芝署編完結 第5話 日曜劇場「小さな巨人」画像で見るダイジェスト。あらすじ。結末はすっきりといくのだろうか?
この度、TBS系列で放送される4月期の日曜劇場で、警察内部の戦いをテーマにしたドラマ「小さな巨人」が絶賛放送中ですね。主演を務めるのは長谷川博己さん、日曜劇場で初となります。
第5話は芝署編の最終話となっていますので、どのような結末を迎えるのでしょうか?
「・・・のはずだった。」がもはや恒例となっているエンディングですが、第1章完結はどうなるのかも気になりますね。
ということで、5月14日放送の第5話のあらすじ、ダイジェストでまとめてみました。
スポンサーリンク捜査から外れる所轄
犯人扱いされたことに憤慨する小野田義信一課長(香川照之)。
頭を下げる香坂真一郎(長谷川博己)と山田春彦(岡田将生)。
内通者はお前達所轄のトップにいるんだ。そこにお前達が加わることはおかしい。と捜査は一課が取り仕切ることに。
所轄は指示があるまで待機となる。当然の判断だ。
インサイダー取引の線から三笠洋平署長(春風亭昇太)を逮捕する事は難しいという判断で違う道を探すことに。
他の手がかりは?
山本アリサ(佐々木希)が自首して来た時の所持品が手がかりになるのではないかと言う中村俊哉(竜星涼)。
中田隆一(加藤晴彦)から渡された一部が欠けたUSBメモリ。そしてそれに付いていたお守りも。
SNSにアップされた画像から死んだ風見京子(富永沙織)の持ち物だった事が分かる。それは父親の風見康夫(長江英和)から贈られたもので、開発データはその中にあるのかもしれない。
USBメモリは風見京子と共に落下し、その衝撃で欠けたUSBメモリを中田隆一が拾い、それを山本アリサに預けていたのではないかと推理する香坂。
だとすると、欠けたUSBメモリの破片が証拠となるかもしれない。その証拠は三笠署長が持ち去ったのではないかと疑う香坂。これが捜査の糸口になりそうだ。
USBの破片はどこに?
三笠署長が証拠の破片を隠し持っていると疑う香坂は徹底して三笠署長の周辺を捜査する。
証拠品を隠しているとすれば署長室しかないという結論に至った所轄メンバーは署長会議と懇親会で三笠署長が芝署を離れた隙を狙って秘密裏に署長室を徹底的に調べる事に。「正面突破が無理なら奇襲しかない。」
署長会議に向かう三笠署長だったが、警務係の大島(児嶋一哉)から署長室の鍵が見当たらない旨の連絡を受け慌てて芝署に引き返す。
どうやら署長のデスク引き出しが怪しいのだが、鍵がかかった引き出しに手が出せない。
そこへ突然、三笠署長が戻ってくるという連絡が入る。慌てて片づけを行う所轄メンバー。
絶体絶命かと思われたその瞬間に偶然通りかかった小野田一課長が三笠署長に声をかける。
小野田一課長の機転で秘密の捜査は三笠署長に露見せずに済んだが、中田隆一が海外渡航し、警察の捜査から逃れる手はずを整えているという情報が入る。
そこにあるはずの証拠に手が出せないことに憤る所轄メンバーだが、香坂は署長自ら証拠を持ち出すように仕向ける作戦を立てる。
引き出しを無理やりこじ開けようとする跡をあえて残す事で、署長に引き出しの中から移動させようという算段だ。
タイムリミット
中田隆一の高飛びを阻止しようと小野田一課長に相談にくる香坂と山田。
中田隆一への逮捕状の請求はあくまで決定的な証拠が見つかってからだという小野田一課長は翌日の朝5時をタイムリミットだと伝える。
三笠署長は万全を期すため証拠品を移動させる決断をする。
香坂の思惑通り、証拠品を持ち出させることに成功したのだが、その隠し場所は証拠品保管庫だった。
5000点の証拠品
5000点にも上る証拠品から記録されていない証拠品を探し出すことに。
膨大な数の証拠品に刻一刻とタイムリミットが迫る。
そこに捜査一課から大量の人員が差し向けられる。
ここは邪魔をせず出て行ってくれと懇願する香坂だったが、先頭に立つ藤倉良一(駿河太郎)は「捜査一課長の命令や。所轄を手伝えってな。」という一言が。
小野田一課長のメッセージは「これは警察組織全体の問題だ。本部も所轄も関係ない、何が何でも証拠を見つけ出せ。」というものだった。
香坂「ここでは立場の違いは関係ない。ここにいる全員が、同じ使命を持つ同じ警察官だ。我々は犯人逮捕に向けて必ず証拠品を見つけ出す。使命を果たそう。」号令に一斉に応える捜査員達。
ついでに渡部久志(安田顕)の号令にも合わせる一同。なぜか急に出世する渡部。
中田隆一は
全員総出で証拠品を調べていたが無情にもタイムリミットを告げるアラームが鳴り響く。
しかし、それと同時にリストに記載されていない証拠品である破片を山田が発見。
空港で出国準備を進める中田隆一だったが、出国直前に捜査一課に囲まれる。手には逮捕状が。
息子が逮捕された事に激怒する中田 和正(桂文枝)は三笠署長に連絡を。
三笠署長は動揺した様子で、中田隆一の取調べが行われている部屋に急いで向かう。
取調べが始まる
まずは事件の真実について香坂から推理が。
風見京子からUSBを盗んだ中田隆一はシステムを1億円で買い上げるという提案をする。
一緒に説得する現場に立ち会っていた池沢菜穂(吉田羊)だったが、風見京子は取り合おうとしない。
強引にUSBを取り返そうとする風見京子だったが、中田隆一ともみ合いになった際にビルから転落。
中田隆一はすぐさま池沢に対して監視カメラの映像を加工するように指示を出して、自殺に見せかけることに。既にこれらは池沢も証言済みだそうだ。
そして風見京子を殺害したのはあなただと迫る香坂。
あくまで想像話で何も証拠はないと開き直る中田隆一。
そこで香坂は決定的な証拠品となるUSBの破片を取り出して、さらに追及する。
さらには証拠品を隠蔽使用した三笠署長に対しても「あなたはもう警察官ではない。犯罪者だ。」と断罪する。
勝利宣言、香坂の処分
沈痛な面持ちで芝署に戻ってくる香坂。そして口を開く。
山本アリサは捜査二課の捜査によりインサイダー取引が立証され逮捕。
中田和正社長は事件について一切の関与を否定し、隆一を見放す。
ようやく意識を取り戻した風見康夫(長江英和)に事件の真相について報告。
そして京子に贈ったお守りがきっかけになったという話も。とはいっても風見康夫も誘拐監禁の犯罪者なんだけどな。
そして、柳沢肇監察官(手塚とおる)に呼び出される香坂。
香坂に下された処分は豊洲署への異動だった。
三島「尊敬する人がいて、その人のような立派な刑事になりたいんです。」
芝署編の結末は?
全速力で小野田一課長の下へ急ぐ香坂。
「一課長。どういうことですか?」
三笠署長に下された処分は別の所轄へ警察署長としての転出。殺人事件の隠蔽などの処分は一切無かった。
捜査一課長という警視庁の顔役を務めたことのある三笠洋平のスキャンダルは警察の信用に関わるとして、不問としたのだった。ただし、これでも表向きの理由。
警察幹部の天下り先を斡旋していた三笠署長は、その中で中田和正と癒着関係となっていた事が明らかに。つまり今回の件が表に出てしまうと、被害をこうむる人間が警察内部に大量にいるため、絶対に表に出す事は出来ないのだと言う。
三笠署長が口にした「この私を敵に回すということは、警察組織全体を敵に回すことなんだよ。」という言葉はこういう意味だったのだ。
小野田一課長「我々警察にとっての最も厄介な敵は警察組織そのものということかもしれない。」
「この立場になれば分かる。正義だけでは国民の真の安全というものは守れない。お前達が目指す捜査一課長というものはそういうものなのだ。」
これに対して香坂は「そうだとしても、私は私なりの正義を貫き通してみせます。」そう言って一礼して部屋を出る。
そこにちょうど三笠署長の姿が。
三笠「お前はまだ何も分かっちゃいない。本当に恐ろしいのはあの男なんだよ。現場畑の小野田が何故捜査一課長にまでなれたと思う?出世の為に仲間を裏切ったからだ。」
小野田は香坂の父を裏切って出世の道を選んだのだろうか?
三笠「お前もせいぜい気をつけることだな。」
「警察とは何なのか?一体誰が味方で誰が敵なのか?」と心中で思う香坂だったが、悔しさからか「くそっ!!」と絶叫。
本当の敵とは一体?