聞き慣れない「ビンジ飲酒」の“ビンジ”の意味やスペルは?どんな使い方が一般的?
ある時ヤフーニュースを眺めていたら聞き慣れないカタカナ語が目に入りました。それは「ビンジ飲酒」。記事では一気に多量の飲酒をするむちゃ飲みをビンジ飲酒と欧米で表現するという説明がありましたが、これは一体どんな意味の単語なのでしょうか?
また、そのスペルや一般的にどのような場面で使われる単語なのか調べてみました。実は意外な使い方もされる単語なので知っておいて損はないはずです。
スポンサーリンクビンジのスペルや意味は?
まず第一にビンジのスペルについてですが、”binge”と表記します。
そしてその意味についてですが、「度を過ごした楽しみ、どんちゃん騒ぎ、食べ過ぎ、度を越した道楽、漁る」などの意味に訳しているケースが確認できます。
英語表記でその意味を調べてみると「短期間に大量の消費すること」という意味が確認できます。名詞としても動詞としても同じ意味として説明されています。
表題にあったビンジ飲酒というのは”binge drinking”という用語が当てはまりますが、「短期間に大量に」という意味がしっかり理解できていれば意訳して「ビンジ飲酒=むちゃ飲み」という訳し方は妥当と言えると思います。
ちなみに以下の記事がビンジ飲酒の表記があったネタ元です。
<ビンジ飲酒>むちゃ飲みでケガのリスク25倍(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/DqF8rmbbxa @YahooNewsTopics
— What an Interesting (@WIW_on_Twi) 2017年8月20日
また、”heavy episodic drinking” 略してHEDという英語表現で短期間に大量に飲酒をする飲み方を表すこともあるようですね。
こちらの表現はより専門的な用語のようです。
スポンサーリンクビンジの最も多く見かける使い方は?
「短期間に大量に消費する」という意味であるビンジが一番多く登場するのは”binge watch(ing)”という表現です。
カタカナで表記すると“binge watch(ビンジ・ウォッチ)”と呼ばれる「イッキ見」の習慣の事で、意味についてはずばり「一気にまとめて見る」となります。
割と新しい表現方法でドラマや映画のシリーズを一気にまとめて見る(イッキ見をする)場合なんかに使われるケースが最も多いようですね。
My workout routine is binge-watching on Netflix until 4AM and waking up late so I miss breakfast
— Parvati (@teztikelz) 2017年8月20日
また、ビンジは「ドカ食い」の意味としても使われる事も一般的で、”binge-and-purge(ビンジ・アンド・パージ)”やbinge-purge(ビンジ・パージ)”という表現で「ドカ食いをして嘔吐する行為」を表現します。
これは多食拒食症で見られる行動の一つですね。
どの意味で使うにしてもbinge(ビンジ)には「短期間に大量の」というニュアンスが含まれるという事は覚えておいて損はないですね。