お茶は緑色なのになぜ茶色という?チコちゃんに叱られる
21年8月13日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!拡大SP」で出題されたのは『お茶は緑色なのになぜ茶色という?』という言葉に関する問題。確かにお茶の色といえばグリーンを想像するのに、茶色といえばブラウンの事ですよね?それは一体なぜなんでしょうか?
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】郷ひろみ、石原さとみ、奥田民生
【VTRゲスト】なし
お茶は緑色なのになぜ茶色という?
4問目の指名は、
この中で一番、お茶を飲む姿が似合うステキな大人ってだーれ?
ここは岡村さんが回答者に。
チコちゃんの疑問は、
お茶は緑色なのになんで茶色っていう?
お茶の種が茶色をしているからという答えですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
石原さとみさんに聞いてみると口元に正解マークとピヨピヨ音で見事にチコり。
チコちゃん「さとみちゃん。つまんねーヤツだな~。」
というわけでチコちゃんの答えは、
もともとお茶は茶色だったから
解説は静岡産業大学総合研究所の中村洋一郎客員研究員。
「もともとお茶は茶色だったからです。それ以上でもそれ以下でもありません。」とあっさりした答えの中村さん。
いきなり結論画面にいきそうになっていますが、慌てて取材スタッフがストップをかけて、もっと詳しい解説を聞く事に。
そもそもお茶とは平安時代に中国から日本に伝わったとされていて、
当時飲まれていたお茶は蒸して固めた茶葉を砕いて粉にして煮出したもので、
身分の高い人だけが飲めたという高級品。
スポンサーリンクそして鎌倉時代ごろになるとようやく庶民にもお茶が広まり出し、
この頃に庶民の間で飲まれていたのが、お茶の葉を摘んで干して煮出しただけの手間のかからないもの。
色としては赤と黒が混ざったような色だったのではないか?と中村さん。
これが布に染み込むとお茶の色に染まるので「茶色」という言葉が生まれたとの事。
この間に緑色のお茶である抹茶も日本に伝わっていますが、こちらは庶民に普及する物では無かったので「お茶の色=茶色」というのが一般的に。
そして江戸時代に蒸した茶葉を手でもみながら乾燥させる新しい製法によって鮮やかな緑色のお茶が作られるように。
それが全国に普及した事で日本中の人がお茶といえば緑色を連想するようになったといわれているとの事。
緑茶が主流となってからも茶色という言葉は生き残って今でもブラウンカラーを茶色と言うわけですね。
というわけでコチラが結論。
お茶は緑色なのに茶色というのはもともとお茶は茶色だったから
でした。
好きなお茶菓子は?という質問には「ふきよせですかね。」とチコちゃん。
4問目は以上。
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