星野源の初冠番組。NHK「おげんさんといっしょ」は音楽番組?画像で振り返る。
かなり「攻めた」企画が多いNHKがまたやってくれました。星野源さんの音楽&トーク番組にして初冠番組「おげんさんといっしょ」が5月4日(木)22:50から放送されましたね。
しかも、よりによって生放送となっている点も注目ですね。
スポンサーリンク出演者と配役
番組の設定として星野源さんが扮する「おげんさん」がメインキャラクターですが、番組に登場するキャラクターにはそれぞれ「中の人」が存在するんですね。
おげんさん(お母さん):星野源
お父さん:高畑充希
おげんさんちのねずみ:宮野真守
長女:藤井隆
長男:細野晴臣
ちなみにNHKの番組ページの出演者リストには、
他の出演者がしっかりプロモーション用の写真が使用されている中、細野晴臣さんだけこんな写真が使われています。
では気になる内容について見ていきましょう。
オープニング
「超可愛いお父さん」と紹介されていた高畑さんはニコニコ。そう言ってる星野源さんも結構可愛いですけど。
開始から1分経たずにお父さんではなく高畑さんと呼んでキャラクター無視。
番組について説明していると藤井さんが登場。藤井さんは割りとキャラを守ってスタート。
画角が広くなると後ろで見切れている人が。ハマ・オカモトさん?
改めて「おげんさんといっしょ。は~じま~るよ~。」でスタート。
ドラム:林立夫(はやしたつお)、ベース:ハマ・オカモト、鍵盤ハーモニカ:櫻田泰啓(さくらだひろたか)、鍵盤ハーモニカ:石橋英子(いしばしえいこ)、ギター:長岡亮介(ながおかりょうすけ)。
一応、息子と娘という設定(?)だそうです。
2番からは高畑さん、藤井さん、ねずみ役の宮野さんも加わって歌います。
通常の音楽番組ではあり得ない事ですが、固定の1カットで放送しているので、動きが少なくなりがちな所をアクション多めで画面をにぎやかにさせる藤井さんはファインプレーですね。
曲終わりでは動きすぎてワイヤレスマイクが全開になっています。
記念撮影。実際に撮影された写真はこちら。番組公式ツイッターアカウントで生放送中にツイートされていましたね。
https://twitter.com/nhk_ogensan/status/860133296843313152
スポンサーリンク居間に移動して番組スタート
リハーサル5時間という話が出てきましたが、三つ編をほどいて踊っていた藤井さんは入念にリハーサルしていたようですよ。
大スターでありながらどこか「寂しそう」なマイケル・ジャクソンが気になったそう。
SUNに出てくる「Hey J」という歌詞はジャクソンの意味だそうです。
ライブで登場したマイケルが動かないという演出があったエピソードから何もしないことにチャレンジする面々。沈黙が怖すぎてコロッケさんの表情を作る藤井さん。
マイケル・ジャクソンの映像を見たあとにサングラスを取る仕草をモノマネする高畑さん。
ちなみに星野さん好きな曲はRock With Youだそうです。以下はPV動画です。
スポンサーリンク長男登場
足を崩していた面々は慌てて正座に直しますが、細野さんは「あぐらでいいよ」と気遣います。流石にそういうわけには。でも家族なんだから自由でいいと思うんですけどね。
細野フリークである事を語る星野源さんですが、そんな細野さんの曲から「絹街道」を歌うことに。
この絹街道が収録されている細野さんのセカンドソロアルバム「トロピカルダンディー」のエッセンスは星野さんの大ヒット曲「恋」に生かされているようですよ。
https://www.amazon.co.jp//dp/B00005A1F6
細かいディテールが散りばめられたセットに移動します。玄関を出ると、
ここではカット割りがしっかりされていますので衣装を除けば普通の音楽番組のような感じですね。
くしゃみ動画コーナー
事前に募集していた「くしゃみ動画」を
1週間前の募集で364のくしゃみが送られてきたようです。
名曲サライに乗せてダイジェストver.も。
ねずみもくしゃみする事に。くしゃみをするとキャラが変わってイケメンボイスに。
これは放送前に番組公式ページで公開されていた動画にもありましたね。
旨そう画像紹介
次は美味しそうな料理の画像を紹介するコーナーに。
星野さん曰く、本来はもっと遅い時間の放送予定だったそうで深夜の飯テロってやつを狙いたかったようですね。
カルビ丼。
「スパーン」の由来は事前の動画に。
豚汁。
ちなみにNHKの食堂には豚汁うどんがあるというエピソードも。
星野さんもNHKのコント番組LIFEで出演者のムロツヨシさんが作るムロ鍋が豚汁うどんと同じ味がするという話も披露。
だし巻き卵。高畑さんは出し巻き卵を巻くのが好きだそうです。ちなみに卵は3つだそうです。
ここで2人はほぼ初共演だという事実が。急に番組出演依頼があったようです。
星野さんは小泉今日子、古田新太さんと共演した舞台を見てから気になっていたようですよ。
次回は是非、高畑さんにもフルで歌って欲しいという次回についての話も。次回放送は未定のようですが。
エンディング
あっという間にエンディングへ。
エンディングはやはり恋。しっとりverになっています。バンドに細野さんが加わった豪華メンバー。
そして2人による恋ダンスも披露。
最後は4ショット。ねずみもしっかり踊っています。
エンディングには宮野さんも登場。
終了を10秒早くフライングで手を振り出す皆さん。慌ててやり直す事に。
こんな感じで番組は終了。
かなり斬新な配役が注目された当番組ですが、その配役が生きていなかったのがちょっと残念でしたね。
家族という設定なんですが、その設定を生かすような展開はほぼ無し。細野さんも普通の番組でいう所のゲストいうポジションなので家族の一員であるはずなのに、終始、敬語で丁寧に接するのはどうなんでしょうか。
大物ミュージシャンですので仕方の無い事ですが、他の出演者は役者さんやコントの経験も豊富なのでもっとやりようがあったのではないかと思ってしまいます。
ただ単に居間の風景や衣装だけを配役に当てはめただけで出演者は基本的に素の喋りなので何のための設定なのか分からないですね。
取って付けたような投稿コーナーはスタッフ側の要望だったようですが、いるのかいらないのか微妙でしたね。だったらもっと星野さんの音楽に関するコーナーのほうが良かったですね。
あとは生放送というのも意味があるのか微妙です。設定として生きたのはリアルタイムに番組に送られてくるリクエストに応えて生歌唱するシーンぐらいでしょうか。
長時間リハーサルの結果もあってほぼハプニングらしい事もありませんでしたし。番組の進行もしっかりと台本通り進んでいる印象ですので時間の都合に合わせたバッサリした進行は「ゆるさ」とは違いますね。
星野さんがタブレット端末をiPadと言ったシーンやゴールデンウィークと言ったシーンぐらいでしょうか。ただ、それらは生放送の醍醐味でも何でもないので別にどうということではありませんが。
そうは言っても音楽番組として見た場合には豪華な生歌唱もあって非常に楽しめる内容になっていましたね。マイケル・ジャクソンや細野さんの過去の映像を振り返りながら進行していくコーナーもしっかりした内容でした。
NHK「おげんさんといっしょ」に関する全記事はこちらのリンクから