実は天然キャラ?海外ファン大絶賛のユーモアあふれる大坂なおみ名発言集。
2018年のBNPパリバ・オープン女子シングルスで見事WTAツアー初Vを飾り、一躍注目を浴びることになった日本の大坂なおみ選手。四大大会グランドスラムに次ぐグレードのプレミア・マンダトリー大会にカテゴライズされるBNPパリバ・オープンはその大会規模から「第5のグランドスラム」とも呼ばれるビッグトーナメントですが、このグレードの大会での優勝は日本人選手としては初となる快挙です。
男子の錦織圭選手ですらこのグレードの大会の優勝経験はないため、どれだけのことを大坂なおみがやってのけたのか分かりますよね。
1997年10月16日生まれ、父はハイチ系アメリカ人、母は日本人という両親を持つ大坂なおみですが、実はかなり天然キャラとして有名で、試合後のインタビューや記者会見での発言がユニークでユーモアセンスが好評なんですね。3歳の時に家族でアメリカのフロリダ州に移住しているため、英語ネイティブな彼女。英語が苦手なわけではない彼女の発言は海外ファンからの反応も多く、絶賛されることが多いですね。
というわけで、大坂なおみのユーモアあふれる発言集と海外の反応についてご紹介します。
スポンサーリンク2017年 全豪オープン
英国出身で当時世界ランキング9位だったジョアンナ・コンタにストレートで敗れた後の記者会見インタビュー。
大坂なおみ「彼女が話しているのを聞いて『すごく頭が良い人』だと感じたの。難しい言葉を使っていて。何て言ってたのか分からないけど、ブリティッシュアクセントもすごく賢く感じた。」
こちらが試合のハイライト動画
2014年には世界ランキング150位だったコンタですが、2017年全豪オープンには9位で出場。そんなライジングスターと将来のトップ選手候補と言われる大坂なおみを対照させている印象の記事ですね。
EUROSPORT – Johanna Konta impresses opponent Naomi Osaka during Australian Open victory
2017年 全米オープン
2017年全米オープン1回戦、前年2016年の全米オープンを制したアンゲリク・ケルバーから勝利を挙げ、続く2回戦後の記者会見にて。
試合中集中力が欠いていたことについて尋ねられた大坂なおみでしたが、
練習中ずっと「もしあなたやあなたの愛する人が病気(中皮腫という病)になったら・・・というテレビCMのことをずっと考えていた。」「何で私こんなこと考えてるの?って思いながら練習していた。」と答えています。
恐らくこのCMだと思われますが、そんな実際のCM動画がコチラ。
また、女性がランニングしている映像がずっと頭に浮かんでいたとも語っていますね。
こんなやり取りを受けて海外の反応は、
「今まで大坂なおみのことをよく知らなかったけど、このエピソードを聞いただけでファンになっちゃうよ。」、「大坂なおみ、カサキナ、オスタペンコのおかげで女子テニスにハマっちゃってるな。」「彼女が大好き。面白いね。」などなど。
スポンサーリンク2018年 全豪オープン
この日の対戦相手は地元オーストラリア出身のアシュリー・バーティ。地元期待の選手から勝利を挙げた大坂なおみでしたが、
インタビュー冒頭では「嬉しいけど申し訳ない気持ちも。彼女の勝利を望んでいたはずだから。」と語ってオーストラリアのファンから大歓声を浴びています。
その後も続くインタビューですが、その際に大坂なおみが放った発言は、「質問忘れちゃった。ごめんなさい。」
2018年 BNPパリバ・オープン
準決勝で世界ランキング1位のハレプからストレート勝利を挙げた後のコートインタビュー。
決勝の相手、ダリナ・カサキナについて尋ねられた大坂なおみは、股抜きショット彼女から習った企画について語りました。
インタビュワーはここでやってもらえる?とリクエスト。観客も歓声を上げますが、「恥ずかしいのでまた来年に。」と答えています。
海外の反応としては「キュートさのかたまりだ。」「何て控えめな性格なんだ。」「まだ若いからインタビューの受け答えに慣れてないだけですぐ慣れるよ。勝利おめでとう。」などのコメントが寄せられています。
ちなみにWTA公式Youtubeチャンネルにアップされた大坂なおみとダリア・カサキナの股抜き動画はこちら。
スポンサーリンク優勝者スピーチ
そして見事優勝を飾った後、優勝者スピーチの時間に。
相手選手と相手のチームスタッフへ祝福のメッセージを送り、次に自分の家族やチームスタッフへの感謝を述べ、大会のスポンサーやスタッフに感謝を述べ、会場のファンにメッセージ。という流れが優勝者スピーチのフォーマットとしては定番です。
しかし、大坂なおみにとってはこれが初の優勝者スピーチで、しかも非常に規模の大きな大会ということで緊張していたのでしょうか、結果的にスピーチはカオスなものになってしまいました。
“This is probably going to be the worst acceptance speech of all time” – @BNPPARIBASOPEN champion @Naomi_Osaka_
We beg to differ! #BNPPO18 pic.twitter.com/4XpckdmLtq
— WTA (@WTA) 2018年3月18日
冒頭でいきなり自己紹介を初めて途中で「じゃなかった。」と訂正。
WTAやトーナメントディレクターのトミー・ハースに謝辞を述べてコートスタッフに・・・。そこで対戦相手に祝福のメッセージを言っていないことに気づいて慌ててメッセージを差し込みます。ダリア・カサキナの愛称のダーシャと呼び掛けていますね。そしてカサキナや彼女のチームスタッフに対しては”super nice”と言っています。
自身のスポンサーにも感謝を述べますが、アディダス、日清、WOWOWと続いてしばし考えた後に最後に使用ラケットとストリング(ガット)のスポンサーであるヨネックスを何とか思い出してサムズアップポーズ。
最後は”This is probably going to be the worst acceptance speech of all time”「多分史上最悪の受賞スピーチ」という発言も飛び出してスピーチを締めくくりました。
海外の反応は、
「史上最も面白いスピーチね。」「爆笑しちゃった。なおみは最高。」「なおみのぎこちなさがいいね。」「口よりもプレーで語ってるのかな。」「素晴らしいテニスと同じようにスピーチも素晴らしいね。」「彼女は天然で愛されキャラだね。」などなど。