巨人・上原浩治の登場曲・入場テーマ曲は誰の何という曲?ネットでも有名ってホント?
米メジャーリーグから10年ぶりに日本球界に復帰を果たし、ジャイアンツのユニフォームに袖を通した上原浩治ですが、メジャー帰りの右腕の一挙手一投足には注目が集まりますね。そんな上原浩治の登板では、ある登場曲・入場テーマ曲がかかるのが恒例となっています。
それでは、どこかで聞いたことがあるフレーズが何度も繰り返す特徴的な曲は誰の何と言う曲なのでしょうか?
実はエイプリルフールのネタとしてYouTubeで利用されたケースもある非常に有名な曲なのはご存知ですか?
スポンサーリンク上原浩治の登場曲
こちらの動画は2013年アメリカンリーグのディビジョンシリーズのボストンレッドソックス時代の上原浩治の登場シーン。
本拠地のフェンウェイ・パークは登場曲に合わせた手拍子で盛り上がります。
こちらの動画だと手拍子の様子がより分かりやすいですね。
誰の何と言う曲?
さて、この気になる登場曲についてですが、曲名は”Sandstorm”、アーティスト名は”Darude”となっています。
PVは何だか安っぽいアクション映画のワンシーンのような雰囲気。階段を下りていくシーンで繰り返されるリズムがシンクロしているように感じます。
歌詞は存在していませんのでインストルメンタル曲ですね。
アーティストのDarudeについてですがフィンランドのDJで、音楽プロデューサーの面も持っている人物。上述のPVの中には冒頭にヘッドフォンとサングラスを着けた人物が登場しますが、あの人物がDarude本人となっています。
本名はヴィレ・ヴィルタネン(Ville Virtanen)で1995年ごろから本格的に音楽活動を行っており、1999年にサイバートランス曲の”Sandstorm”をリリースするとたちまちヒット。
全世界でLPレコード盤は200万枚以上のセールスを記録して2000年のレコード盤ベストヒットとなっています。
さらにインターネット上の無料音楽共有サービス(MP3.com)にアップロードされたのをきっかけに爆発的に知名度が上がっていったという経緯もありました。
海外のスポーツシーンではジャンルを問わずにゲームを盛り上げるためにかかる回数が非常に多く、誰でも一度は耳にしたことがある曲となっています。
さらにゲームのプレイ動画やプレイ実況のBGMで利用されるケースも多く、インターネット・ミーム(ネットで多用されるネタ)でも繰り返し登場するため、ネット上の知名度も非常に高い曲となっていますね。
スポンサーリンクスポーツでの使用例
その他の使用例でいうと、総合格闘家のヴァンダレイ・シウバ、プロレスラーの大鷲透、元阪神タイガースの金本知憲の登場曲としての使用例が知られていますね。
以下の動画はヴァンダレイ・シウバの登場シーン。
また、2006年トリノで開催された冬季オリンピックやアイスホッケー世界選手権での使用例や、その他にもサッカーやアメリカンフットボール、バスケットボールなど使用例を挙げると枚挙にいとまがありません。
ちなみに、スポーツではありませんが、リズムゲームのダンスダンスレボリューション(DDR)に収録されたこともありますね。
以下の動画がプレイ中の映像。
ネットでのネタ
ネットで多用されるネタとしては2007年のゲームプレイ動画で”Sandstorm”が利用されたのが始まりではないかと言われています。
こちらがその動画。日本でも人気のFPSゲーム、「コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア」のプレイ動画となっています。
これをきっかけにBGMで流れる曲について尋ねる質問があった場合にはどんな曲が使われていたとしても”Darude – Sandstorm.”と答えるネタが広まっていったようですね。
歌詞が存在しない曲なので「この曲なんて曲?」と聞くしかない状況だったわけですね。
YouTubeのエイプリルフールネタ
あまりにもネタとして多用されるという事で2015年のエイプリルフールではついにYouTubeが大々的にネタ利用する事態にまで発展した事は有名な話です。
音楽関連の動画を検索した場合はどんな動画であれ「DarudeのSandstormでは?」と表示される設定になっていたんですね。
さらに動画ページに音楽を追加するボタンが表示されており、ボタンを押すとDarudeのSandstormが鳴り響くというネタに。
ここまで全世界的に愛されるSandstorm。
上原浩治投手の活躍でさらに知名度が上がるよう願わずにはいられませんね。