この差って何ですか 昭和歌謡カバー曲最強ランキング!カバーされた回数が多い名曲まとめ
21年1月19日放送のTBS系「この差って何ですか?」では昭和歌謡でカバーされた回数が多い名曲だけを集めたカバー曲ランキングベスト10を発表。女性歌手・男性歌手を問わず多くのアーティストたちからカバーされる定番曲とは一体どんなラインナップになるのか?実はカバーだとは知らずに原曲を知らないままに聴いていたなんて事も?
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第10位
第10位 喜納昌吉『花 ~すべての人の心に花を~』カバー回数60回
沖縄民謡をベースにしたポップスを確立したアーティストによる超有名曲。
後に続く数多くの沖縄県出身アーティストによってカバーされて歌い継がれてきたという歴史がありますね。
- 夏川りみ
- BEGIN
- やなわらばー
など。
それだけではなく世界60か国以上でカバーされ全世界の総売り上げ枚数は4000万枚以上だとか。
第9位
第9位 荒井由実『卒業写真』カバー回数61回
今や教科書にも載っている卒業ソング。
実はユーミンの実体験をもとにして書かれていて、歌詞に出て来る「あの人」とは学生時代にユーミンが通っていた美術教室の先生の事。
この名曲について「自分では作れない。」「憧れで教科書のような曲。」と賛辞を惜しまないのがコブクロのお二人。
その他には松山千春などもカバー。
第8位
第8位 松田聖子『赤いスイートピー』カバー回数65回
日本アイドル史に燦然と輝く聖子ちゃんの代表曲。
作曲の呉田軽穂はユーミンのペンネーム。作詞を担当した松本隆がユーミンを口説き落として生まれたこの楽曲。
- 綾瀬はるか
- デーモン閣下
などがカバー。
同率第6位
第6位 久保田早紀『異邦人』カバー回数68回
エキゾチックなイントロが印象的ですが、実はジュディ・オング『魅せられて』の大ヒットを受けてシルクロードをテーマにして異国風にアレンジされたもの。
- 吉井和哉
- PENICILLIN
- 石井竜也
- Acid Black Cherry
- 小柳ゆき
- Ms.OOJA
- May J.
- EGO-WRAPPIN’
- 宮本浩次
などロック系のアーティストによるカバーが多いのも特徴。
その他にもTak Matsumoto featuring ZARD名義でB’z松本孝弘&ZARDのコラボでカバーした事も。
同率第6位
第6位 荒井由実『ひこうき雲』カバー回数68回
ユーミンが16歳当時に友人を亡くした経験を元にして書き下ろした曲で、この曲の歌録りにトレーニングも含めて1年をかけたなんて逸話もあったり。
そして2013年公開のジブリ映画『風立ちぬ』の主題歌になった事で再ヒット。
- 松浦亜弥
- My Little Lover
- GLIM SPANKY
- 高橋洋子
- Toshl
- スーザン・ボイル
などがカバー。
スポンサーリンク第5位
第5位 美空ひばり『川の流れのように』カバー回数77回
作詞を担当した秋元康は美空ひばりの波瀾万丈な人生から「応援歌」を作ろうとして作詞したとか。
この曲を「良い詩ね。」と美空ひばりに褒められた事で初めて堂々と作詞家を名乗ろうと決意させた曲だったとも。
- 森光子
- 五木ひろし
- 森進一
- 八代亜紀
- さだまさし
- 島津亜矢
- 秋川雅史
- 高橋克典
- 女子十二楽坊
などがカバー。
第4位
第4位 荒井由実『やさしさに包まれたなら』カバー回数84回
1989年公開のジブリ映画『魔女の宅急便』のエンディングテーマに選ばれた事でリバイバルヒット。
当初、宮崎駿監督からは書き下ろしで曲を作って欲しいというリクエストを受けたそうですが、それをユーミンは断る事に。
その代わりに使わせてほしいと依頼されたのがこの曲だったなんてエピソードも。
- 絢香
- 芦田愛菜
などがカバー。
同率第2位
第2位 かぐや姫『なごり雪』カバー回数87回
フォークグループ、かぐや姫が1974年に発表した楽曲ですが、その翌年1975年にアーティストのイルカがカバーした事で大ヒット。
イルカバージョンがオリジナル原曲だと思っている人も多いのではないでしょうか。
そしてタイトルにもなっている「なごり雪」というワードは実は伊勢正三による造語。
イントロは松任谷正隆がピアノで舞い落ちる雪を表現。
- 坂本冬美
- 徳永英明
- 中森明菜
- 河村隆一
- 平原綾香
- 元ちとせ+秦基博
- 川嶋あい
- Toshl
などがカバー。
同率第2位
第2位 中島みゆき『糸』カバー回数87回
中島みゆきが友人の結婚式の為に作った曲ですが今やウエディングソングの大定番曲。
- 福山雅治
- JUJU
- EXILE ATSUSHI
- 菅田将暉×石崎ひゅーい
- スキマスイッチ
- Little Glee Monster
と世代を超えて若いアーティストのカバーも多い名曲ですが、そのきっかけの一つがMr.Childrenの桜井和寿によるカバーだったとか。
第1位
第1位 坂本九『見上げてごらん夜の星を』カバー回数176回
元々は『伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズ』による同名のミュージカル挿入曲。
ミュージカルを観た坂本九が「自分も歌いたい!」と作詞を担当した永六輔に懇願した事で歌える事に。
この曲の元になったミュージカルが描かれたのは1960年ごろの集団就職の時代。夜の星のように輝きたいという夢を持つ若者たちの希望を歌った楽曲という背景も。
ゆずによるカバーは許可を取った上で新しい歌詞とメロディを加えてアレンジされたバージョン。
以上「この差って何ですか?」からカバーされた回数が多い名曲をまとめた、昭和歌謡カバー曲のランキングベスト10についてでした。