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平昌オリンピックでLGBTなどの性的少数者を公表している有名選手15名の全リスト


LGBTなどの性的少数者であることを世間にカミングアウトすることをタブーとしている時代はもう過去のものとなっているのかもしれません。世界中の注目を集めるスポーツの祭典、オリンピックではLGBTまたはLGBTQ(Qは性的指向が定まっていない意味)であることを公表している選手が当たり前のように活躍しています。

2018年平昌オリンピックではその数は15名にも上っていますね。そんな偉大なアスリート達15名のリストをご紹介します。有名人になればなるほど世間に与える影響も大きくなりますよね。

このリストに含まれるのは自らの性的指向についてカミングアウトしているアスリートに限られ、チームメンバーや近い関係者にのみ伝え、広く公表することを選んでいないアスリートは含まれていませんのでご注意ください。

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LGBT(Q)の意味

LGBTまたはGLBTの意味は女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現(頭字語)です。性的少数者(セクシャルマイノリティ)のうちのグループを表しています。1990年代ごろから盛んに使われる語となっていますね。

今ではLGBTコミュニティが広がりを見せていますが、それまではひっくるめてゲイコミュニティと呼ばれていたんですね。

LGBTQについては性的指向が定まっていない意味のQuestioningまたはQueerクィア(クイア)の頭文字が付いたもので1996年から使用されている記録が残っています。

Queerの元々の意味は「奇妙な」、「特異な」などですがLGBTとは異なる存在という意味合いで使われるのが本来の使い方のようです。元々は差別的な意味合いのある単語でしたが、それを逆手にとって自己肯定的に使われるようになったという経緯もあります。

ちなみにQueerの単語には「疑わしい」という意味もあったようなので、Questioningと同じ意味も持っていたのは意外な事実です。

エミリア・アンダーソン

Emilia Andersson Ramboldt平昌オリンピック LGBT エミリア・アンダーソン

オリンピック2度出場のスウェーデンの女子アイスホッケー選手。2015年には同性結婚をしてパートナーがいます。

ベル・ブロックホフ

Belle Brockhoff 平昌オリンピック LGBT ベル・ブロックホフ

オーストラリアの女子スノーボード選手。2013年にゲイであることカミングアウトしましたが、これは2014年ソチオリンピックの前年。ロシアで可決された「未成年者に対して同性愛の宣伝を禁止する法律」に対しての反対表明でした。この法律を推し進めたロシアのプーチン大統領に対しても強く抗議する意思も表明してました。

ブリタニー・ボウ

Brittany Bowe平昌オリンピック LGBT ブリタニー・ボウ

アメリカの女子スピードスケート選手。2014年ソチオリンピックにも出場しています。NBCメディアの彼女のプロフィールによるとオランダの女子スピードスケート選手であるマノン・カミンガ選手(Manon Kamminga)との交際が掲載されています。パートナーとして同じ情熱やゴールに向かって突き進んでいくという強い決意表明も発言しているようですね。有名人のこのようなメッセージは性的少数者にとっては勇気づけられるものになるのかもしれません。

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ヨリック・ヘンドリックス

Jorik Hendrickx平昌オリンピック LGBT ヨリック・ヘンドリックス

ベルギーの男子フィギュアスケート選手。ベルギー国内王者に2度輝いたフィギュアスケーターでオリンピック出場はこれで2度目。2018年2月1日のインタビューにおいてゲイであることを公表しました。

ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ

Daniela Iraschko-Stolz平昌オリンピック LGBT ダニエラ・イラシュコ=シュトルツ

オーストリアの女子スキージャンプ選手。2014年ソチオリンピックでは銀メダルを獲得し、オリンピック出場は平昌オリンピックで2度目。ゲイであることを公表しており、2013年に同性結婚もしています。

バルバラ・イェゼルシェク

Barbara Jezeršek平昌オリンピック LGBT バルバラ・イェゼルシェク

現オーストラリアの女子クロスカントリースキー選手。2010年バンクーバー、2014年ソチオリンピックではスロベニア代表として出場し2018年平昌オリンピックではオーストラリア代表としての出場です。2014年ソチオリンピックの時点でゲイであることを公表していました。

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ガス・ケンワージー

Gus Kenworthy平昌オリンピック LGBT ガス・ケンワージー

アメリカの男子フリースタイルスキー選手(スロープスタイル)。2014年ソチオリンピックの銀メダリスト。2015年10月22日に自身のFacebookでゲイであることを公表しています。アメリカのテレビCMにも登場するほどの有名人です。

2018年平昌オリンピックではパートナーのマシュー・ウィルカス氏とのキス映像がTVで放送されるという革命的な出来事もありました。平昌オリンピック ガス・ケンワージー キス

自身のツイッターアカウントからの画像。

後半ではオランダのスピードスケート界の有名人、あの選手も登場します。

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