乾杯の時にグラスをカチンとぶつけるのはなぜ?NHK「チコちゃんに叱られる!」より
NHKで第1回が放送された「チコちゃんに叱られる!」では日常生活の色々な疑問について番組キャラクターの「チコちゃん」から質問され、それに対して出演者が回答するという形で番組が進行していきますが、今回は4つ目の疑問についてです。
「チコちゃんに叱られる!」は雑学をテーマにした新感覚クイズ番組というカテゴリーになっていますので番組内で紹介された雑学についてご紹介します。
一応、番組内容に関しては以下のような説明になっています。
スポンサーリンク「人と別れるとき、なぜ手を振るの?」。生活の中で本当は気にして当然なのに、なぜか考えたことすらない疑問、実はいっぱいあるんです。そんなユニークな雑学クイズを5歳の小生意気な女の子、チコちゃんが次々と繰り出します。そして答えられなければ「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」とチコちゃんに叱られるんです。翌日にはすぐ人に言いたくなるような、驚いて、感心して、くすっと笑える身近な情報が満載の新番組です。
【ゲスト】岡村隆史,田中美佐子,高橋みなみ,茂木健一郎,【アナウンサー】塚原愛,【語り】森田美由紀
乾杯の時にグラスをカチンとぶつけるのは何故?その理由は?
今回の回答者に選ばれた脳科学者の茂木健一郎さんは突然チコちゃんからこう呼びかけられます。口が悪いチコちゃん。
疑問を投げかけられる前にtwitterの文章が長い事をチコちゃんにイジられます。
「脳科学的に言うと、接触する事で相手の存在を感じるというか・・・コミュニケーション。」と答えますが、これに対してチコちゃんは「脳科学的には解決しない。」とバッサリ。
しばし考えた後に茂木健一郎さんはもう一つの回答を。これに対してチコちゃんは
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さて、回答者がいざ正解してしまうと不機嫌になってしまうチコちゃん。すると、腹いせに出演者全員にペンを持たせて、こう言い放ちます。
突然言われてあなたは正確に書ける自信がありますか?もちろんスマホは見ちゃだめですよ。
ちなみに答えは
新潟
ですね。
スポンサーリンクグラスをぶつける理由
そして肝心の乾杯のときにグラスをぶつける理由(由来)については
番組が取材に向かったのはこちらの方。すごい肩書きがついていますが本来は民俗学者の方です。
乾杯でグラスをカチンと合わせる習慣が日本で始まったのは明治の終わり頃、日露戦争の頃でイギリス海軍との会食の席からというのが始まりのようです。
そしてさらに起源を遡るとヨーロッパにその源流が。番組内ではドイツ大使館のホームページにある記載が紹介されていました。
ドイツ大使館HP 乾杯の作法 : http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/08-kultur-und-bildung/essen-trinken/Bier/Bier8-04.html
もっと詳しい話を聞くためにドイツにある「ビールとホップの歴史博物館」に電話取材。
中世ヨーロッパでは暗殺が横行し、毒殺もよく用いられていたそうで飲み物に毒物を混ぜて飲ませるという方法がとられたようです。
つまり、グラスをぶつける行為は毒が入っていないという証。信頼の表れというわけですね。
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