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金スマで明かす中居正広とタッキー(滝沢秀明)の不仲説・関係性について。ファンに対する“幕引き”とは?


18年12月28日放送の「金スマ」こと「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」では芸能活動引退を発表しているタッキーこと滝沢秀明くんを大特集。一部ネットでは不仲説も噂されている中居正広くんと滝沢秀明くんですが、二人の関係性についてその真相は?そして、ファンに対する“幕引き”を強調する中居くんが滝沢くんにかけた言葉とは一体何だったのでしょうか?

というわけで2018年12月28日放送の「中居正広のキンスマスペシャル 滝沢秀明が中居だけに語る真相…」から中居正広くんと滝沢秀明くんのやり取りについて総まとめでご紹介します。

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出演者

【MC】中居正広

【パネラー】大竹しのぶ  假屋崎省吾  室井佑月、ベック

【進行】安住紳一郎(TBSアナウンサー)

【スペシャルゲスト】滝沢秀明

中居&タッキーの不仲説

中居「それでは今夜スタジオにお招きしております。解散と引退決意の真意とは一体何なんでしょうか?ご本人にお越しいただきました。お入りください。どうぞ。」

滝沢「お願いします。」

中居「今夜の金スマ、最後の放送になりますゲスト、滝沢秀明さんです。よろしくお願いします。」「冒頭にもありましたけども、今年あと3日と迫りました。このような形でお話されるのはこの番組がもしかして最後になるかもしれない?」

滝沢「そうですね。今回発表から今日までちゃんと自分の口からちゃんとお伝えするのがなかなか無かったので、今回この番組で喋れるっていうのはすごく僕としてはありがたいですね。」

中居「今、あと3日に迫りました。今の滝沢さんの心境はいかがなんですか?」

滝沢「うーん・・・思った以上に冷静ですね。23年間ジャニーズで活動させていただきましたけども、すごく今冷静な自分がいますね。」

ここでいきなり中居くんから込み入った話題へ。

中居「僕の周りにもやっぱりタッキー&翼、翼と滝沢を好きっていう女の子がいるんんですよ。金スマに出てくれるって決まってからその子と連絡とって『今度、金スマ出るよ?滝沢出てくれるよ?』って話したら、『それよりさぁ、滝沢くんと仲悪いんでしょ?』って言われたの。」

滝沢「あっ!僕らが?笑」

笑顔の滝沢秀明くん。

中居「『えっ?どういうこと?』『ネットに出てるよ?』っていうから。滝沢それ知ってた?」

滝沢「知ってました。」

中居「言えよ~~~!笑」

滝沢「実際はそうじゃないじゃないですか。笑」

中居「結構前からそういうの出てるっていうから。言ってよテレビの人に、『皆さんが思ってる以上に仲が悪い』って。」

滝沢「いや!!なんでですか!?笑。なんで逆言うんですか!!笑。仲悪くないでしょっていう。」

中居「思ってる以上に仲悪いって言えるぐらいの後輩です。笑」

滝沢「ありがとうございます。笑」

という事で明確に不仲説を否定した中居&タッキーのお二人でした。

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極貧時代・両親の離婚

両親の離婚をきっかけに極貧生活を味わった滝沢秀明くん。そんな生活から抜け出したい一心で応募したのがジャニーズ事務所でしたが、

滝沢「まあ何かある意味自分の中で封印していた時代なので・・・うーん。今回この番組で初めて晒すというか。笑」

貧しい家庭で育つという経験は何も珍しい事ではないと世代的に理解を示す大竹しのぶさん。

中居「年齢的にちょっと若いんだよね。貧乏が。」

滝沢「そうですね。でもホントにリアルに食べるものも無かったですね。物も買えなかったですし。」

中居「鼻垂らしながら生活してる子いたでしょ?多分その子だったのかな。」

貧乏話をちょくちょくイジる中居くんですが、中居くん自身も幼少期の貧乏エピソードを自身で思い出話として語っているので共感する部分もあるんでしょうか。

さらに幼いころに両親の離婚を経験しているという事も共通している事もあって、

中居「お父さんは?」

滝沢「お父さんは、まあ離婚してから一年に一回ぐらいは会ってましたね。当時は。そん時は何かこう贅沢というか一日だけ贅沢が出来るっていうのがありましたけどね。」

中居「今は?」

滝沢「今はもう全く会ってないですね。」

中居「この世界に入ってからは?」

滝沢「入ってから会ってないです。」「見に来たりもないですね。」

芸能界入り後には一度だけ電話でお父さんとお話しされた事があるそうですが、

滝沢「まあやっぱり、お父さんは自分の息子だとはもう思ってない。とは言われましたね。」

中居「再婚されたのかな?」

滝沢「再婚はしました。っていうのはまあ多分親父は親父なりに、今立派になったのは自分(お父さん)のおかげじゃないと。だからもう親父とは父親とは自分からは言えないからっていう意味で。そうですね。息子とは思っちゃいけないだっていう風には言ってましたね。」

滝沢秀明くんからするとあくまで父親という想いは今でも変わっていないとの事。

オーディション会場にはちょうど今井翼さんも一緒だったという事に触れて、

中居「当時、翼くんと同じ日だったんだ?」

滝沢「はい。オーディション同じでしたね。」

中居「同じ日に生まれたの!?笑」

この偶然に感嘆の声を漏らす中居くん。

真横の距離で踊っていたそうですが、

中居「そっか。同じジャニーズJr.として。」

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ジャニーさんについては

また、オーディション合格ともはっきり知らされないまま、オーディションから1週間経ったある日にジャニー喜多川さん本人から電話があったという驚きの体験をした滝沢くん。

そのジャニーさんの電話口での第一声が「YOU、誰?」だった事に、

中居「すごいね。かけてる人に『誰?』って。『こっちのセリフだし!』みたいな。笑」

滝沢「そうです。ホントにそうでした。笑」

その場で仕事が決まったからいついつ来てとスケジュールを告げるジャニーさんだったそう。

その後もジャニーさんから目をかけてもらっていた滝沢くんは他のジャニーズJr.のメンバーと一緒にたびたび自宅や食事に招かれていたそう。ただ、外食をご馳走になる時も普通のファミレスも多かったとの事。

その席でジャニーさんから礼儀作法・マナー・人との接し方などをそれとなく学び初めて親父と呼べる存在に出会ったという滝沢くん。

また、ジャニーズ入所からわずか半年後、史上最短でドラマの初出演・初主演が決定。当時13歳。

この発表は新聞報道を見て初めて知ったという滝沢くん。

滝沢「そんなのしょっちゅうでした。基本は新聞で知ります。僕ら。笑。テレビとか観てて、『俺ドラマやるんだ!?』みたいなのはしょっちゅうでしたね。急きょのの対応とか気持ちの切り替えとかはすごく鍛えられましたね。笑」

最近は事前に教えてもらえるようになったとの事ですがw

そして1996年にTBSで放送されたスペシャルドラマ「誰かが誰かに恋してる」ではある憧れの先輩と共演。

それが当時23歳の中居正広くん。

当時の雑誌のインタビュー記事で「カッコいいと思う人は?」の問いに「事務所の人では中居くん。テレビでJr.とからんだ時とか、裏では一生懸命Jr.を前に出そうとしてくれる気遣いが『男』だな、って。テレビではそんな事言わないし。」と答えていた滝沢くん。

コチラがその動画。森光子さん、堺正章さん、いかりや長介さんなどなどビッグネームがご出演。事務所の大先輩である東山紀之さんとも共演。

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ジャニーズJr.のまとめ役

常に特別扱いをされて来た滝沢秀明くんはジャニーさんからも多くの仕事を任されるようになりますが、その代表的なものがジャニーズJr.のまとめ役。

衣装やステージングについてもジャニーさんと相談しながらプロデュース業に携わっていたそうですが、まだ年端もいかない少年である滝沢くんにどんどん仕事を振ってくるジャニーさんに信用できる大人という印象を抱いたそうでで、

中居「この人の導きは自分にとっては間違いない。その嗅覚は少年ながらに滝沢は感じたんだろうね?」

滝沢「そうですね。」

思春期・反抗期を迎える頃には仕事のストレスをジャニーさん本人に面と向かってぶつける事も多かったそうですが、

滝沢「こっちが強く当たってもあっちが引くっていう事はよくありましたね。やっぱどこかで自分の親父なのかなっていう感じはありますね。」

父親の愛情らしい愛情を知らないまま育ったという生い立ちを持つ滝沢くんですが、

滝沢「ジャニーズに入ってジャニーさんとやって、もしかしたらこれが父親の愛情なのかな?っていう風には感じては来ましたね。」

そんな時代にジャニーさんからはその後の人生を決定づける言葉をもらったそうで、それは、

ジャニー喜多川「僕はタッキーに10の事をあげるから、タッキーは1でもいいから僕に返しなさい。その1は挨拶でもいいんだ。」

ジャニーさんへ少しでも恩返しを。それはいつしか後輩たちの面倒を見るという事に。

ジャニー喜多川の誕生会

演出家としての滝沢秀明くんの手腕はジャニーさんのお誕生日会でいかんなく発揮されているとの事で1年に1度の恒例行事。

中居「サプライズとか段取りとかも大事になってくるもんね?いつぐらいから幹事をやっているんですか?」

滝沢「でもここ3、4年とかですけどね。」

とにかく大変というその誕生日会についてマネージャーさんすら把握しきれないという参加者の皆さんの証言をまとめてみると、

まずは生田斗真くん、

「会場に入ったら(滝沢が)入口の所に立ってるんですよ。インカム着けて(トラン)シーバー持って。『斗真到着したから席空けて』ってジュニアの子たちを配置してて。そのジュニアの子たちもインカム持ってて『滝沢さん了解です。』とかやっていて。」

※ジュニアの子というのはジャニーズJr.の「Snow Man(スノーマン)」の事ですね。

山下智久くんは、

「動きがプロすぎて。もっと他の後輩のジュニアとかタッキーがインカム着けて『何とかさん来たよ。』みたいな。どこの業者の人かな?と思って。笑」

嵐の松本潤くんは、

「行ったらタッキーがインカム着けて立ってるんですよ。インカムで『嵐到着しました。中入ります。』みたいな事言ってる。で飲み物無くなったら、『マッチ(近藤真彦)さん飲み物ないよ。』みたいな。Snow Manがマッチさんのお酒持ってくるみたいな。笑。何?コレ・・・。」

その滝沢秀明くんの手足になって働くSnow Manの深澤辰哉くんは、

「インカムは滝沢くんの自前で。しかも普通のインカムも持ってるんですけど、何かSP(セキュリティポリス)が使うよな耳の中に入れてマイクとかが見えないようなやつを持ってるんすよ。『これいつ使うんすか?』って聞いたら『こういう時』って言うから、『こういう時用に持ってるんですね。』って。」

揃いも揃ってタッキーのインカムの話ばかりw

スタッフさんの誘導尋問でもあった?と疑ってしまうほどにw

続いて段取りについてはKis-My-Ft2の北山宏光くんは、

「僕は飲み物担当だったんですよ。だから仕入れから何本という数字とか表にして、滝沢くんに『この値段でいかがですか?』って。『これはちょっとこんだけの人数でやると○○が足りないからこっち削って、これ位の値段にまとまってくれるといいな。』って。3回ぐらい直して。『よし!これでいこう!』って言って僕が業者に発注して。」

「そこから後輩が受け取って、買って来たクーラーボックスに氷とか全部詰めて、裏で後輩たちがお酒とか飲み物作ってっていう係も全部決まってて。細部までやっぱ準備がすごいですね。」

これを受けて、

滝沢「まさかこんな話が・・・笑」

中居「すごいね。笑」

ジャニーさんはかなりシャイな方で事務所のスタッフさん相手ですら気を遣うという事もあって、タレントとジャニーさんだけの空間を作る事でリラックスしてもらいたいという配慮から、全てプロデュースをするようになったそう。

家族だけで行う大がかりなパーティー的な感覚なんでしょうね。

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滝沢「僕がちょうどジャニーズの真ん中ら辺なんですね。先輩もいるし後輩もいるっていう。だからどっちにも連絡しやすい位置なので。」

誕生日会の2か月前から参加者へのスケジュール連絡は全て滝沢くんが担当するそう。

滝沢「テレビ局で中居くんがいたら中居くんとこ行って、来てください。お願いします。みたいな。」

中居「行くわけねーだろ!笑」

ただ、過去一回だけ中居くんも参加したそうですが、その時の中居くんの様子がちょっとおかしかったようで、

滝沢「あっ。そうですね・・・。」「あの・・・一番はしゃいでましたね。」

中居「(笑い)」

滝沢「でもすごかったのが、テレビ並みのMC。仕切って。みんなに話を振って『お前どうだべ?』みたいな感じでやってましたね。」

中居「それはさぁ。何だろう・・・ちょうどねぇ・・・マッチさんがいて、東山くんがいてあんまり喋れないのかな?いてもたってもいられないでしょうね、『テレビっぽい雰囲気でいきましょうか?』みたいな。ジャニーさんも大人しくて、何が正解か分かんないから、これいくしかねぇのかな?と思って。」

滝沢「ありがたかったですよね。」

完璧に仕切った滝沢くんですが唯一失敗した事があったそうですが、

滝沢「あ~!ケーキが。」「お店に入らないぐらいの大きさになってしまったって。」

中居「結構初歩的な。バースデーケーキじゃん?ホップステップのホップじゃん。」

滝沢「6人ぐらいじゃないと持てない位の大きさになっちゃって。」

中居「サプライズだったんだろうね?」

まさか会場に入らないという一番のサプライズになるとはw

引退の本当の理由

中居正広くんと滝沢秀明くんの関係性について改めて話が及ぶと、

中居「僕にとって後輩で、僕がこんなに喋るのもおかしいですけども、何つうんだろうな?僕らにとって、僕にとって直の後輩が最後だったのかな?」

直の後輩というのはバックダンサーを務めてもらった間柄という意味ですね。

中居「タッキー&翼以降の後輩たちは、もちろん立派な素敵な後輩なんですけども、以降の後輩たちはSMAPのバックを務めた事がないんですよ。タッキー&翼が最後の後輩というか、最後のバック。」

滝沢「僕らが最後でしたね。」

中居「1996年ぐらいから僕らは専門のダンサーの方に来てもらってやってたんで、バックにジャニーズの後輩をっていう設定でやってたのかな。その最後が滝沢。」

滝沢「そうですね。僕が1995年なので、1年間SMAPの皆さんの後ろでやってましたね。」

当時滝沢くんは14歳が当時の事については、

中居「全然覚えてないですけども。」

滝沢「ヒドイ!笑。中居くんのソロコーナーとかやってましたから!」

中居「(笑い)」「そういう思い入れを考えるとちょっと(他の後輩とは)違うのかなと。ツアー回ったりもしてましたから。」

2002年には「タッキー&翼」のユニット名で遂に待望のデビュー。

TBS系で放送された音楽番組「うたばん」でも度々共演していた中居正広くんと滝沢秀明くん。

タッキー&翼の「うたばん」初登場は2002年9月12日放送分での事。

「中居アニキの甘い歌声が好きです」というテーマでは、

滝沢「最近のCDとか聴いてると下手だなぁと思うんすけど、」

と語弊のある表現をして、

中居「それ逆だよ!昔下手で今美味いならまだしも、最近のCD下手だったら俺成長してねぇじゃねぇかよ!」

なんてやり取りも。

さらに、中居くんからダンスシューズをもらったという滝沢くんですが、

中居「それは覚えてないわぁ。」

滝沢「いや。失くしちゃったんですよ。笑」

中居「何で☆○□×※!」

滝沢「え?何?笑」

もはや言葉にならない言葉で罵声を浴びせる中居くんでしたw

その後もうたばんへの出演は続き、タッキー&翼に入って1枚でもいいから曲を出したいと直訴する中居くんの姿が放送されたりもしました。

中居「1枚!1枚!1枚だけ!!10代の子とかにキャーキャー言われたいの。」

そんな理由w

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そんなタッキー&翼でしたが、2014年11月に今井翼くんがメニエール病を発症。

その後は活動休止、復帰、再度活動休止という段階を経て、

滝沢「現状、復活というのは難しいのではないか。という意見があったのでこれ以上ファンの方をお待たせするのは良くないっていうのもあるし、どこかケジメをつけなければいけないなという事もあって解散という事を発表しようと。」

今井翼くんの体調面については、

滝沢「僕らがブレーキ役になってあげなければいけないのかなとは思いましたけどね。」

そして2018年9月13日にタッキー&翼の解散が発表。さらに今井翼くんは治療に専念するという事でジャニーズ事務所を退所。

一方の滝沢くんはソロ活動ではなく、芸能活動引退という道を選択。

滝沢「やっぱり最初はジャニーさんもびっくりしてて、すぐには受け入れる感じでは無かったですね。今のこの活動をやりながらでもいいんじゃないか?ということは何度も言われましたけどね。やりながら裏もやるっていうのも一つの手段ではないのかなっていう風には。」

裏方に専念するという決断について改めて問われると、

滝沢「嫌になって辞めるとかじゃ全くないし、むしろ僕はジャニーズが大好きなんですよね。この大好きなジャニーズをこっから先にどうやって繋いでいけるか?っていう事をやりたいんですよね。」「ファンの方には本当に申し訳ないですけども、皆さんがやる普通の親孝行を僕はジャニーさんに親孝行したいなっていう風に今すごく思ってます。」

中居「ジャニーさんから10もらって、いくつ位返せてたかな?今まででって。」

滝沢「まあ一個も返せて無いと思います。」「さらにジャニーズの良さを知ってもらいたいなっていう意味でも僕がプロデューサーになって、裏方になってこれからの時代を、もっともっと僕らが知ってる良いジャニーズを伝えて行きたいなって思っちゃったんですよね。」

「タレントを自分がやりながら裏もやるというのはこれは絶対にダメだと。僕の中で思って。いくらジュニアと言えどもみんな人生を懸けて活動をしているので、僕もやっぱり人生を懸けなきゃいけないなと思った時に、ジャニーさんごめんなさい。僕は両方は出来ない。だから引退をさせて欲しいっていうお願いをさせていただきましたね。」

中居くんが伝えた言葉

そして引退を発表した直後に滝沢秀明くんの元に一本の電話が、

滝沢「今回のこの発表があって、一番最初に連絡をくれたのが中居くんでした。」

中居くんが解散・引退する後輩にどうしても伝えておきたかった言葉とは、

中居「僕もね、話し聞いた時、滝沢くんも翼くんも連絡先を知らなかったのでマネージャー経由で。笑。でも聞いてもいいかどうかも分かんなかったんで、滝沢にも中居が連絡取りたがってるって。電話してもいいかどうかも分からなかったですからね。で滝沢にも限らず翼にも連絡して。同じ後輩というか僕らにとっての最後の後輩っていう想いがありましたから。二人がしっかり覚悟を決めた中で決められたっていう話も伺えたんでそれがもう何よりだったんじゃないかなとは思います。」

「今まで支持してくれたファンの子の想いっていうのがありますから、それはしっかり伝わってるんじゃないかなって。翼の想いっていうのもしっかりこの番組を通して伝わってるんじゃないのかなとは思います。」

「ファンのためではなく自分の人生を生きるもの。」と大竹しのぶさんは言葉をかけますが、その言葉を遮るように、

中居「いやでもファンの子大事です!」「裏方でもファンの子の応援が無いと出来ないですし。」

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そして幕の引き方について中居くんは、

滝沢「でも今回、こうやって番組に出させていただいて、中居くんと今回この事があって連絡をいただいて今のタキツバは点(、)だと。今は点(、)なんだって。ちゃんと丸(。)を付けて活動を終了させなさいっていう風に言ってくださったんですね。」「僕はすごくその言葉が重くて。重いんですけどやらなければいけないなってハッとなったんですよね。なのでジャニーズのカウントダウンも翼と一緒に出ようと決めましたし。今回この番組も中居くんの配慮があって。」

中居「いやいや。そんな事は全然・・・。」

滝沢「今の僕の出演というのは中居くんがくれた花道だなと思ってます。」

中居「いやいや。それはもうね。それは変な話、滝沢にも話しましたけど、僕個人はやっぱりちょっと怠った人間であって、あの~、丸(。)で幕引きっていうのが出来なかったので。僕がその幕引きの経験があったのでどうか滝沢と翼の二人にはファンの子に、今まで応援してくれた人たちってやっぱりすごく大事だから。その人たちが次に進める、自分たちも進まなきゃいけないけど、応援してくれた人たちがやっぱり大事だから。メッセージとしてこの番組と二人のショーってやっぱり見たい。」

「最後がどれか分かんない。引退試合が分かんないまま引退されるようなもうタレント、選手じゃないと思ってたんで。でも本当カウントダウン良かったですねぇ~。」

プロ野球の大ファンである中居くんらしい言葉。プロ野球選手の中には引退試合という最後の舞台を用意されないまま引退していく選手たちも多いので、かつて輝いたスター選手たちの引退を毎年目に焼き付けているであろう中居くんにはSMAPの最後の姿と重ねているものがあるんでしょうね。

そして繰り返し、とにかくファンのためにという強いメッセージが中居くんの口から語られています。大竹しのぶさんの言葉を遮ったのもその想いがあったからなんでしょう。プロ野球ファンとしての自分と、ジャニーズを応援してくれるファンとを重ねている部分もあるのかもしれません。

でも・・・、

中居「奇しくも僕もカウントダウン、TBSで裏であるんで・・・笑」

滝沢「そうなんですよね。笑」

実はTBSのカウントダウンとジャニーズのカウントダウンについて両方のオファーをそれとなく前々から受けていたという中居くんですが、TBSのカウントダウンにOKを出した2日後にジャニーズのカウントダウンについて正式に声がかかったのでタッチの差で出演できなくなってしまったとの事。

中居「奇しくも真裏っていう。笑。何だそれ!?」

滝沢「ちょっと遅かったですね。笑」

いい話をしておいて最後にオチをつけるのが中居くんっぽくて憎い所w

タッキー&翼の華々しい引退試合を脳裏の真裏に浮かべながらTBSでカウントダウンを仕切ってるんでしょうねw

滝沢へのメッセージ集

嵐・松本潤くんから。

「タッキー、翼くん。9月に聞いた時はびっくりしました。同時に寂しかったし。でも二人がそういう道を選んだという事をですね。ずっと一緒にやって来た自分としては応援したいなという風に思ってます。ひとまず、今までお疲れ様でした。また会いましょう。」

生田斗真くんから。

「辞めないでよ。ってホントは言いたいけど。うーん・・・。もちろんどういった形であれ別に一生会えなくなるわけじゃないんだけど、何か寂しいし。うーん。何かこれからも仲間でいて欲しいと思います。」

山下智久くんから。

「滝沢くん。お世話になってます。ホントに僕の、今ある僕のね最高の人生のきっかけを作ってくれたのは滝沢くんだと思ってます。色んな事を教えていただいたので、ちょっとこの短いVTRの中で感謝を伝えるのはすごく難しいんですけど、本当に本当にありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします。」

そして引退する滝沢秀明くんへ母からのメッセージ。

「秀明へ。23年間本当に本当にお疲れ様でした。愚痴や不満を言わずに頑張ってこれた事が、素晴らしいと思います。また新たな使命を頂けたことに感謝を忘れず、今までお世話になった方々へ、恩返しの思いを込めてお仕事を頑張ってくださいね。」

さらに、芸能界の父であるジャニー喜多川さんから。

「滝沢秀明がタレントとしての経験と知識を生かし、『ジャニーズJr.たちの育成で、ジャニーさんを手伝いたい。』と言ってくれた時、私は驚きと共に嬉しくて涙がこぼれそうでした。このような決断をしてくれた滝沢には心より感謝をしています。」

そして23年間を一緒に過ごした今井翼くんから滝沢秀明くんへのメッセージ。

スタジオに来れなかった今井翼くんから手紙を預かっているという事で中居くんが代読。

「滝沢へ。家族以上に沢山の時間を共にした滝沢は僕にとって大切な存在です。戦友として、ライバルとしていてくれた事に感謝してるよ。ありがとう。そして沢山迷惑をかけてごめんね。ファンと共に築きあげた時間を胸にこれからはそれぞれの道を進み成長していこう。心から心からありがとう。」

これを受けて、

滝沢「翼の言葉ですね。想像は出来ます。はい。」

“迷惑”というワードが出てきましたが、

滝沢「二人組はね、迷惑かけてもね助け合わないといけないので全然迷惑とは思ってませんけどね。うん。」

そして今井翼くんから同郷の先輩である中居正広くんへの感謝のメッセージも。

「大好きな先輩です。出身地が同じという事で中学生の頃から気にかけて下さることに感謝しています。どんな時も大切なものを大事にされる中居くんから人に対する思いやりなど、学ぶことが沢山あります。もう一回言わせていただきます。大好きです!」

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エンディング・最後の挨拶

中居「タッキー&翼はもう解散されております。残すところ今年いっぱいで引退という事でホントにあと2日、3日とわずかな時間ですが、こういう番組に出られるのは最後だと思いますし、ジャニーズのカウントダウンでは歌ってなかなかね?メッセージも伝わる時間たっぷりってわけにもいかないと思いますから、最後にファンの方々、今まで応援してくれた、支持してくれた方々への想いを伝えていただきたいと思います。」

滝沢「そうですね。まあホントにあの~言葉で感謝と伝えるのはホントに難しい事なんだなという事を今すごく感じています。言葉に出来ないぐらいの感謝ももちろんそうですし、ホントに沢山の方に支えられて今までの芸能生活というものが成立していたんだなという事を今改めて感じています。ま、これからですけども、う~ん。僕の中でさようならっていう言葉は使いたくないなと思ってて、ファンの方にかける言葉があるとしたら、行ってきます。かなと。そうですねホントに、どんな形で皆さんとこれから関われるか分かりませんけど、とにかく大きな男になって、皆さんが知ってる滝沢秀明としていつか会える日があればいいなと思ってます。はい。」

中居「これでファンの子も受け入れて欲しいなって。丸(。)で終われたのかなって。翼も丸(。)でしっかり終われて次の文章書けんのかな。滝沢もタッキー&翼の関係者各位の皆さんがしっかり次の文を書き始める事が出来るんじゃないかなと思います。これからも是非とも頑張っていただきたいと思います。今夜のお客様、タッキー&翼の滝沢秀明さんでした!ありがとうございました。」

滝沢「ありがとうございました。」

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