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林先生の初耳学で脳科学的に検証した一番ドキドキする方言ランキングは?第1位は何弁?


20年5月31日放送のTBS系「林先生の初耳学」では「初耳トライ やってみたらどうなる学」の企画で響きがカワイイとされる方言7種から専門家立会いのもと脳血流量測定を行って「一番ドキドキする方言はどれか?」を脳科学的に検証。それは一体どこの地方の方言だったのでしょうか?

見逃してしまった方は是非チェックしてみてください。

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方言のドキドキ実験

言語学のプロ、東北大学方言研究センターの小林隆教授によると、

「方言の科学的検証はやったことが無い」という事でプロにとっても初耳となるこの実証実験。

「脳科学で検証 男性をドキドキさせる方言ランキング」

実験内容は、

関東出身の男性10人を対象に方言女子と「目隠しした状態」で話した時のドキドキ度を脳血流で測定。

実験には神奈川大学人間科学部の杉山崇教授がモニタリングで参加し、脳血流からドキドキ度を判断する役割を担います。

そして方言を話す、いわゆる方言女子役は、各地域出身のアナウンサーさんが担当。

  • 福岡 – 尾崎真友子アナ
  • 京都 – 久山晴己アナ
  • 岐阜 – 西尾ひろみアナ
  • 秋田 – 相場詩織アナ
  • 広島 – 大屋はるなアナ
  • 沖縄 – 宮城杏里アナ
  • 大阪 – 石田鮎美アナ

の7名ですね。

会話内容は、

  • 好きな食べ物は?
  • 最近ハマっているものは?
  • 好きなスポーツは?
  • 女性に言って欲しい方言は?
  • 似ていると言われる芸能人は?

という全者で共通のテーマ。

出来るだけ外見やコミュニケーション能力に差が出ないように配慮して実験スタート。

男性10人 x 方言女子7名による計70パターンの組み合わせを分析して一番ドキドキする方言のランキングが決定するというわけですね。

ちなみに約3500人を対象にしたgooランキング調べの「好きな方言ランキング」は、

  1. 福岡弁
  2. 京都弁
  3. 秋田弁
  4. 大阪弁
  5. 岐阜弁
  6. 北海道弁
  7. 広島弁
  8. 青森弁
  9. 沖縄弁
  10. 兵庫弁

というトップ10のラインナップだそうですが、ここから7種を選んで実験スタート。

第7位

まずは残念ながら今回の実験で最下位になってしまった、

秋田弁

小林先生「秋田の方言の場合にはですね、一つの文をどういう風に単語に切っていいか分からない状態になっていると思いますね。」

秋田弁は訛りが強く、単語の意味が分からないパターンも多く、言葉の意味ばかりを考えてしまうのでドキドキには繋がりにくいとの事。

第6位

第6位にランクインしたのは、

岐阜弁

会話自体は盛り上がっているように見えますが、男性の脳血流量が大きく上昇する事はほぼ無いという状態。

この結果を言語学の小林先生に分析してもらうと、

「岐阜は大きく分けて東日本方言に入る。東京の方言にかなり近いんですね。」

岐阜弁はイントネーションや単語が関東圏の言葉に近くて脳への刺激が薄いのではないか?という見解。

第5位

第5位に入ったのは、

京都弁

gooランキングのアンケート調査では好きな方言ランキング2位に選ばれていた京都弁でしたが、

脳血流量的にはあまりドキドキしていないという残念な結果。

はんなり口調が人気の京都弁ですが、

「逆にリラックスし過ぎて、子守唄状態。」という小林先生の手厳しい意見。

リラックスするものの、ドキドキする興奮にはつながらないようですね。

第4位

第4位にランクインしたのは、

大阪弁

全く同じような会話内容でも、岐阜弁・京都弁には無かった脳血流量の上昇が観察できる大阪弁。

「大阪弁は間とかテンポを非常にうまく使っている方言。あとは相手との距離感の取り方、出し入れも非常にうまい。そういう方言なんですね。」と小林先生のコメント。

会話中に「大阪弁には身構える」というちょっとネガティブなセリフが出て来ていても実は脳血流量は急上昇。

緊張するというのはドキドキしているのと同じような意味合いになるようです。

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第3位

ここからはトップ3になりますが、第3位に入ったのは、

広島弁

「『○○じゃけぇ』とか、ちょっと男っぽい印象を与えるようなギャップっていうんですかね。」と小林先生の見解ですが、男性言葉のイメージが強い広島弁を女性が使う事でそのギャップにドキドキしてしまうというギャップ萌え的な効果があるのでは?という分析。

第2位

惜しくもトップを逃した第2位は、

沖縄弁

gooランキングのアンケート調査では人気方言ランキング第9位でしたが、見事準優勝をゲット。

沖縄弁の伸ばす語尾「○○さぁ」が最強の武器。

「語尾に『○○さぁ』とつけるのが子どもに何か言い聞かせるような雰囲気を持っていて。」

「さぁ」を言われるたびに脳血流量が反応するという結果ですね。

第1位

いよいよ堂々の第1位。

最もドキドキする方言に選ばれたのは、

福岡弁

方言が出る度にガンガン脳血流量が反応。

喋れば喋るほどにドキドキするという無双状態。

小林先生「基本的には柔らかい口調なんですけれども、男っぽさを感じる言い方も交じってるんですね。」

柔らかさと力強さの剛柔両方の要素を合わせ持つ最強の方言。

アンケート調査で第1位に選ばれていて、好きな方言ではよく名前の挙がる福岡弁ですが、脳科学的にも実証された形ですね。

まとめ

ランキングをまとめると、脳科学的にドキドキする方言は、

  1. 福岡弁
  2. 沖縄弁
  3. 広島弁
  4. 大阪弁
  5. 京都弁
  6. 岐阜弁
  7. 秋田弁

という順位。

また、総評としては、

関東の男性は西日本の方言にドキドキしやすい

という割と自然な結果が得られたという結論ですね。

というわけで、脳科学的に検証したドキドキする方言のランキングについてでした。

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