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林修のニッポンドリル 広瀬香美がすごい才能に嫉妬した天才歌手ランキング&すごいと思う名曲集は?


2021年2月17日放送のフジテレビ系「林修のニッポンドリル 広瀬香美が嫉妬する歌手番付」では広瀬香美が思わず嫉妬したすごい才能を持つアーティストを女性・男性問わずランキング形式で発表。また、歌詞やメロディなどアーティスト目線で分析し、スゴイ!と思った名曲集も合わせて紹介。ヒゲダン、YOASOBIは何位?そして第1位はあの曲に?

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第10位

第10位 TRF『寒い夜だから…』

「もうセンセーショナルでした。聴いて、いいじゃん!!って。いやぁこれは敵わない。」

「私と丸かぶりの季節にね。広瀬香美を追い抜けみたいなタイトルって無いと思うワケ。」

実は広瀬香美にとっての代表曲の一つである『ロマンスの神様』と『寒い夜だから…』は互いに1993年発売の曲でリリース日も15日違い。

この曲の嫉妬ポイントは「あの当時斬新だったイントロ無しの楽曲」だそうで、クラシック育ちの広瀬香美にとっては常識を覆されたとか。

ハイトーンボイスからいきなり入る曲のイントロからすぐにダンスパートに繋ぐという曲の構成についても衝撃を受けたそう。

またその他にTRFの楽曲『BOY MEETS GIRL』は広瀬香美のロマンスの神様の有名なフレーズを元にして作ったのでは!?と疑っているとか。

「アレをパクったんだと私は思いたい。笑。私は小室哲哉にパクられたいもん。笑。光栄じゃないですか。」

第9位

第9位 いきものがかり『風が吹いている』

「ソングライティング能力は脱帽です。怖~!出て来ちゃったなぁ~っていう感じ。私必要ないじゃん。うわ~売れなきゃいいなぁ~。笑」

「風が吹いているは名曲ですね。プロの仕業ですよね。私たちの気持ちが一つになるじゃないですか。沢山の人々がそのメロディーを同時に聴いた時に同じ気持ちに連れてってくれる事が出来るって事は腕がいいんですよね。」

第8位

第8位 ウルフルズ『ガッツだぜ!!』

「男らしさをどれだけ出すか?みたいな。汗が似合うじゃない?私には無い、出来ない。」

「誰でも乗れるリズム隊でいいところでガッツだぜっていう、小難しくないし音楽が。単純に削ぎ落して必要な所だけ残す。私には歌いこなせない。どうしても埋めちゃうと思うんですよ。余白を与えながら歌える力ってトータス松本さんの歌唱力。」

第7位

第7位 YOASOBI『夜に駆ける』

「スキが無いですよね。こういう音楽の遊び方があるんだっていう事を教えてくれた偉大なるアーティストさん達。これは書けないよ。すぐには。」

楽曲の完成度には舌を巻いているようですが、

「これはすごいわ。この曲は。世に出してくれてありがとうというような音楽界を進化させてくれた1曲だと思いますし。」

広瀬香美曰く、従来は覚えやすく歌いやすい事が重要だったJ-POPの概念を崩したのが『夜に駆ける』だったとの事。

「何だか分からないんですよね。最初聴いた時。速いし音も詰まってるし。こんなメロディー書かないもん。普通。」

曲作りをするアーティスト目線からするとブロック毎に「なんでこの音?」と思わせる不思議な部分が必ず訪れるそう。

「ルールを壊すって事はすっごい勇気なんですよね。新しい。今までに無かった作風。」

第6位

第6位 西野カナ『たとえ どんなに…』

「生まれてきてくれてありがとうって感じだよね。歌声を聴くとゾクゾクする。他の楽器いらないと思っちゃいますね。うわ~この人の声になりたい!って。」

「この人の声で生まれて来てたらなんて幸せだったんだろうな私はって。」

「声の良さが出てますよね。CMだと思うんですけど、えっ!?何だこの声!?って思いましたもん。」

特に広瀬香美が嫉妬するのが『たとえ どんなに…』の高音パートの難しさだそうで、ハイトーンボイスを武器にする広瀬香美をしてかなり歌うのが苦しい模様。

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第5位

第5位 ゲスの極み乙女。『私以外私じゃないの』

「想定外!いなきゃいい!笑」

「あの(サビの)フレーズにはやられましたね。ただ5つの音で展開しているのに、歌詞をはめたらこんなにも奇怪に聴こえる。それ以外の所は難しい。歌いにくい感じで、ちゃんとサビの所で覚えさせようとしてくれてるっていう。一回聴いたらスコンと入って来る。」

全体的に複雑なメロディーで展開していく中で、サビだけは逆にシンプルな音で構成しつつ、それでも耳に引っかかる言葉選びで印象的なサビの歌詞にする事で曲の全体のイメージは調和が取れているわけですね。

サビ前をあえて聞き取り辛くしているのもその演出の一助になっていると広瀬香美。

第4位

第4位 スピッツ『ロビンソン』

「あれは無いよね。あの声はみんな欲しいんじゃない?私は男性歌手だったらなりたい。か弱いじゃない?儚いですよね。女子大好き。あの声。」

「いい曲ですよね。どうしてあんなに上手に書けちゃったんだろう?」

特に「ルララ 宇宙の風に乗る」のフレーズのルララが気になってしょうがないと広瀬香美。

「突然のルララに当時の私はビックリした。私はルララって入れられないなと。ここ大事な所だから。」

その前のフレーズ「空に浮かべたら」で一気に盛り上がっている所なのに、肩透かしを食らわせようにルララでサラッと流しているという点が真似できない嫉妬ポイント。

「ルララって言っちゃうの!?もったいなくない!?っていう。ヒラリなのかフワリなのか君へなのか、それをルララって言うっていう。」

第3位

第3位 きゃりーぱみゅぱみゅ

「トータルのエンターテインメントですよね。作り込みは私には出来ないんだろうなって。日本人として、行け!っていう感じですよね。」

「プロットに則って超えていこうとする演技力とか、表情とか主演女優として輝く。輝き度合いとかってうわっ!いいなぁ~って思います。」

ここは具体的な楽曲名は挙がらなかったものの、そのイメージ戦略なども含めた「アーティストとして姿」に嫉妬を感じているとの事。

第2位

第2位 Official髭男dism『Pretender』

「レベルが違う感じ。みんな刺激を受けたと思う。10年に1回とかってそういう人たちって現れますよね。」

「ホントにたくさん歌わせていただいて感謝です。同業者たちがすごい嫉妬したと思う。私は正直者だから言えるけど。」

特に衝撃を受けた楽曲のポイントが、

「塊と塊の間の埋め方が非常に特徴的で上手いですよね。サビに入る前のグッバイってあのフレーズね。」

「簡単なようなあんな事は出来ないですから。グッバイがあるから(後ろのフレーズが)生きる。流れに乗る。スピードに乗る。大発明。」

さらに、

「正攻法なんですよね。小道に行ってない。王道なんですよね。これがなかなか難しいんですよね。そんなに簡単じゃないんですよね。うーん…」

第1位

第1位 KAN『愛は勝つ』

「天才っているんだなっていう。こんな楽曲書けたらもう死んでもいいと思う。」

「唸るような楽曲も書けるんですよ。だけどかたや私たちの為の、みんなで一緒に歌おうぜソングもへっちゃらで書けるんですよ。」

「このふり幅の凄さに、天才って難しい事も簡単に楽しく演じる事が出来る人を天才っていうんだなっていう。それをKANさんから知った感じ。」

特に『愛が勝つ』の嫉妬ポイントは、

「1個の音で1平仮名。くじけそうでーも。べたべたべたべたって演奏してるのに、最後だけ『最後に愛は勝つ~』ってはめ方。持っていき方が上手すぎる。計算ずくですね。」

さらに曲の構成もポイントで、

「面白い事にAメロみたいなのが無いんですよね。教会音楽みたいな乗りとサビの繰り返しなの。ちょっと変な曲なんですよね。みんなが耳に残る、いい曲だな!って思う。私も目指さなきゃなと思います。」

以上「林修のニッポンドリル 広瀬香美が嫉妬する歌手番付」から広瀬香美がスゴイと感じる才能あふれる天才歌手ランキング&嫉妬した名曲集についてでした。

TBS「林修のニッポンドリル」に関する全記事はこちらのリンクから

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