ジムでよく見かける悪いマナー違反集。こんな迷惑行為に心当たりはありませんか?
ジム通いが習慣になってくると段々と気になってくるのが、他のジムメンバーのマナーやエチケット。実は知らない間に他のジムメンバーに迷惑をかけているかもしれないいくつかの行動に思い当たる節はありませんか?
ジムはメンバー皆で共有する空間ですから常にマナー違反にならないか注意を払いたいものですね。
まずは基本的なマナーから見てみましょう。
スポンサーリンク目次
1. 基本的なマナー
まず基本的なマナーについてはしっかり押さえておく必要がありますが、
- ダンベルやバーベル、マシンを使ったあとは備え付けのタオルでしっかりと汗を拭く(ない場合は拭く専用のタオルを持参する)。トレーニング中に汗が床や器具に滴ってしまった場合も忘れずしっかりと拭く。
- ウェイトを元の位置に戻す。バーベルプレートは全て元の位置に戻す。マシンなら一番軽いスタックへピンを移動させておく(もしくはピンを抜いておく)。
- 器具を正しく使う。マナーとはちょっと異なる部分もありますが、器具は共有のものですから間違った使い方で器具を傷めないように。
- ジム内でスマホ、携帯で通話。音楽プレイヤーとして使う場合はOKのケースが多いですが、通話は流石にNG。通話する場合はロビーや休憩室に速やかに移動。
- 上記にやや関連しますが、音楽プレイヤーの音漏れには十分注意を払いましょう。大音量の音楽で集中したい気持ちは分かりますが、知らない間に周囲の利用者から疎ましく思われているかもしれません。
これらのマナーは本当に基本的なものですのできっちりと守りましょう。
とは言え、こんな基本すら出来てない人も見かけますけどね・・・。
ついうっかりなら分かりますが、常にマシンを使ったら使いっぱなしで、汗も拭かずにウェイトもそのままという人はもう一度初心者講習からやり直したほうが良いでしょうね。
2. ジム内でお喋りに夢中
恐らく一番見かける機会が多いマナー違反がこれでしょう。
トレーニング仲間とコミュニケーションを取りながらリラックスした雰囲気の中でトレーニングする事は良い事だとは思いますが、
延々と世間話をしている光景はあまり見ていて気分の良いものではありません。
長々と話をすることがあるなら、休憩室やロビーなどに場所を移して心置きなく話をすれば済みますので、ジム内でお喋りに夢中になるのは避けましょう。
スポンサーリンクこれは意外とベテランのトレーニング上級者に多い悪いマナーのように思えますね。
上級者になるとジム内での人間関係が広く深くなっていく傾向にあり、
そうなると知り合いに遭遇してついつい話し込むという事はよくあることです。
顔が広い自分をアピールするのは結構なことですが、
近くでずっとお喋りされると集中力に悪影響を及ぼして非常に耳障りに感じる人もいるということを忘れないようにしましょう。
お喋りしている最中にフリーウェイトベンチやヨガマットを占領したりというのはもっての外です。
ジムはお喋りをする場所ではなく、あくまでトレーニングをする場所であることを自覚しましょう。
3. 同じマシンを長時間占有する
トレーニングの種類によりますが一か所で行うメニューは15分から20分を目安に切り上げるようにしたほうが無難です。
この辺はトレーニングジムによってしっかりとルール作りがされているパターンもありますが、気にせずにルール破りをしている人を多く見かけます。
一番迷惑なのが、複数の種目を一つの器具で行えるバーベルラックやスミスマシンで複数の種目を立て続けに行って結果的にずっと同じ器具を占領しているというパターンです。
デッドリフト、ショルダープレス、ベンチプレスと連続して同じ器具で行う場合、
インターバルやウェイトを差し替える時間を含めて20分以内で済むことはなかなか無いと思います。こういうトレーニングプランを行っている場合はある程度の時間で区切り、
一度場所を明け渡して場所を変えるようにしましょう。
違う器具を使って筋肉に与える刺激を変化させることは筋トレにプラスに働きますので、
一つの器具にこだわってトレーニングする方針は変えたほうがマナー的にも筋肉的もおすすめです。
スポンサーリンク4. 複数のマシンをまたがって使う
これは同じマシンを使い続けることに似ていますが、複数のマシンを並行して交代しながら使っているパターンも見かけることがあります。
こちらの記事で紹介した筋トレテクニックのスーパーセット法やコンパウンドセット法を行う上でやってしまいがちなマナー違反ですね。
フリーウェイトとマシンを二つ並行してというパターンもありますね。
例えばラットマシンでプルダウンを1セットを行った後にインターバルを入れてバーベルを使ったロー動作を行い、
インターバルを入れてからまたラットプルダウンに戻るといったパターンなどが考えられます。
もしこのようなトレーニングを行っている場合はしっかりと時間管理を行って15分から20分を目安にトレーニングを切り上げましょう。
またはインターバルをあえて短く設定して出来るだけ短い時間で2種目を並行して完了できるように心がけると尚良いでしょう。
バーベルローを行っている間は誰もラットマシンを使うことが出来ませんので、その事を念頭に置いておきましょう。
5. 体調不良のままトレーニング
多少の体調不良であればジムで汗を流すのは健康のためにもプラスですが、
鼻水をすすりながらや咳を頻繁にしながらトレーニングを行うのは他のジムメンバーからすると気になるものです。
咳やくしゃみをするときに手で口を覆って、そのままマシンを手で触れているのを目にすると非常に気分が悪くなる事も。
もしどうしても、鼻水や咳が出ている時にジムに行く場合は、普段以上に衛生管理について気を配りましょう。
アルコール消毒のスプレーが備え付けてある場合には「わざと」こまめにスプレーをするようにしましょう。
マシンやフリーウェイトを使い終わった後にはこれでもかと入念に消毒して周りに”衛生管理をしっかりしています”アピールを行うようにしましょう。
しっかりアピール出来ていれば「衛生管理はしっかり自覚してやってるみたいだから大丈夫かな」と周囲もも大目に見てもらえるかもしれません。
ただ、他人のしつこく鼻水をすする音や咳込む音はかなり耳障りなものですから、症状が目立つようであれば素直に家で大人しくしておくのが無難です。
ちなみに「鼻をすする」のは欧米ではかなり失礼な行為なので外国人が多く在籍するジムだと特に気をつけるようにしましょう。
スポンサーリンク6. 大きな音を立てながら筋トレ
これは正しい器具の使い方にも通じることですが、
ダンベルやバーベルなどのフリーウェイトを乱暴に投げ捨てたり、
マシンであればガチャンガチャンと大きな音を出しながら筋トレを行うのはかなりの迷惑行為です。
ダンベルやバーベルで行うトレーニングで限界を迎えた時に投げ捨てたりというのは下にしっかりとマットが敷いてある場合はある程度許容される行為で、
常に大きな音を立ててトレーニングしているわけでもないのでそこまで責められることではありませんが、
あくまで共有の器具で、あなたが好きに使ってもいいものではないということは自覚する必要があります。
むしろ「音」でいうとマシントレーニングの場合に迷惑行為となる場合が多いように思います。
特に重い重量を扱うレッグプレスやハックスクワットマシンでは器具を傷めることもありますので、ガッチャンガッチャンと音を立てながらのトレーニングはNGです。
筋トレをしている本人からすれば高重量を扱っている自分に酔っているのかもしれませんが、
急に工事でも始まったのかと思うのような音を立てるのは周りにとって迷惑になりますので絶対に避けましょう。
むしろ大きな音を立てているのはしっかりとウェイトをコントロール出来ていない証拠でもありますので、
自分の未熟さを無駄にアピールするのは慎みましょう。
ウェイトを最後までしっかりコントロールして静かに下すことを心がける事。
7. 他の利用者に対して直接注意をする
意外に思えるかもしれませんが、たとえマナー違反をしている利用者がいたとしても直接注意をする行為は避けた方が無難です。
「使い終わったら汗を拭いてください」「器具を元の位置に戻してください」などの気軽なものであれば直接言葉を交わしても割とすんなり解決する場合が多いので許される範囲だと思いますが、
それ以外であればジムスタッフさんを間に挟むことを心がけましょう。
利用者同士で話し合っても水掛け論になってしまうパターンも多く、そんな時は第三者、管理者の判断に従うようにするべきです。
以上、ジムマナー集でした。