11. バットマンの正体がブルース・ウェインだと知っている登場人物は数え切れないほどいる

謎めいたバットマンの正体ですが、実は執事のアルフレッド・ペニーワース以外にも数え切れない程の登場人物に知れ渡ってしまっています。

バットファミリーは全員が知っていますし、敵役のベインやジョーカーにも正体がバレてしまっています。

あと、意外すぎる人物としてはなんとシャーロック・ホームズもバットマンの正体に勘付いていたようです。

これは87年に発表された”Detective Comics”の50周年記念号にて二人が共演した際に描かれています。

12. ルーク・スカイウォーカーの声はアニメ版バットマンのジョーカーと同じ。

ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルは声優としてジョーカー役を演じました。

映画史に残る二つの作品に意外な共通点がありますね。

13. アンディ・ウォーホルはバットマンの映画監督を務めたことがある。

1964年にアンディ・ウォーホルが個展での上映用に製作した「バットマン・ドラキュラ」という作品がありますが、 なんとウォーホルはDCコミックスの許可も得ずに勝手に製作したようです。

その貴重なアンディ・ウォーホルの自主制作映画とも言うべき作品の映像は残念なことに全て失われてしまったようです。

14. ゴッサムという村名がイギリスのノッティンガムシャー地方に存在する。

バットマンが活躍する都市の名前として有名なゴッサムシティーはニューヨーク市をモチーフにしているのですが、元々、バットマン作品が発表される前からニューヨーク市をゴッサムと呼んでいました。

これは1807年に作家のワシントン・アーヴィングが風刺新聞にてそう呼んだのが世間一般に認知されたきっかけだったそうですが、アーヴィングはノッティンガムシャーのゴッサムから取ってつけたそう。

バットマンの生みの親の1人であるライターのビル・フィンガーがゴッサムというネーミングを思いついたきっかけは、ニューヨーク市の電話帳をめくって適当に選んだという何とも肩透かしを食らうような理由。

“Gotham Jewelers”=ゴッサム貴金属店という店名をたまたま指差したことがきっかけだそうです。

根っこのところでこれら3つの事柄はつながっていそうでつながっていないような・・・。

ちなみにゴッサム(Gotham)の由来は”goat home”で「ヤギの住み処」という意味だそうです。

また、元々バットマンの舞台はニューヨーク市だったのですが、後に架空の都市に設定を変更しています。設定上、所在地は東海岸(ニュージャージー州の一都市)として描かれるのことがほとんどですが、珍しい例として中西部のように描かれた例も残っています。

ちなみに、コミックスの中には「ニュージャージー州・ゴッサムシティー」という表記のナンバープレートや免許証が出て来たりするそうです。

しかしながらはっきりとキャラクターが明言しているシーンはないそう。


いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した事柄を頭に入れながらバットマンシリーズを改めて見てみると、また違った楽しみ方が出来るかもしれませんね。

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