変態グルメ第8弾は福岡を舞台に「ガメ煮、ナマコ、餃子、もつ鍋、パスタ、フレンチトースト」前編
20年3月9日放送の「石橋貴明のたいむとんねる」には名物企画の「変態グルメ」特集。そして第8弾となる今回はついに都内を飛び出して福岡県に初上陸。前編となる今回紹介されたのは「ガメ煮、ナマコ、餃子、名古屋を感じるもつ鍋、広島を感じるパスタ、フレンチトースト」の全3軒7品というラインナップですが一体どんな料理が登場するんでしょうか?
というわけで20年3月9日放送の「石橋貴明のたいむとんねる【変態グルメ福岡編!髙嶋兄の変態餃子】全編」の様子をまとめてご紹介します。
スポンサーリンク出演者
【MC】石橋貴明、杉原千尋フジテレビアナウンサー
【ゲスト】髙嶋政宏
【ナレーション】半田裕典
変態グルメ 福岡編 前編
変態グルメ企画としては初の地方編となる福岡に降り立ってテンションが上がり気味のタカさん。
一緒に変態グルメ巡りをするのはやっぱり今回もパグパンこと杉原千尋アナですね。
福岡愛を語るタカさんですが、そこで海から船で登場したのが変態グルメ王や変態紳士という異名を持つ髙嶋兄。
丸印に変態の「変」と書かれた旗を振って、まるで日本酒のCMのような登場w
「髙嶋政宏の変態グルメの世界 食の都 福岡編」
という事で番組スタート。
喜家
福岡のイメージについて「初めて出会ったグルメな街」と語る髙嶋兄ですが、早速1軒目のお店を目指して船(リバークルーズ号)で移動。
変態グルメの流儀「車で行けるのに船で移動」
船上では初めて中州に来た時は嬉しかったと語るタカさん。
ちなみに杉原千尋アナは福岡県に来たのが人生初との事。
定番の福岡グルメといえば豚骨ラーメン、鉄鍋餃子などを挙げるタカさん&髙嶋兄ですが大抵変態グルメではこういったド定番から逸れたヤツが紹介されるのがいつもの事ですが今回は果たして?
そんなやり取りをしているうちに夜になると博多屋台が並ぶ通りに船はさしかかり、ここでやっと船旅を終えて上陸。
まだ昼間なので屋台も何も出ていませんが、それでも中州に来たというだけで少しドキドキすると語る髙嶋兄。
到着したのは、西中洲にある九州料理のお店。
「喜家(きっか)」
下にある看板の「スナック 冗談倶楽部」に食い付くタカさんですが、スルーしましょうw
一目見るなり、大将の吉田忠士さんのガタイの良さが気になってしょうがないタカさん。実は大将は元アームレスリング選手でベンチプレスのMAXは200kgを挙げていたとか。
石橋「腕がトイフー(太い)!」
髙嶋兄は10年以上前から通い続けているという常連だそう。
流れるBGMは変態グルメのテーマ曲Queen「Mustapha」。
コチラがYouTube視聴動画。
お店の名物は福岡一美味しいと称される「胡麻鯖」や「本マグロ大トロ炙り」などでこれを食べる為にわざわざ遠方から来るお客さんもいるほどだそうですが、変態グルメではこれらの大看板は華麗にスルーするのがお約束。
髙嶋兄によると「かなり危険な食べ物」という触れ込みですが、ここで変態グルメ1品目のお品書き、
「400年以上前 秀吉が振る舞ったがめ煮」
運ばれてきたの甕(かめ)に入ったスッポンの煮物料理。
「スッポンのがめ煮 1800円」
福岡の郷土料理であるがめ煮では鶏肉を使うのが一般的ですが、
変態グルメの流儀「鶏肉ではなくスッポンを使う」
実はこのがめ煮は豊臣秀吉が朝鮮出兵の際にスッポンが入った煮物を振る舞ったのが起源とされているそうで「亀煮」が変化してがめ煮になったとか。※諸説あるそうです
変態グルメの流儀「2時間煮た具材を甕に入れて蒸す」
まずはスッポンの出汁が染み込んだ野菜から実食。
石橋「美味い。結構、濃いね。」
髙嶋兄「博多は味にパンチあるんですよ。まだ食感がいいでしょ?崩れてないんですよ。」
「堪能中」マークが出る中、目を閉じて味わう変態グルメ王。
髙嶋兄「パンチがありますねぇ。一手間が活きてます。」
地元民でもなかなか味わえないスッポンのがめ煮ですが、中でもコラーゲンたっぷりの甲羅が絶品だとか。
変態グルメの流儀「甲羅に付いた濃厚なコラーゲンを味わう」
髙嶋兄「もうね、中にちょっと骨でもあんのかなと思ったら食べた瞬間ふわぁ~~!って。」
石橋「海綿体が?」
海綿体は関係ないですw
続いて変態グルメ2品目は、
「1時間半振り続けるナマコのシャトーブリアン」
髙嶋兄「今だけの一品。“振りナマコ”です。」
「振り生子 1500円」
この時期だけしか味わえない旬の赤ナマコにちり酢(酢、大根おろし、ゆずなどを合わせたもの)をかけていただく一品。
一口噛むと隣にいる人にも「コリコリ」と音が聞こえるほどの食感の良さ。
ピンマイクにも思いっきり音が入るレベル。
髙嶋兄「どんな最高の生のアワビの刺身よりも歯が喜んでる感じ。」
変態グルメの流儀「カメラ目線で伝えたくなる噛みごたえ」
ずっとカメラ目線で美味しさを語る変態グルメ王w
この驚きの食感には杉原千尋アナもただでさえ大きな目が飛び出しそうなぐらいに見開いて大きくリアクション。
実はこの振りナマコは、市場から送られてきた状態の生の赤ナマコをボウルに入れて大量の塩を振りかけてただひたすら1時間半もの時間振り続けるという工程を経て作り出される料理。
塩でナマコの表面を削るようにして磨く事でナマコのヌメリなどが綺麗に削がれて旨味が詰まった芯だけが残るとか。
料理工程をそのまま表現した料理名なんですね。
変態グルメの流儀「手間暇かかったナマコのシャトーブリアンを食す」
船に乗ってわざわざ着ておいて1軒目はこの2品で打ち止め。
スポンサーリンク餃子のラスベガス
2軒目は中心地である天神周辺。
「レーター(タレ)がガウチー(違う)」という餃子だそうですが、
見えて来たのは、
「餃子のラスベガス」
暖簾は趣向を凝らしたデザインのものが入れ替りでかかっているそうですが、この日はスターウォーズ風。
石橋「ちょっとあれだなぁ。イメージと違ったなぁ。笑」
暖簾をくぐると「ラスベガス」の名に恥じないよう、お店の入り口の足元にルーレットが。
現金1万円が当たるというルーレットを試しに回してみると、タカさん、杉原千尋アナと普通にハズレるなか、滅多に出ないという1万円を見事に引き当てる変態グルメ王、髙嶋兄の強運ぶりw ※食事代5000円以上の場合に1組1回かぎりルーレット挑戦権があるそうです
変態グルメの流儀「変態は運も引き寄せる」
ここでいただく変態グルメ3品目は、
「粉ラー油がすごい できたて焼餃子」
粉末のラー油を体験すると癖になって他の餃子が食べられなくなるそうですが、
粉ラー油以外にも注文を受けてから生の皮を伸ばすという伸ばしたての皮で作る餃子も特色。
変態グルメの流儀「餃子は注文後に包むので常にできたてが味わえる」
中に入る餡は国内産の豚肉を毎日お店で挽いているのもこだわりポイント。
変態グルメの流儀「新鮮さを追求し豚肉は店で挽く」
餡はひき肉、ニラ、キャベツなどですが、包む皮が生でよく伸びるのでパンパンに餡を入れても大丈夫。
だからこそたっぷりの肉汁が皮の中に閉じ込められるという。
変態グルメの流儀「皮が伸びる→具が多く包める→肉汁たっぷり」
ということで3品目は、
「焼餃子 539円」
まずはタレなしでそのまま食べるのが変態流。
変態グルメの流儀「タレがすごくてもまずは何も付けない」
熱々を頬張って「技術で食べないと。ほら。」と何を言っているのかギリギリ聞き取れる状態の髙嶋兄w
パスタマシンで皮を伸ばしているので食べてすぐ分かる違い。
もうシンプルに「味が美味い。」と表現する髙嶋兄。
そしていよいよ粉ラー油登場。
お酢に粉ラー油を混ぜて食べるタカさんですが、
熱々なので親指を立ててサムズアップして美味しさを表現。
石橋「うまい!すごい良い!これ良い!」
杉原千尋アナ「美味しい!皮モチモチですし、中のお野菜もちゃんと食感が残ってて。」
餡を練りすぎずに食感を残す工夫をしているとか。かなり気の利いた食レポをする杉原千尋アナですよね。
そして髙嶋兄は変態流の粉ラー油の食べ方があるそうですが、それが餃子にダイレクトにたっぷり振りかけてそのまま口へ運ぶという豪快な食べっぷりw
変態グルメの流儀「粉ラー油のみをたっぷり」
直にかけた方が豚肉の味がさらに際立つというのが変態グルメ王の流儀。
髙嶋兄「中国領チベット行った時の感じを思い出しますね。」
この発言にちょっと意味が分からない店主w
変態グルメの流儀「粉ラー油はチベットの味?」
たまについていけなくなるのが変態グルメですが、チベットの味の事はとりあえず置いておいて4品目は、
「水餃子に合う○○と生クリームの絶妙タレ」「水餃子 539円」
出て来たのは、
「自家製納豆ダレ」
水餃子専用に生み出された「納豆つけダレ 110円」はトッピング的な扱いで別料金。
納豆、生クリーム、牛乳、しょう油、カラシ、塩などをミキサーで混ぜ合わせた異色の味。
この納豆ダレを餃子と同じぐらいの量でもって、たっぷり乗せて口に運ぶと、
石橋「コッチ(粉ラー油)で良いんじゃね?笑」
相当な量を一緒に食べたので納豆感が勝ちすぎちゃったようですねw
石橋「でも美味~い。」
続いて杉原千尋アナも食べてみると「納豆ダレ美味しいですね。女性人気高そう。」
髙嶋兄「一瞬口に入れた時に生クリーム使ってるからデザートのような、0.075秒ぐらいデザートの感じがするんだけど、その後汁と渾然一体となる。」
以上で2軒目は終了。
スポンサーリンク伴ノ字
3軒目は元々は奥様のシルビア・グラブさんから教わったお店との事で「俳優にはなくてはならないお店」だそう。
「伴ノ字」
近くの博多座で公演がある際には必ずここに立ち寄るという髙嶋兄。
奥様のシルビア・グラブさんが喉をいたわるドリンクとして注文するのが「沙絵子 700円」だったり、常連の森公美子さんがお気に入りだという唐揚げ「公美さん唐揚 770円」などがメニューに載っていますが、
ここで髙島兄が選んだ変態グルメは「福岡にいながら名古屋が味わえる鍋」との事。
という事で5品目は、
「せっかくの福岡なのに名古屋を感じちゃう鍋」
名古屋という事で八丁味噌を連想するタカさんですが、ご明察。
昆布とかつお節でとった出汁に、九州でメジャーな麦味噌と名古屋が感じられる八丁味噌をブレンドした特製合わせ味噌を溶いて、鍋のベースに。
変態グルメの流儀「麦味噌と名古屋を感じる八丁味噌をブレンド」
さらにこの合わせ味噌にはすりおろしりんごも入ってるそう。
変態グルメの流儀「コクを出すために味噌にすりおろしりんごを加える」
最後に新鮮なホルモン、野菜を入れて鍋が完成。5品目は、
「味噌モツ鍋 1650円」
モツ鍋専門店では無いにもかかわらず、ここのモツ鍋が一番美味いと言う人もいる位のレベルと髙嶋兄。
まずはスープから飲んでみると、
石橋「美味い!美味い!美味~い!」
一緒に入れられたニンニクの風味も抜群の様子。
具を口に運ぶともう「うん。うん。」しか言わずにずっと食べているタカさんw
石橋「黙っちゃうね。」
野菜をクタクタに煮ると水気が出てしまうのでさっと火を通すぐらいで留めておくのもポイントだそう。
杉原千尋アナ「全然、脂っこくないですね。」
ホルモンの下処理をしっかりしてあるので脂ぽっさは無いそう。
さらにここで6品目。
「広島を感じるパスタ」という触れ込みですが、
石橋「山本浩二さんとか?衣笠さんを感じるヤツ?」
ミスター赤ヘルも鉄人もここでは関係ないですw
タカさんお得意の野球ネタが入った所で6品目のお品書きは、
「せっかくの福岡なのに広島を感じちゃうパスタ」
その作り方はベーコン、玉ねぎ、ピーマンを強火で一気に炒めて、そこに太めのパスタをイン。
そして広島を感じるエッセンスとなるオタフクソースとしょう油、かつお出汁を合わせた自家製ソースで味付け。
変態グルメの流儀「広島が感じられるオタフクソース入りのソース」
出て来たのが、
「焼きそば風パスタ 800円」
石橋「焼うどんのようで焼きそばのようでナポリタンのようでって感じ。美味い。」
これを一気にすすって食べる髙嶋兄。
変態グルメの流儀「広島をより感じるように勢いよくすする」
そしてトッピングとして糸島産の卵を使った目玉焼きが添えられていますが、これを自らの流儀で食す髙嶋兄。
変態グルメの流儀「あえて卵をくずさない 秘技“B.E.P“タワー」
上からベーコン、エッグ、パスタを積み重ねた状態で食べるB.E.Pタワー食べを披露w
髙嶋兄「初めてアメリカのブレックファストを食べた時に目玉焼きが出て来て、真ん中の黄身をプシュって潰すのが嫌で。そんな思い出の味なんです。」
石橋「ニューヨークのヒルトンホテルですね。笑」
目玉焼きの美味しさも堪能した3人ですが、最後にデザート代わりに7品目。
「フレンチトースト 990円」
髙嶋兄が伴ノ字で〆に必ず食すのがこのフレンチトースト。
変態グルメの流儀「濃厚な卵・牛乳に3時間漬け込む」
食べると目を見開いて味わう髙嶋兄ですが、そんな姿に、
「ほら。お父さん(高島忠夫)が初めてゴジラを見た時の。」と茶化すタカさんw
石橋「地球の危機を深く感じてしまったお父さんの芝居。」「その後キングギドラがやって来た時の驚きの表情も出るよ?」
その言葉通り、後ろを仰ぎ見て驚く髙嶋兄w
気を取り直してフレンチトーストを食べると、
石橋「濃い!うん!」
髙嶋兄「俺はここが一番美味いんじゃないかと思ってるんですよ。伴ノ字が。」
最後はみんなでグラスをつきあわせて「へんた~い」の乾杯で〆。
ここで変態グルメin福岡の前編が終了。
次回の後編では、ミシュランで星を獲得した絶品フレンチ、スープが透明で具がチャーシューのみの豚骨ラーメンなどが続々登場との事。
【「石橋貴明のたいむとんねる」に関する全記事はこちらのリンクから】
【「石橋貴明のたいむとんねる」から変態グルメシリーズに関する全記事はこちらのリンクから】