第74回 NHK「チコちゃんに叱られる!年末拡大SP」共同募金で赤い羽根がもらえる理由?遂にたかみながチコり!?
19年12月27日放送の第74回 NHK「チコちゃんに叱られる!」は令和元年年末拡大SP!チコの部屋には萬田久子さん&たかみなさんが2人で入室してチコちゃんとしりとり対決。そして4問目の疑問は共同募金ではなぜ赤い羽根がもらえるの?というもの。
ということで、19年12月27日に放送された第74回 NHK「チコちゃんに叱られる!令和元年 もうなにがあったか思い出せなくなっている私の年末スペシャル~!!」の様子をまとめてご紹介します。
※本記事では4問目と萬田久子さん&高橋みなみさんのチコの部屋をまとめておりますので残りの疑問は別記事でフォローします。
スポンサーリンク出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】さだまさし、萬田久子、高橋みなみ
【VTR】鶴見辰吾
チコの部屋その2
しりとり対決
続いてはチコの部屋のコーナー。
萬田久子さん&高橋みなみの2名が入室したところで急にしりとり対決を提案するチコちゃん。
チコちゃんに勝てれば何でも好きなものをプレゼントするそうですが、萬田久子さんのリクエストは300万円の羽毛布団というまさかのチョイスw
そしてたかみなさんは洗濯機が壊れた所なので全自動洗濯機が欲しいと切実なお願い。
という事で萬田久子さんの頭文字「ま」から対決スタートですが、途中から「ま」で終わる単語連発のま攻めで戦うチコちゃんに防戦一方の2人w
苦し紛れに「負けたらアカンで」「待たれへんで」と関西弁バリバリで逃げた萬田久子さんにチコちゃんがNG宣告。
チコちゃん「萬田はん、それズルいで!」
セリフになっちゃったので、引き分けという裁定でチコちゃんの部屋は終了。
前はGW拡大SPの時に広瀬すずさんとしりとりで死闘を演じたチコちゃんでしたが、今回は萬田久子さんが早めにギブアップという展開でした。
チコちゃんの疑問その4
共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根?
4問目の指名は、
この中で一番困っている人をほっとけないステキな大人ってだーれ?
ここはさだまさしさんを指名する岡村さん。
さだまさし「俺!?もうほっとけますよ?笑」
駅前などでやっている募金活動に募金をした事があるというさださんですが、
ここでチコちゃんの疑問、
共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根なの?
平成元年(1989年)から赤い羽根募金という愛称になり、その後に赤い羽根共同募金となったわけですが、さだまさしさんの「防人の歌」に合わせて替え歌で質問するチコちゃんw
領収証代わりという味気ない答えを言っちゃうさださんですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
岡村「赤い羽根は領収証!?さださん、最高じゃないですか!笑」
続けてたかみなさんに聞いてみると、正解マークにピヨピヨ音。
おっとこれは6回目の出演にして遂に初のチコり!?
チコちゃん「もう~!つまんねーヤツだな。」
でもここはさださんが一回叱られているので漢字問題の出題はナシ。
赤い羽根だけに赤羽駅で募金をしたばかりの人にインタビューしてみますが、赤だと目立つから、赤羽駅だからという残念な答えしか出ず残念w
ということでチコちゃんの答えは、
勇気のシルシだから
解説は同志社大学の上野谷加代教授。ホワイトボードにチコちゃんのイラストが描いてあったり、後ろにチコちゃんグッズを置いてお出迎え。どうやらチコちゃんのファンみたいですね。
まずは共同募金の仕組みについて解説。
そもそも共同募金とは社会福祉法で定められた寄付金の募集で、厚生労働大臣の告示によって毎年行われる募金の事。
各都道府県の共同募金会は毎年4月ごろになると民間の福祉団体などから活動内容を募集し、翌年の4月には選ばれた活動に集まった寄付金を分配する仕組み。
この共同募金が始まったのは1947年(昭和22年)の事ですが、その当時は赤い羽根は存在せず、その代わりにあったのが英語で「Community Chest」と書かれたバッジが渡されていました。community chestとは英語で共同募金の事。
しかし、このバッジは金属製だったためになかなかの高コスト。
そこでバッジの代替案として出て来たのが赤い羽根でした。
赤い羽根になった経緯については、アメリカで行われていた共同募金運動に赤い羽根が使われていたから。
アメリカのマネ?という取材担当Dのツッコミには「ただマネしたわけでは、あれへんねんね。」とガッツリ関西弁で返す上野谷教授w
そこには深い意味があったという説明ですが、共同募金会の資料には「もともとアメリカやヨーロッパでは赤い羽根は勇気を表す象徴」という記述が。
スポンサーリンクそこでアメリカにメール経由「で赤い羽根=勇気のシルシ」の由来についてリサーチ依頼してみると、
古い新聞記事に2つの由来が記載されていたとの事。
1つ目は14世紀に勇敢な行いをした一人の勇者に赤い羽根を付ける権利が与えらえたというお話。その人物の名前はロビンフッドだったというイギリスの伝説に由来するというもの。
2つ目はアメリカのある先住民の間では過酷な戦いに勝利した勇者のみが赤い羽根の着用を許されたというお話。
これらの「赤い羽根=勇気のシルシ」という2つの話を元にして募金者には赤い羽根を配る慣例が生まれたとの事。
結局、アメリカやヨーロッパの文化をそのままいただいた事にはかわりないような気もしますが、70年以上に渡って共同募金のシンボルとして日本でも定着した赤い羽根。
その甲斐もあってか2018年度までで総額1兆27億円超という募金総額になっているとか。
という事で、
共同募金で赤い羽根がもらえるのは勇気のシルシだから
でした。
勇気を出すのはどんな時?という質問には、
チコちゃん「民宿で夜中にトイレに行く時。」
最後にNHK総合で年明け一発目に放送されるさだまさしさんの特番について番宣が差し込まれて4問目は終了。
夜中だからチコちゃんは残念ながら行けないと言っていますが、
さだまさし「録音(録画)して朝観たら?笑」
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