整形シンデレラ1位になると人生は変わる？整形後にテレビが密着して分かるビフォーアフター
20年12月21日放送のテレビ東京「気になる１位サンの日常」では整形シンデレラの歴代1位の3人の整形後の人生にテレビ取材。果たして整形すると人生は変わるのか？そのすごいビフォーアフターを見てあなたはどう思いますか？
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整形シンデレラ
「整形シンデレラ」とは国内外で全105院を展開する湘南美容クリニックが開催する公開美容整形コンテストの名称。
応募者300人を1年間かけて面接・合宿審査で選考し最終的に10名のセミファイナリストを決定。
このセミファイナリスト10名に選ばれると整形手術費用は全額免除された上で整形が出来るというシステム。
さらにグランプリに選ばれると賞金300万円が獲得できるという大会。
2016年の初開催からこれまで歴代5名の整形シンデレラグランプリを選出していますが、
今回はその歴代1位の中から3名を直撃取材。
1人目：第2回グランプリ
1人目は第2回大会グランプリの馬場汐音さん。
スポーティーな出で立ちで登場。
整形箇所について聞いてみると、
「エラの部分を削りました。口の内側を切って(骨を)取り出して切る。」
整形手術を受けたのは、
- 眉間
- 額
- まぶた
- 頬
- アゴ
- エラ
の全6か所。
その整形費用総額は約200万円。もちろんコチラの費用は全額免除。
コチラがビフォーアフター画像。
なぜ整形しようと思った？という質問には、
「自分のゴツゴツした見た目とかを変えたいっていうのと、元男性っていうのもあって。」
実は馬場さんは性同一障害で元男性。
中・高校生から違和感を本格的に感じ出した事で思い悩み、21歳の時に貯金をはたいてタイで性転換手術を受け女性に。
その後は整形シンデレラに応募して見事1位に。
整形をして人生は変わった？という質問には、
「それまでは女性らしくみたいな感じで進んでいたんですけど、女性らしさとか男性らしさとみたいなステレオにとらわれる事自体がもったいない事だと思って、自分の体つきをポジティブに考えられるようにはなりました。」
女性らしくなりたいという一心で整形に踏み切った馬場さんですが、今では元男性の身体を前向きにとらえる事が出来るようになったとか。
そんな心境の変化もあって、今の仕事はアクション女優として遊園地やショッピングモールのショーに出演しているとの事。
元々が男性なので骨格が筋肉質という性質をあえて逆手にとってアクションに生かすという生きかたを見つけたようですね。
スポンサーリンク2人目：第4回グランプリ
続いては第4回グランプリの尾上七海さん。
整形箇所について聞いてみると、
「まず目を二重と、涙袋と目頭切開。」
と整形手術は、
- 額
- こめかみ
- まぶた
- 目頭
- 涙袋
- 小鼻
- 鼻根
- 鼻先
- エラ
- 歯
- アゴ
- 頬
と全12か所。
全額費用免除になった額は約700万円とかなりの金額。
コチラがビフォーアフター画像。
なぜ整形しようと思った？という質問には、
「私は元々整形願望があって、学生の頃に好きだった人に『どこにらんでるの？』って言われたのがきっかけですね。重たい一重はお母さんのせいだとか、大きい鼻はおばあちゃんのせいだとか言った事はあるんですけど。」
現在のお仕事は、大阪梅田にあるアイドルステージ「大阪メルヘン」でアイドル活動。
ここで活躍する通称：メルヘンヌはおよそ30名。
ショーが終わると、一緒にお客さんとお酒を飲んだりと「一緒に飲めるアイドル」がメルヘンヌのコンセプト。
ファンの人気投票でCDデビューできたり、給料も上下するというなかなかシビアな面も。
整形をする前からアイドルをしていて、整形後も在籍中との事ですが、
そのビフォーアフターでファンの数の増減について聞いてみると、
「(整形前は)片手で数えられるほどしかいなかった。笑。今はバラつきはあるんですけど、両手では数えられます。」
劇的な変化は無かったようですね。
気になる給料についても聞いてみると、
「前は10万超えたらいいかなって感じで、今は15万以上は。」
着実にアップしているようですね。
整形をして人生は変わった？という質問には、
「変わったのはメイクの時間ですね。前は3～4時間ぐらいは。重たい一重だったから、むくみとかでアイプチが上手くいかないとか。今は普通に30分とかに減りましたね。」
整形をした事でメイク時間が短縮されて助かった。という何とも肩透かしを食らう結果に。
スポンサーリンク3人目：第1回グランプリ
最後は第1回グランプリの笹野千枝里さん。
普段着だとこんな感じ。
整形箇所について聞いてみると、
「鼻はセラミックっていうシリコンがあるんですけど、それを鼻筋に入れて。あと耳の軟骨を鼻先に入れて鼻の高さを出す。」
整形手術を受けたのは、
- 額
- 目頭
- まぶた
- 鼻根
- 鼻先
- 歯
- アゴ
- 頬
と全8か所。
総額費用は約400万円。
現在のお仕事は浅草の海外向けバーチャルツアーガイドというちょっと特殊な職。
日本に来られない海外客向けにライブ配信する形で浅草バーチャル観光を行うというお仕事。
整形をして人生は変わった？という質問には、
「整形シンデレラで賞金300万円いただいて、そのお金でLAにダンス留学に行ったんですね。でLGBT系の方が多くて、理解を深めようと思ってLGBTを調べていくうちにアセクシュアルっていうのが性的欲求を持たない人の事を言うんですけど、あっ自分これだ！って直観的に思いましたね。」
アセクシュアルとは生理的に性的欲求や性的興奮が自発的に起きない性質の事。
そもそも性的欲求が無いので、異性の友人に対してもとても親しく接するせいで、相手に勘違いさせてしまって一方的に恋愛感情を持たれてしまうという悩みがあるとか。
「男性に対してカッコイイと思う事はあるんですよ。その子と何かありたいとか、付き合いたいとかって感情は1ミリも無かったですね。」
異性と付き合った経験はゼロ。ただし、性交渉を持ったことは数回だけアリ。
ただし、
「コッチからやろうって言った事は一回も無くて、ハグとかが好きなのでその延長で。」「それ以上の事に対して気持ちいいと思った事は無いです。」
アセクシュアルでは心の興奮がそもそも起きていないので、ただ身体が反応しているだけとの事。
整形で人生は変わった？という質問には、
「整形シンデレラが無かったら気付いていなかったですね。これも含めて私っていう人間だから、そこを理解してくれないなら別に近くにいなくていいしじゃないですけど。」
整形をした事で自分の本当の性的指向・性自認に気付けたという大きなビフォーアフターがあったようですね。
という事で、整形をするとモテるとかそういった次元のお話には留まらない整形のビフォーアフターについて、
「気になる１位サンの日常」より整形シンデレラ歴代1位に輝いた人たちの取材で分かったお話でした。