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ディズニーランドのアトラクション蒸気船マークトウェイン号の名前の由来やその歴史について


ディズニーのアトラクションの一つである蒸気船マークトウェイン号。「トム・ソーヤーの冒険」、「ハックルベリー・フィンの冒険」、「不思議な少年」などの作品で知られるアメリカの有名作家である文豪マーク・トウェインから名前が取られているのは明らかですが、そのネーミングの元々の由来について、またそのちょっとした歴史について詳しく調べてみましたのでご紹介します。

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ペンネームについて

まずはその特徴的なペンネームについてご紹介。ディズニーランドのアトラクション蒸気船マークトウェイン号の由来について

本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(Samuel Langhorne Clemens)はマーク・トウェインのペンネームに落ち着く前にいくつかのペンネームを使っていたのは有名な話です。

1863年まではジョッシュというペンネームを使用しており、スケッチにサインしていたり、新聞投稿時に使用されているのが確認されていますが、その他にトーマス・ジェファーソン・スノッドグラスのペンネームで1856年~1857年にかけて少なくとも3編の新聞投稿(旅行記のようなもの)を行っています。

この時に支払われた原稿料は1編につき5ドルという当時の最低支払額の金額だったそうです。

そしてマーク・トウェインのペンネームを初めて使用したのは1863年2月3日。「カーソンシティからの手紙」というTerritorial Enterprise紙への投稿で初めてマーク・トウェインというサインを記事の最後に記しています。

その後、文豪として名を馳せる事になるマーク・トウェインというペンネームの由来はミシシッピ川で川船の水夫として働いた頃の記憶が元になっているそうで、船が座礁せず安全に通航できる限界の深さを表しているそうです。

その深さが2ファゾム(水深を表す際の単位)だったそうで、メートルで言うと約3.6メートル(1ファゾム=約1.83m)

鉛の錘が先に付いたロープを船から下ろして水深を測るという作業を行うのですが、古い言葉で数字の2を表す”twain”という単語を使って”mark twain”と叫んで船長や水先人に伝えていたそう。

これは”by the mark twain”を略したもので、日本語で丁寧に翻訳すると「ラインのマークによると水深は2ファゾム」という意味になるんですね。

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ディズニーのマーク・トウェイン

マーク・トウェインと聞いて思い浮かぶのがディズニーランドのアトラクションであるマークトウェイン号。

一応、日本だと「蒸気船マークトウェイン号」という名称になっていますが、これはsteamboatを略した日本語ですよね。

本来であればriverboatなので「川船マークトウェイン号」や「河川舟運マークトウェイン号」と略すのがより正確なんですが、ハッキリ言って響きがちょっと・・・。

そんなわけで“蒸気船”という名称を継続して使っているんじゃないかなと思いますね。古い蒸気船に似せたデザインになっていますしね。

文豪マーク・トウェインは1874年に「ミシシッピの生活」(Life on the Mississippi)という自身の船乗り時代の事について記したエッセイを出していますが、こんな感じの船に乗っていたのでないかと推測されますね。こちらは1906年に撮られたミシシッピ川を運航する蒸気船の写真。ディズニーランドのアトラクション蒸気船マークトウェイン号の由来について

元々、マークトウェイン号は本家ディズニーランドのオープン日である1955年7月17日の4日前の7月13日に処女航海を終えており、ウォルト・ディズニーと妻リリアン・ディズニーの結婚30周年パーティーの開催に合わせてのものだったそうです。ちなみにリリアン・ディズニーがパーティーの準備の為にマークトウェイン号のデッキを自ら掃除していたなんて話も伝わっています。

ディズニーランドの開園後にマークトウェイン号はいきなりトラブルを引き起こしており、船に乗り込んだ乗客たちが景色を見ようと船の片方に一斉に詰めかけたせいであと少しで転覆するレベルまで船が傾き、デッキに水が浸入という事故が発生。

実はこの時、マークトウェイン号の定員について誰もはっきりと把握していなかったせいで500人以上の乗客を乗せており、水面ぎりぎりまで船が沈んだ状態で航行したとも言われています。

そして遂にぬかるみに座礁して身動きが取れなくなるというトラブルを引き起こしたせいで、すぐに定員300人というルールが新たに設けられました。この定員は今でも継続されていますね。

この頃はsteamboatの名称がしっかり使われていたようですね。こちらが当時のチケットの画像。マークトウェイン号のチケット

オープンから1957年頃まではマークトウェイン号に乗船するためのチケットが別で用意されていたようです。

今でこそ本家ディズニーランドでもMark Twainはriverboatと呼ばれていますが、この頃はしっかりとsteamboatと呼ばれていたのがチケットから見て取れますね。

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