錦織圭が1ゲームも取れずに0-6のベーグルを喰らったのはプロキャリアで何回?あわやダブルベーグルも
Nitto ATPツアーファイナルズ2018年大会ではラウンドロビンで激突した錦織圭vsケビン・アンダーソンの試合で錦織圭は0-6、1-6のスコアで敗れ、あわやダブルベーグルを喰らいかけるという屈辱の敗戦を味わいましたが、ではこれまで錦織圭はプロキャリアの間に何回ベーグルスコアを喰らってきたのでしょうか?
不名誉な記録なのでちょっと取り上げ辛いですが、これもプロキャリアにあっては避けられないものですので・・・。
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テニスにおけるベーグルとは?
まず大前提としてテニスにおけるベーグルについて簡単に説明しておくと、
ベーグルとは、
テニスの試合において、1ゲームも取れずに0-6のスコアでセットを落とす事を指します。
また、ベーグルを喰らう・喰らわせるというような表現を使う事がありますね。
ちなみに1ポイントも失うことなく6-0のスコアでセットを取ることは特別に「ゴールデンセット」という名称で呼ばれます。1セット奪取には24ポイントが必要ですので24ポイント連続で獲得してセットを完全に支配して取るわけですね。
統計的にはベーグルが最も発生しにくいのがクレーコートでの試合のようですね。理由としてはクレーコートではラリーが長く続く傾向にあるので一方的な展開になりにくいのではないか?と推測されます。
ちなみに1ポイントも落とさずに試合に勝利する事を「ゴールデンマッチ」と呼び、テニス史上3回のみが記録されているとの事。
2018年シーズン
2018年 ATPツアーファイナルズ ラウンドロビン 錦織圭 vs ケビン・アンダーソン:0-6、1-6
2018年 全仏オープン 4回戦 錦織圭 vs ドミニク・ティエム:2-6、0-6、7-5、4-6
被ベーグル回数 2回
2017年シーズン
2017年 全仏オープン 4回戦 錦織圭 vs フェルナンド・ベルダスコ:0-6、6-4、6-4、6-0
2017年 全仏オープン 3回戦 錦織圭 vs 鄭現(チョン・ヒョン):7-5、6-4、6-7(4-6)、0-6、6-4
被ベーグル回数 2回
スポンサーリンク2016年シーズン
2016年 なし
2015年シーズン
2015年 ロジャーズ・カップ(マスターズ カナダ大会) 準決勝 錦織圭 vs アンディ・マレー:3-6、0-6
被ベーグル回数 1回
2014年シーズン
2014年 ATPツアーファイナルズ 準決勝 錦織圭 vs ノバク・ジョコビッチ:1-6、6-3、0-6
被ベーグル回数 1回
2013年シーズン
2013年 上海マスターズ 3回戦 錦織圭 vs ジョー=ウィルフリード・ツォンガ:6-7(5-7)、0-6
被ベーグル回数 1回
2012年シーズン
2012年 メキシコ・オープン 2回戦 錦織圭 vs ジェレミー・シャルディー:6-1、6-7(8-10)、0-6
被ベーグル回数 1回
2011年シーズン
2011年 上海マスターズ 準決勝 錦織圭 vs アンディ・マレー:3-6、0-6
2011年 上海マスターズ 1回戦 錦織圭 vs ロビン・ハーセ:0-6、7-5、7-6(7-5)
2011年 ウィンストン・セーラム・オープン 3回戦 錦織圭 vs フアン・モナコ:0-6、3-6
2011年 全豪オープン 2回戦 錦織圭 vs フロリアン・マイヤー:6-4、6-3、0-6、6-3
被ベーグル回数 4回
スポンサーリンク2010年シーズン
2010年 デルレイビーチ・オープン 1回戦 錦織圭 vs ベンジャミン・ベッカー:3-6、6-1、0-6
被ベーグル回数 1回
2009年シーズン
2009年 なし
2008年シーズン
2008年 ストックホルム・オープン 準決勝 錦織圭 vs ロビン・ソダーリング:1-6、0-6
試合を通して1ゲームしか取れずダブルベーグル未遂。
2007 ソウル・チャレンジャー 2回戦 錦織圭 vs ダニエル・コリーラー:2-6、0-6
被ベーグル回数 2回
というわけで、錦織圭のプロキャリア通算被ベーグル回数は15回となりました。