でんじろうのTHE実験「クイズ!〇〇の作り方」で流れるBGMの曲名は?
フジテレビ系で放送の「でんじろうのTHE実験」ではあるモノの製造工程を見て何を作っているのか?を答える「クイズ!〇〇の作り方」が出題されていますが、気になるのがそこで流れるピコピコというリズミカルなシンセサイザー音が繰り返される特徴的なBMG。という事であの曲のタイトルをリサーチしてみました。
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「クイズ!〇〇の作り方」はこれまで各局で放送されたクイズ番組でも多く採用されていて割と定番クイズの一つである「何を作っているのか?」を答えるというタイプのVTR問題。
工場などでの製造工程を順々に見せていって最終的に何が出来上がってくるのか?を当てるこのクイズは、普段よく目にするありふれたモノが実に意外な作られ方をしていて驚いたりなんていう楽しみ方もありますし、直観力なども使って映像を見て答えるだけのクイズなので子どもでもパッと答えられたりして家族で楽しめたりですよね。
また、ベルトコンベヤーなどで次々とモノが流れていく光景を見るだけで何だか気持ち良かったりもしますが、そこで流れるのがあのピコピコ音。
歌詞が無いインストルメンタルですが、同じようなリズムでずっと繰り返される電子音が耳に残りますよね。
ポップコーン
という事であの曲の正体ですが、
Hot Butter – Popcorn
というのが答え。
曲名の「ポップコーン」はシンセサイザー(モーグ・シンセサイザー)のスタッカートによる小気味の良い弾けるような音にちなんで付けられたもので、ポップソングにも引っかけたタイトルだそう。
スポンサーリンク実際に番組で使用されているのは1972年のHot Butter(ホット・バター)バージョンのカバー楽曲で、オリジナルは1969年にリリースされたガーション・キングスレイ(Gershon Kingsley)のアルバム『Music to Moog By』に収録された曲。
コチラがオリジナル版も含めて様々なカバー版をつないだYouTube動画。
原曲を作曲したガーション・キングスレイはモーグ・シンセサイザーを使った電子音楽のパイオニアの一人で彼のキャリアハイライトがこのポップコーンの楽曲。
ガーション・キングスレイは2019年12月10月に97歳でこの世を去っていますが、コチラが2007年にピアノでポップコーンを弾く姿。
ピアノの音色になるとまた雰囲気がガラッと変わりますよね。
そして、色んなカバー版の中で最も有名で世界的にヒットしたのがアメリカのインストルメンタルバンド「Hot Butter(ホット・バター)」が1972年にカバーしたものですね。
コチラのバンドはジャズミュージシャンで作曲家、編曲家として活動したStan Free(スタン・フリー)が中心となったインストルメンタルバンド。※ちなみにWikipediaにはガーション・キングスレイが中心メンバーという情報が掲載されていますが、そんな事実は無いので恐らく誤った情報だと思われます。
Popper
その他にファミコンの8ビットのようなピコピコ音が使われている曲が流れるパターンもあって、そちらは、
Popper (Shinichi Osawa Distorsion Disco Edit)
日本のDJ・プロデューサー大沢伸一のリミックス版が採用されていますが、原曲はChristopher & Raphael Justの同タイトル。
コチラはよりゲーム音っぽいイメージですね。
使用されている曲は「pop」というワードが含まれているのはあえての選曲なんでしょうね。
ということで以上、でんじろうのTHE実験「クイズ!〇〇の作り方」で流れるBGMの曲タイトルについてでした。