コーヒーについてあなたの知らない豆知識11。致死量やクリームの意味、起源や保存法など
お目覚めの一杯にコーヒーが欠かせない人は多いとは思いますが、普段何気なく飲んでいるコーヒーについてあなたのきっと知らない11の豆知識をお届けします。コーヒーの致死量をあなたは知っていますか?また、一杯のエスプレッソにはどれほどのコーヒー豆が使われているのでしょうか?その他にもクリームの意味、コーヒーの起源やコーヒー豆の賢い保存法などもご紹介します。
これを知ってコーヒーを飲めばまた、一味違ったものになること間違いなしです。
スポンサーリンク目次
1. コーヒーと健康
日に1~2杯のコーヒーを飲むと心臓疾患による死亡リスクを20%低下させ、認知症の発祥リスクは最大で1/3になると言われています。
2型糖尿病の発症抑制や、うつ症状の緩和、皮膚がんの予防などコーヒーの持つ健康増進効果は枚挙に暇がありませんが、適量を保つことが重要です。
2. クリームの意味
一般的にクリームは酸味を和らげるために入れるのですが、温度低下を防ぐ効果もあるため、冷めたコーヒーを飲みたくないならクリームの使用をおすすめします。ラーメンの表面に脂を浮かべるのと似た効果と言えますね。
3. コーヒー中毒の原因
PDSS2と呼ばれる遺伝要因がカフェインの代謝に関係しており、PDSS2遺伝子の活動レベルによってよりカフェインを欲する身体になるかどうかが決定しているのではと考えられています。つまりコーヒー(カフェイン)中毒は遺伝的なものと考えられています。
4. 温度
美味しいコーヒーを淹れるには90℃から96℃が最適な温度で、インスタントコーヒーの場合は80℃から85℃であると言われています。
コーヒーを入れる際には厳格な温度管理が鍵というわけですね。また、インスタントコーヒーに場合はやや低い温度が最適になるので注意が必要です。
スポンサーリンク5. コーヒーの起源
言い伝えによると、コーヒーの起源はヤギが特定の木の果実を食べると活動的になって眠らなくなることをエチオピアのヤギ使いが発見したものによると言われています。
コーヒーの起源には諸説あり、そのうちの一つであるこの言い伝えは後世になってかなり脚色されたものになっています。
ちなみに、この時のヤギ使いには”Kaldi”という名前がつけられました。輸入食品を取り扱うカルディコーヒーファームの由来はここから来ているんですね。
6. コーヒー豆の保存
コーヒーの味わいをアップさせるためにはコーヒー豆の冷凍庫保存がおすすめです。
コーヒー豆を出来るだけ低い温度に晒すことでコーヒーの成分が引き締まって味わいが引き立つそうで、その為には冷凍庫保存がベストと言われています。
コーヒー豆を冷凍庫に入れてしまって凍らないの?と思うかもしれませんが、コーヒー豆は水分含有量が少ないために凍結してしまうことはありませんので心配無用です。
7. コーヒータイムの理想
ヒトの一日の活動サイクルからいくとコーヒーを飲むのにベストな時間帯は9:30~11:30もしくは13:30~17:00です。
反対に朝8時~9時の間にコーヒーを飲むのは避けたほうが懸命です。
これは体内のコルチゾール(ストレスに対して反応する際に放出される主なホルモン)のレベルに関係しており、この時間帯にコーヒーを飲んでしまうと、カフェインの覚醒効果が打ち消されるばかりか、人間の持つ概日リズム(サーカディアンリズム)を崩してしまうと言われています。
意外に思うかもしれませんがモーニングコーヒーはあまりオススメできないというわけですね。
8. コーヒーの取引額
世界貿易で取引される商品としてコーヒーは世界第2位の取引額を誇っています。
取引額第1位はいわずと知れた石油ですが、コーヒーはそれに次ぐ第2位です。その取引額は年間800億ドル以上といわれています。
スポンサーリンク9. コーヒーはフルーツ
コーヒーノキが採れる果実はさくらんぼに似ていて、その種を焙煎することで見慣れたコーヒー豆が出来上がります。
10. コーヒーの致死量
コーヒーの致死量はおよそ100杯分。その毒性は主にカフェインの作用によるものです。
コーヒーに含まれるカフェインの致死量は体重1kg当たりおよそ200mgと言われています。
コーヒー1杯に含まれるカフェイン量は70~140mgなため、コーヒー100杯は体重35kg~70kgぐらいの人間の致死量です。
ただし、中毒症状には急性のものがありますので、これより遥かに少ない量(コーヒー10杯程度)で重篤な症状を引き起こす可能性があるためコーヒーの飲みすぎ、特に早いペースで飲まないように注意が必要です。
11. 一杯のエスプレッソ
一杯のエスプレッソに含まれるコーヒー豆の数はおよそ42粒。
コーヒー豆一粒は大体0.2gで一杯のエスプレッソには7g~10gのコーヒー豆を使用しますので大体これくらいの量になるようですね。
コーヒーについてあなたの知らないコトはいくつありましたか?コーヒーを味わうためにはこんな豆知識の数々がひょっとすると役に立つ日が来るかもしれません。それでは良きコーヒーライフを!