新幹線・新神戸駅のコインロッカーは使い方を間違えると大変な事になるので注意。問い合わせ先・管理事務所はどこ?
新幹線の停車駅である新神戸駅。神戸観光の拠点とも言うべきこの駅ですが、お土産や荷物などを預けるコインロッカーの使用には実は注意が必要なのはご存知ですか?ICOCA・Suica・PASMOなどのICカード・電子マネー専用という点と、使用方法をしっかりチェックしておきましょう。
万が一、間違った使い方をしてしまうとかなり面倒になってしまうので、そんな私の体験談から得た知識を共有しておきます。
ポイントは黒いレバーです。
スポンサーリンクコインロッカーの場所をチェック
左奥に別のコインロッカー、お手洗いなどの案内が出ていますが新神戸駅の構内図で確認するとこんな感じ。「ATM」という表示の場所ですね。改札口から真っすぐ進んだ場所にあるので非常に分かりやすい場所となっています。
ただし、このコインロッカーはICカード専用という表示になっているので現金を使用するタイプとは異なります。
対応可能なICカードは全9種類、
- Kitaca (キタカ)(JR北海道)
- PASMO (パスモ)(関東・首都圏)
- Suica (スイカ)(JR東日本)
- TOICA (トイカ)(JR東海)
- manaca (マナカ)(名古屋)
- ICOCA (イコカ)(JR西日本)
- SUGOCA (スゴカ)(JR九州)
- はやかけん (福岡市)
- nimoca (ニモカ)(西日本鉄道)
注意点としてはPiTaPa(ピタパ)(近畿圏民鉄)は使用できないという点。
2018年11月8日時点ではPiTaPaのみは非対応になっていますのでご注意ください。
スポンサーリンクただICカード専用のコインロッカーは個別でカギを用意しないでいいという利便性があるので、使い方はいたってシンプル。
コインロッカー使用の手順としては、
- 空いている(緑のランプが点灯)コインロッカーに荷物を入れて施錠バーを下げる。
- 自分の入れたロッカー番号を確認する。
- コインロッカーの操作画面でICカードを読み取り機にかざすだけ。
荷物を取り出すときはとても簡単で、
- 預ける際に使用したICカードが鍵代わりなので、読み取り機にそのICカードをかざして解錠。
コインロッカーの注意点
先ほど挙げたPiTaPa(ピタパ)非対応の他に注意する点としては、レバー表示についてです。
レバーを下げた状態で、
赤い表示がされたものと緑の表示がされたものと2つあるのがお分かりになるでしょうか?
でもランプを見るとどちらも「使用可」を表す緑のランプが点灯していますよね。
つまり、黒いレバーを下げて赤い表示が出て来ていても施錠はまだされていないという事なんですよね。
「赤い表示が出たので鍵がかかったな」と勘違いしてそのままロッカーを離れてしまうと結構大変な目に。
これが今回の記事でご紹介するポイント。
※正しく施錠するには、このレバーを下げた後に操作画面でICカードを読み取り機にタッチさせる必要があります。
スポンサーリンク使い方を間違えると?
もし、施錠しないままでロッカーを離れると当然鍵がかかっていませんから、コインロッカーの他の利用者に開けられてしまい最悪の場合は盗難に遭うなんて事もあり得ますよね。
何時間か観光を楽しんだ後に戻ってみたらロッカーが空っぽなんて最悪です。
そんな最悪のケースでは無いにしても他の可能性としては、他の利用者からコインロッカーの管理会社に「鍵がかかっていないロッカーに荷物が入っている」という問い合わせがある事も考えられますよね。
そうなると荷物がコインロッカー外の他の場所で保管されるんですが、実はそこは新神戸駅じゃないんです。
コインロッカーについて何か不明点がある場合は
電話:078-241-2651
に問い合わせとなっているので、実際に問い合わせて荷物が保管されている場所について聞いてみると、
実は新神戸駅内にはコインロッカーの管理事務所が無いようでJR三ノ宮駅まで移動されてしまうんですね。
新神戸駅からJR三ノ宮駅までの移動は地下鉄を利用して三宮駅(地下鉄西神・山手線)まで一度移動してから徒歩5分でJR三ノ宮駅へ(計7分)。バスの場合はJR三ノ宮駅まで14分。
さて、三ノ宮駅内の管理事務所の場所ですが、兵庫県鉄道警察隊の三ノ宮駅詰所のすぐ隣のコインロッカー内。
奥に見えるコインロッカーに入ると一番奥に大型ロッカーが用意されている場所がありますが、
手前の扉が駅のコインロッカーを管理している関西ステーションサービスの三ノ宮営業所。
スポンサーリンク営業所では何が必要?
さて、ここまで辿り付いたらあと一息。
事務所内のスタッフさんに言って保管してある荷物を出してもらう事になるのですが、その荷物が自分の物である事の証明をする必要があります。警察で行う遺失物の照合と同じ要領ですね。
まず書類に住所・電話番号・氏名などの情報を書き込んでから本人確認が出来る免許証などを提示。さらにロッカー内に入れていたものについて詳しい特徴を説明する必要があります。
私の場合は預けたジャケットの胸ポケット内にクレジットカードが入っていたので、そのフルネームをチェックする事で自分の物である事が証明できたのでOK。
その他には預けていたものを細かく知らせて、カバンのこの部分に傷があるなんて情報も合わせて伝える事でOKのようですね。
以上の工程が済むとやっと荷物が返ってきます。ちなみに間違ったコインロッカーの使い方をしたという事でペナルティで料金を支払う必要があるのですが、支払ったのは500円。
使用していたロッカーと同じ料金を現金でその場で支払ってやっと荷物が返ってきました。
というわけで新神戸駅のコインロッカーでトラブったら三ノ宮駅まで移動してという余計な手間が発生してしまうので要注意というお話でした。何かのお役に立てれば幸いです。