第19回 NHK「チコちゃんに叱られる!」岡村さんが久しぶりに正解(チコった)!VTRゲストに元総理・村山富市登場!
9月7日の第19回放送ではレギュラーの岡村さんが正解(※番組内では正解することを“チコる”と表現します)。そしてVTRゲストに超大物ゲスト、元総理の村山富市さんが出演。あのトレードマークの長い眉毛について鋭く迫ります。その他にもVTRに女優の木村多江さんや懐かしのトランプマンも出演してなかなか豪華な布陣。
ということで、9月7日に放送された第19回「チコちゃんに叱られる!」の様子を詳しく見ていく事にしましょう。
今回はぜひ手元にトランプカードを用意してから観ることをオススメします!
※先週の予告では夜7:57スタート予定でしたが、今日は北海道の地震報道もあってか夜8:00スタート
スポンサーリンク目次
出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】足立梨花、小峠英二
【VTR】木村多江、第81代内閣総理大臣 村山富市、トランプマン
チコちゃんの疑問その1
蚊はなぜ「血」を吸う?
冒頭はナレーションスタートではなく、岡村さんとチコちゃんが走って入場してくるパターンの始まり方。
チコちゃん「いや~しくよろ!しくよろ!」
岡村「染まってきたなぁ業界に~。」
今日は初登場のゲスト2名を迎えてチコちゃんは嬉しいご様子。
チコちゃん「まずは、あだっちーでございま~す。」「そして、バイきんぐ~。」
小峠「2人でバイきんぐなんですよ。」
チコちゃん「小峠 of バイきんぐ。」
小峠「ややこしい。笑。バイきんぐの小峠ですね。」
トークもそこそこにさっそく第一問目の指名に行こうとするチコちゃんですが、
クルッと回った拍子に、後頭部を小峠さんの解答席にボンと当てるちょっとしたアクシデント?
すぐさま小峠さんが頭をはたいて振り払ってますがw
小峠「頭でけぇんだよ!」
チコちゃん「はたかないで!『でけぇんだよ。』じゃないのよ。レディーに対して。何言ってんのよ。あなた。」
小峠「頭がデカすぎてココにぶつかったじゃねぇかよ!」
チコちゃん「じゃねぇかよ!じゃないの。言葉遣いをしっかりしなさい。」
いきなりお説教の小峠さんですが、指名は、
虫も殺せない優しい大人ってだーれ?
岡村「あだっちーでいきますか?」
ちょっとヒソヒソ声で足立さんが解答者。
「夏で嫌な事ってなーに?」というチコちゃんの質問に「宿題が嫌だった。」と答える足立さん。
「それもあるね~」というチコちゃんのそっけない態度に「何か違うんだな?」と察していますw
スポンサーリンク“虫も殺せない”というワードを言っていた事を引き合いに出すチコちゃん。
足立「そっか!蚊だ!」
その後のやり取りで「血を吸う」というワードが出ると足立さんににじり寄ってプレッシャーをかけるチコちゃんw
足立「怖い。笑。圧が。」
ここでチコちゃんの疑問、
なんで蚊は「血」を吸うの?
求愛行動という答えの足立さんですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
足立「怒られた。くっそー。笑」
ここでメスしか吸わないという知識を披露する岡村さん。
チコちゃん「どうして?」
岡村「これはカスってんなぁ。いわゆるこれ『チコってる』ってやつやなぁ~。」
「ズバリ?」とチコちゃんに促されると、
岡村「え~とぉ。蚊の・・・」
ここでピヨピヨ音と共に正解の文字が!
チコちゃん「つまんねーヤツだなぁ。」
岡村「当たった!?」
岡村さんやりましたね。メインの解答者では無かったのですが、ちょっと横取り気味に正解。
ということでチコちゃんの答えは、
元気な子どもを産むため
岡村さんは「赤ちゃんを産むため」と答えたようですね。
岡村「ズバーン正解やねぇ。」
既にVTRが始まっているのに「チコった!これ!うわっうれしい!」と興奮気味の岡村さんw
6月1日に放送された第8回以来なので約3か月ぶりに岡村さんが正解。実は前回はゲスト解答者の天野ひろゆきさんと森泉さんと3人がかりで答えに辿りついたんでしたね。
解説は東京慈恵会医科大学で蚊の生態を研究している髙柳咲乃先生。
蚊と言えば血を吸う厄介者というイメージがあるかもしれませんが、実は蚊の主食は花の蜜、果実の汁、樹液など。
蚊はこれらの食事だけで十分に生きていけるそう。
実は岡村さんが既に指摘しているように、血を吸う蚊はメスのみ。
卵を産むために卵巣を発達させる必要があり、その栄養源となるたんぱく質を人間や動物などの血から得ているんですね。
髙柳先生は研究の為に蚊に自らの血を吸わせるという事を日常的に行っていますが、200~250か所刺されるとのこと。
髙柳先生「えへへ。ですね。」
チコちゃん「えへへじゃないですよ。先生?」
命を懸けて卵を産むために人間に向かってくるという蚊の寿命は1か月ほどと言われていますが、ここで
「一人舞台 蚊の一生 Life is…」
が開幕。※後の第33回放送には「NHKひとり舞台」と題される事に。
主演女優は木村多江さんが務めます。と言っても朗読劇。
スポットライトに照らされた木村多江さんですが、本を開いて、
「私は・・・蚊」からスタート。
足立「嘘でしょ!?」
小峠「何やらしてんすか?」
時折、カメラ目線をしつつ熱演していく木村さん。徐々に演技に熱がこもって身振り手振りもどんどん大きくなっていきます。
木村「なぜ蚊に生まれたのか分かりません。あなただってなぜ自分が人間に生まれたのか、分からないでしょ?」
「生まれて2週間、汚い水の中で暮らしていました。」
蚊の幼虫はボウフラと呼ばれますね。
スポンサーリンク木村「そして、大人になって遂に、大空に飛び立ったの!!」
チコちゃん「ノリノリよぉ。」
木村「お花の蜜、草のつゆ。それが私にとってのご馳走。あなたたち人間にはまだ何の迷惑もかけてないわ。なのに!嫌な顔して!蚊!蚊!蚊!あなたたちカラスみたいよ!」
岡村「全力でやってくれてはるやんかぁ・・・」
木村「それがある日の事よ。」「暗がりで出会ったのが、あの人(オスの蚊)・・・。恋をすることが許されているのは生涯でたった一度だけ。」「私たちは結ばれました。」
蚊の交尾は一生に一度ですね。
木村「あの人に会ったのはその日が最後・・・。アタシには一人がお似合い。思い出の中のあの人と生きていくのは」
この木村多江さんの熱演を見守る髙柳先生w
足立「いや。観てる観てる!」
木村「でも気づけば・・・お腹には赤ちゃんが・・・。アタシ、一人で子どもを産む覚悟を決めました。だけど、まだ子どもが産める体に育っていない。どうしても必要なものがあるの・・・。」
「それが人間の血。」
目を見開いてカメラ目線w
木村「危険なのは分かってる。でも安定した老後なんていらないわ!!」「そっと気づかれないように唾液を入れて血を吸うわ。子どもたちの為。子どもたちの為。」「ちょっとかゆくなってしまうけど、ごめんなさい。」
血を吸う際に蚊が注入する血が固まらないようにする成分のせいでかゆくなってしまいますね。
木村「これで子どもが産める!あの人との子どもが産め・・・」
うめき声を上げてばったりと倒れこむ木村多江さんw
岡村「蚊やったんや!」
木村「恨んだりなんてしてないわ。アタシは蚊。人類を一番殺してるのもアタシたちなの。」
蚊が媒介する病気で亡くなっている人の数は年間約83万人。
木村「こういうのをお互い様って言うのね・・・」
スポットライトが暗くなって終演。
足立「すごい・・・ガチでやってくださってる。笑」
観終わった髙柳先生は、
「生き様の激しさと切なさ。お互い様っていうところが・・・すごく良かったです。」
チコちゃん「いや先生。イエス、ノーでいいんですよ?」
何か感化されてしまったような様子の先生でしたw
というわけで、
蚊が血を吸うのは元気な子どもを産むため
一日一日を大切に生きてるかな?という先生の問いかけには、
チコちゃん「チョー!チョー!チョーー!大切に生きてま~す!」
そんなチコちゃんですが、リハーサルで木村多江さんの熱演をチェックした際に「(熱演すぎて)何にも入ってこなかった。」そうw
研究の為に蚊に血を吸わせている髙柳先生は慣れてしまったのか、かゆいのは数分だけという体質になったそう。
ただし、研究用の蚊は感染症などの恐れがない、管理された蚊たちなのでこれを自然界にいる蚊でトライするのは絶対にやめましょう。
ちなみに髙柳先生のご主人は銀行員だそうです。謎の補足情報を伝えるチコちゃんでしたw
スポンサーリンクオープニング
ここで改めてオープニング。
おなじみのカリキュラマシーンのテーマがオープニングテーマ。
オープニングテーマ後にはすぐさま第2問目へ。
チコちゃんの疑問その2
おじいちゃんの眉毛が長いのはなぜ?
チコちゃん「今日もテカってるわね。」
小峠「うるせぇよ。余計な事言うんじゃねぇよ。」
指名は、お年寄りを大切にしている素敵な大人ってだーれ?
解答者は小峠さん。
もうすぐ敬老の日ですが、お年寄りの顔の特徴として“眉毛”にスポットを当てるチコちゃん。
ここでチコちゃんの疑問、
なぜおじいちゃんの眉毛は長い?
頭に行くハズの栄養が頭に行く手前で眉毛で止まってしまうという答えの小峠さんですが、
ちょっと溜めたチコちゃんは「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。
囲碁クラブで行われたインタビューでは「頭につけた養毛剤(育毛剤)が垂れてきて眉毛に当たる」というとんでも理論を持ち出す方が現れたりしていますが答えは分からず。
チコちゃんの答えは、
抜けるのを忘れちゃうから
チコちゃん「抜けられない戦いがそこにあるの。」
以前にもテレビ朝日のサッカー日本代表戦で使われる「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」の標語をネタにしていたチコちゃんがここでも。
ということで解説は国立病院機構 熊本医療センターの大島秀男先生。
実は眉毛は歳を取るとどんどん長くなるシステムとなっているんですね。
他の毛についてはまだ不明ですが、眉毛だけは長くなるメカニズムが明らかになっているそう。
一般的に眉毛の長さの平均は1cm程度ですが、先ほどの囲碁クラブで実際におじいちゃんたちの眉毛を測定してみると20人の平均は2.4cm。※ちなみに、測定に使っていたのは「ものさし」とテロップ表示されていましたが、正確には「ノギス」ですね。
この2.4cmを上回る眉毛ということでスタッフさんが向かったのは大分県。
ナレーション「あの方が取材に応じてくれるというのです。」
チコちゃん「表札に寄ります。」
カメラがアップすると表札には「村山」の文字が。
ということで、
「元総理に聞く」
足立「元総理に何してるんですか!?」
現れたのはもちろん、村山富市さんその人。
第81代内閣総理大臣の村山富市さん。御年94歳。とてもお元気そうです。
1994年に総理に就任した村山さん(当時70歳)ですが、存在感溢れる眉毛がトレードマークでしたよね。
94歳の今でも長い眉毛はご健在。
ものさし(ノギス)を腰に忍ばせてインタビューに臨むスタッフさんw
村山「かしこまってこうされる(頭を下げられる)と困るね。笑」
スタッフ「ちょっと・・・お叱りを受けるかもしれないと思いながら・・・」と最大限恐縮しつつも、歳を取ると眉毛が長くなる理由について尋ねるスタッフさん。
村山「そりゃ分からん。分からん。何で眉毛が・・・。分からんねぇ・・・。」
眉毛についてはそんなに気にならないという村山富市さん。ちなみに、洗顔後にクシでとかしてブラッシングというお手入れはされているようです。
スタッフ「不正解だった場合、ある一言をホントは言っているんですが・・・今回は言わないでおきます・・・。」
村山「いやいや。遠慮せんで言いなさい。」
スタッフ「お言葉に甘えるとしたら・・・あの・・・まぁ・・・ボーっと生きてんじゃねーよ!と・・・。」
スポンサーリンク小峠「よく言うね。」
村山「ふっふっふ。」
スタッフ「すみません・・・」
プロデューサー「すみません・・・」
岡村「勇気あるなぁ。いやこれでも、番組では絶対やからね。絶対言わなアカンから。」
ここで一度「元総理に聞く 終」と表示されますが、
スタッフさんが勇気を振り絞って改めて眉毛の長さを測ってもいいかお願い。
村山「いいですよ。そりゃ構わんわ。」
測ってみると4.32cm。
見事な眉毛ですが、番組ではさらに長い眉毛を持つおじいちゃんに遭遇。
足立「なんで見つけて来ちゃったの?総理で止めとこうよ。」
その方の眉毛は7.31cmという長さ。
ちなみにギネス・ワールド・レコードに記録されている最長の眉毛の持ち主は中国人の81歳の男性で、その長さは19.1cmだそうです。全て長いというよりも1本だけ異様に長い毛があるという感じですね。
では歳を取ると一体なぜこんなことに?
通常であれば、目にかかってしまうのを防ぐために眉毛は成長しすぎると自然に抜けるようになっており、大体1cm程まで伸びると抜けるそう。
眉毛は他の毛と比べるとサイクルが短いので50歳を過ぎるころには毛を作る細胞が老化して徐々にその働きが弱くなるんですね。
すると、抜ける事を忘れてしまった老化した細胞のせいで伸び続けてしまうとのこと。
ではこの眉毛は何のためにあるんでしょうか?
サルやゴリラには眉毛は無く、眉毛はヒトならではのコミュニケーションツールと言われていて、気持ちや感情を伝えるために役立っているそう。
最新の研究ではヒトの眉毛は言葉を話すよりも先に発達している事が分かっているそうで、人同士の友好的な関係を築くのに一役買っていたのでは?と言われています。
なんでも、眉毛が生えて長くなると、タレ目に見えるようになるために印象が優しくなるからだとか。
眉毛がある事でしかめっ面をしたり、笑顔になった時により表情がはっきり見えやすくなるからと私は個人的には感じているのですがどうなんでしょうか?
ここで街行くおじいちゃん方にお孫さんにメッセージを伝えてもらいますが、最後に村山富市さんが再登場。
「再び 元総理に聞く」
未来を担う子どもたちにメッセージをいただきます。
村山「なんで俺が総理になったら、こんなに事件が起こるのかっちゅうぐらい事件があったよ。」「まぁこれもしかし・・・俺に与えられた試練じゃから。“今、俺は試練に巡り合っている。試されてる。”“なにくそ。頑張らにゃいかん”と。与えられた試練をね『これが人生だ!乗り切って伸びるんだ!』と頑張れ!」
というわけで、
おじいちゃんの眉毛が長いのは抜けるのを忘れちゃうから
チコちゃんへの問いかけは先生ではなく、やはり村山富市さんから。
村山「チコちゃんにとって試練とは何かな?」
チコちゃん「どうしてもチャーハン以外を頼まなきゃいけない状況。」
小峠「ある?そんなん。大した試練じゃないでしょ。そんなの。」
コミュニケーションのために眉毛が生えてきたという事に食い付く岡村さんですが、サルなどはあまりコミュニケーション取らなくていいの?という疑問。
チコちゃん「意思疎通が出来てるんでしょうね。」
岡村「下手くそなんや?人間の方が。」
チコちゃん「人間はやっぱり生きてる物の中で一番愚かだから、言葉を与えられたんじゃないの?」
岡村「5歳やで?」
小峠「こんな深みのある事言いますか?」
チコちゃん「何か眠くなっちゃったんで、ここで一旦休憩で~す。」
赤いソファに座り込んでウトウトと目を閉じるチコちゃん。「眠い~」と言って解答者たちの想定外の質問から逃げるパターンは前にもありましたが、これは初のパターン。
最後に補足。女性の場合も実は歳を重ねると眉毛が伸びる傾向にあるそうです。
チコちゃんが休憩と言ったからかどうかは分かりませんが、
ここでミニコーナーのにらめっこ。
変顔はロボット化するチコちゃん。
ギーギーという効果音で、最後には眉毛から煙を吹き出してます。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その3
トランプの絵札の人たちは誰?
3問目は笑いからスタートするパターン。いつものやつですね。
小峠「なんの笑いだったんすか?今。」
3問目の指名は、トランプが強そうなかっこいい大人ってだーれ?
解答者は岡村さんが立候補。
岡村「俺で行ってみる?チコってるから。」
チコちゃん「チコり岡村。」
岡村「チコ村がいきます!」
チコちゃん「チコ村。笑」
トランプで数字の先は絵札になるという岡村さんですが、ここで大き目のトランプを運んで来る塚原愛アナ。
ハートのクイーンを引く岡村さんですが、
チコちゃん「それねぇ。誰?」
足立「あ~~!確かに!」
チコちゃんの疑問は、
トランプの絵札の人たちって誰?
岡村「この人たちは・・・偉い人~」
間髪入れず、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
歌舞伎調と言うか、正解を発表するチコちゃん風というかそんなニュアンスで答えた岡村さんに合わせてチコちゃんもその調子でお叱りw
さらにもう一枚トランプを引くと今度はスペードのクイーン。
ハートとスペードのクイーンを見比べて「ちょっと違う!ちょっとこれ(スペードのクイーン)おばあちゃんみたい!」
小峠「あっホントだ!?」
実は同じクイーンでもマークが異なると顔も違うんですね。
岡村「それさぁ。今の大統領と関係してる?」
チコちゃん「してない。」
岡村「してないねぇ。」
街頭インタビューでは答えが出ないということで、
「再び再び 元総理に聞く」
足立「どんだけ使うんですか!?」
村山「トランプ・・・うん・・・全然覚えがない。意識したことないもんな。」
チコちゃんの答えは、
伝説の英雄 オールスターズ
解説は大阪商業大学の高橋浩徳先生。
「さすが、チコちゃん。トランプも強そうだね。」と言う高橋先生に「基本、ポーカーフェイスだからね。」というチコちゃんの返しw
トランプの起源は諸説あるものの、中国で作られてアジアを通って、現在のエジプトにあったマムルーク王朝を中継して、ヨーロッパに伝わったというのが通説。
日本を含めて世界中で普及している一般的なトランプのデザインはほぼ同じ。
スポンサーリンクしかし、14世紀にヨーロッパに伝わった時にはかなり様相が行っており、
例えば古いスペインのトランプカードでは、そのマークが「剣・こん棒・貨幣・聖杯」だったり、
他にもハンガリーでは「葉っぱ・どんぐり・鈴・心臓」だったりとデザインがバラバラ。
現在、広く認知されているトランプカードのデザインが生まれたのは16世紀のフランス。
実は「スペード・クローバー・ダイヤ・ハート」のマークの起源はフランスだったんですね。
※ちなみにこん棒を英語で言うとclub(クラブ)。マークはクローバーなのにクラブと呼ぶことがあるのはこん棒がマークとして使われていた時代をなぞっているからと言われています。
カードの絵柄がシンプルで、数札は黒と赤の2色だけということで非常に安価に大量生産出来たのでこのデザインが広まったとされています。
さらにフランスのトランプ製造会社がある大発明をします。
それが絵札にそれぞれ名前を付けるという事。
誰もが知っている英雄たちの名前を入れたほうが親しみがわくのでは?と考えた業者のアイディアでした。
この名前入りのトランプカードはヒット商品になり、現在の絵札の原型になったんですね。
ここで懐かしのトランプマンが登場して、マジックと共に12人の英雄たちを紹介することに。
【キング】
- ♣のキング – アレキサンダー大王 :初めて世界征服を成し遂げたと言われる若きカリスマ。戦場では自らが先頭に立ち、4万人足らずの軍を率いて、10万人のペルシャ軍を破った英雄です。
- ♦のキング – ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー) :「ブルータス、お前もか」の名セリフは有名。古代ローマの権威の象徴である「斧」が描かれています。
- ♠のキング – ダビデ王 :ミケランジェロの彫刻で有名ですが、旧約聖書にも登場するイスラエルの王。
- ♥のキング – カール大帝 :西ヨーロッパを手中に収めて、ヨーロッパ文化の礎となった人物。
【クイーン】
- ♠のクイーン – アテナ :全知全能の神ゼウスの娘。戦いの女神と称され、クイーンの中で唯一武器を持っています。
- ♣のクイーン – マリー・ダンジュー :フランス王シャルル7世の妻。
- ♥のクイーン – ユディト :敵将の首を切り落としたと伝わる女傑。
- ♦のクイーン – ラケル :イスラエル民族の祖先ヤコブの妻。
【クローバー】
- ♣のジャック – ランスロット :騎士の中の騎士と称される。
- ♠のジャック – オジェ・ル・ダノワ :伝説の聖騎士。
- ♦のジャック – ヘクトール :ギリシャの英雄でアキレス腱の語源となったアキレスのライバルであるトロイヤ最強の戦士。
- ♥のジャック – ラ・イル :ジャンヌ・ダルクの戦友
トランプマンは途中でアシスタントさんに「逆ですね。ケースが。」と指摘されてマジックに失敗するというNGシーンもw
そして、アテナまで紹介したところでワイプ処理でマジックを披露する羽目になるトランプマン。
クラブまで行くともはや静止画で、動くことすらなくなるトランプマンw
ナレーション「トランプマン。ありがとうございました。」
そそくさと去って行くトランプマンw
ということで、
トランプの絵札の人たちは伝説の英雄オールスターズ
一番好きな英雄を聞く高橋先生ですが、
「カミソリシュートの平松かな?ジャイアンツキラー。」という答えのチコちゃん。
平松政次投手は大洋ホエールズで18年間活躍し、通算201勝をあげた大投手。
チコちゃん「どうしてもヒーローと言うと、大洋ホエールズにいっちゃうわね。」
何か違いに気づきませんか?
実はハートのキングだけ口ひげが無いんですね。
「なるほど。という事はハートのキングの英雄に選ばれたカール大帝は口ひげが無かったのか。」と思うのは早計。
実は16世紀のフランスではトランプを木の版画で刷って作られていたのですが、職人が版画の口ひげを誤って削り取ってしまった事からこんな事態になったとのこと。
岡村「これ言うてるで。『おいちょっと!トランプ持って来い!ちょっと!』って家で観てる人。」
チコちゃん「その時間を設けましょうか?トランプ待ち。」
小峠「なんでコッチ側が待つんですか!」
チコちゃん「そんな投げやりな言い方ないでしょ。何でもかんでもツッコむんだからね。名人!名人ね、ホントに。」
最後に補足。トランプの原型については謎が多く、絵札のモデルには諸説あるとのこと。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その4
四つ葉のクローバーはなぜ四つ葉?
第4問目の指名は、人を一番幸せにしてくれる人ってだーれ?
すごい光ってるという理由で小峠さんが解答者。
見つけたら幸せになると言われる四つ葉のクローバーの話題になると、
チコちゃんの疑問は、
四つ葉のクローバーはなぜ四つ葉になるの?
先ほどのトランプとちょっと関連性のある質問。
突然変異という答えの小峠さん。
チコちゃん「じゃあ宿題です。『突然変異』でVTRを作ってきてください。」
小峠「しちめんどくせーですね。」
チコちゃん「突然変異で四つ葉が出て来て、『なんて日だ!』って言いなさいよ!」
小峠「うるせーんだよ!さっきから本当に。なんて日だ!の無駄遣いしてんじゃねーよ!」
それでも結局最後は「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
インタビューに答えてくれた方の中には「チコちゃんに叱られるな・・・」と番組視聴者らしきコメントをする方も。
岡村「最近、観てくれてはるな。」
ということで、
「再び再び再び 元総理に聞く」
岡村「ついでに聞きすぎやてっ!!」
村山「はぁ・・・知らんなぁ・・・アンタ、僕が知らん事ばっかり質問するなぁ。はっはっは。いじわるじゃなぁ。」
チコちゃん「アイムソーリー(総理)っていう事でね。」
チコちゃんの答えは、
事故にあってしまったから
解説は植物多様性センター センター長 照井進介先生。
クローバーの葉っぱは遺伝子上3枚になるように決まっていますが、4枚になる原因は遺伝的には突然変異。
足立「あれ?チコってた?」
小峠「ほら!」
遺伝子の突然変異によって四つ葉のクローバーが生まれることは確かにあるのですが、その確率は約10万本に1本という割合。
偶然見つけるには確率が低すぎてまず不可能。※逆に言えば突然変異の四つ葉のクローバーこそ最強の幸運アイテムかも?
でも四つ葉のクローバーはもっと見かけるような気がしますよね?
実は私たちが見かけることが多い四つ葉のクローバーは葉っぱの赤ちゃんを襲う事故によって生み出されたものだそう。
葉っぱの赤ちゃんが成長するときにたまたま人に踏まれたり、ボールに当たったり、草刈りの際に傷が付いたりというアクシデントによってダメージを受けるとそれは起こります。
クローバーが成長する春から夏にかけて茎の先端に『原基』という葉っぱの赤ちゃんが育ちます。
成長するにつれて3枚に分かれていって三つ葉のクローバーになるのが普通ですが、この原基が生まれてから3つに分かれる約2~3日の間に何らかの外的要因によって傷が付くと、3つに分かれるはずが、4つに分かれてしまいます。
そのまま成長すると四つ葉のクローバーが誕生。
都会で見つかる四つ葉のクローバーのほとんどがこのせい。
公園や河原のように人が遊んだり、歩いたりする場所によく見られるんですね。
四つ葉のクローバーが見つかりやすい時期はクローバーが成長する6月から9月頃。
ここで、四つ葉のクローバーをすぐ見つけられるという特技を持つ生澤愛子(いきざわあいこ)さんが登場。以前にもNHK総合「マサカメTV」に出演されています。
番組ディレクターと四つ葉のクローバー探し対決をすることに。
ここで流れたBGMは格闘技イベント「PRIDE」のテーマ。
こちらが視聴動画。
謎の対決がスタートしてしまいましたが、制限時間1時間でどれだけ見つけられるかを競います。
岡村「急になんや?これ。笑」
開始してわずか3分で見つける生澤愛子さん。
流れるBGMはアニメ「花の子ルンルン」のテーマ。
こちらが視聴動画。
その後もガンガン見つけていく生澤愛子さん。
小峠「何だよこの能力。」
岡村「怖い!この人!自分で植えてんのちゃうやろな!」※ロケで急きょ行った場所だそうです。
対する、番組ディレクターはペットボトルで水をゴクゴク飲んであきらめムード。
結局、制限時間ギリギリになってやっと1本見つけられたディレクター。
素材用に景色を撮っていたADさんが慌てて向かいますw
ということで対決は生澤愛子さんの圧勝。1時間で55本の四つ葉のクローバーをゲットして、ほぼ1分に1本というハイペース。
「リンゴの中にイチゴがあるとすぐ分かるじゃないですか?同じ赤でも。」
なんかすごい世界が彼女には見えているんでしょうね。
スポンサーリンクということで、
四つ葉のクローバーが四つ葉なのは事故にあってしまったから
幸せについて聞かれたチコちゃんですが、
チコちゃん「成長しなくていいってことかな。」
岡村「永遠の5歳やからなぁ。」
ひだまりの縁側で・・・コーナー
ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。
手紙を抜き取ると、
キョエちゃん「岡村~!チコちゃん~!な~んかさ。お前らさ。つまんねーヤツだなぁ。」
岡村「それを言わんといてって言うてんの。そこだけ。笑」
おたよりは小3のような5才という女の子から。
おたよりの内容は「チコちゃんノート」について。
これまでチコちゃんに叱られる!で紹介された数々の疑問をしっかりノートに書き留めている自作のノートのようですね。チコちゃんの似顔絵も描かれてますね。
私も負けてられませんw
また、お母さんがチコちゃんの顔をデザインしたキャラ弁を作ってくれたのこと。
「チコちゃんを食べました。おいしかったです。」
という何とも言えない感想w
チコちゃん「ありがとう。笑。なんか複雑だけど。」
今でもお弁当を作る事はあるの?という岡村さんの質問には「作ることもあるわよ。」とチコちゃん。
「おにぎりを銀紙で巻いたりしてね。」とと言うチコちゃん。銀紙って表現w
チコちゃん「愛妻弁当を岡村。作ってもらえるよう頑張りましょうよ。」
岡村「そんな人と出会いたらええな・・・」
チコちゃん「募集はしないけども。」
岡村「そうね。NHKさんには関係ない事だから。僕が頑張ればエエことだから。」
ちなみに2週連続でほぼ同じような話題になっていますw
こちらが先週の放送回。※岡村さんのいい人はこちらの宛先では募集していません。というテロップも表示されていたのが先週っでした。
それはさておき、おたよりの宛先は、
〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て
※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。
番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan
となっています。
写真など何でも募集中とのことですよ。
チコちゃん「じゃ~ね~。バイバイ~。」
キョエちゃん「お前ら如きがナンボのもんじゃ~!」
岡村「どこで覚えた!そんなん!」
チコちゃん「えらい事言うなぁ~。」
最後に表示されたメッセージは、
岡村さんの結婚相手は募集していません。ご了承ください。
の文字。
やっぱり2週連続でしたw
キョエちゃん「おたより募集中~!」
次回放送は
9月14日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
9月15日(土) 朝8:15スタート
になっていますね。
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。