ジョブチューン 2021 マルハニチロ冷凍食品ランキングベスト10の合格不合格ジャッジ結果
2021年9月11日放送のTBS系「ジョブチューン マルハニチロ×超一流料理人」ではジャッジ初ジャンルとなるマルハニチロ冷凍食品を特集。白身魚タルタルソース、いか天ぷら、グラタンや各社がしのぎを削る冷凍チャーハンなど社員や開発担当者が美味しいと自信を持っておすすめする10商品＋1の合格不合格ジャッジ結果を一覧でまとめてご紹介。
スポンサーリンク
審査員
マルハニチロ冷凍食品を厳しくジャッジする審査メンバーたちは、
- 澤田州平 (中国菜 エスサワダ)
- 進藤佳明 (レストランラリューム)
- 横尾博志 (水綾閣)
- 菰田欣也 (4000チャイニーズレストラン)
- 原田慎次 (アロマフレスカ)
- 古屋壮一 (ルカンケ)
- 竹村竜二 (麻布和敬)
の全7名。
ベスト11＆ジャッジ結果
第11位 極旨!ももから揚げ 583円 (不合格)
審査結果は、
【合格 3名、不合格 4名】
から揚げ専門店も増えて来ている昨今の状況を考えるとなかなか厳しいという辛口評価。
香ばしさを出すために入れているスパイスの味が強すぎて鶏の旨味が感じられないとの事。
鶏肉のサイズがもっと大きければジューシーさも出る所が、そのバランスも悪いという評価も。
第10位 白身魚タルタルソース 179円 (合格)
審査結果は、
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
「レンジでこれだけ美味しい揚げ物ができるのが凄い」と脱帽コメント。
時間と共に衣がシナっとしてしまうのは仕方ないはずなのに、レンジで温めるだけでサクサクした衣を実現しているのは素晴らしく、中にタルタルソースが仕込んであるというハンデをもろともしていないという賛辞。
冷凍食品の白身魚はどうしても臭みが出たり、水分の嫌な臭いが気になるものが多いのに対して、コチラは全くそれを感じないので商品開発の進化を感じるとの事。
第9位 いか天ぷら 197円 (不合格)
審査結果は、
【合格 1名、不合格 6名】あわや全員不合格
「すごい残念でした。正直美味しくなかったです。」とバッサリコメント。
衣のサクサク感が感じられずボテッとした印象で、さらに黒みりんをプラスしてコクをアップさせるリニューアルが裏目に出て、ただただ濃いタレになっているのも気になるとの事。もう少しあっさりした味付けの方が良かったのでは？というアドバイスも。
また「これは天ぷらじゃないですね。」と酷評するコメントもあって、
カリッとした天ぷらの第一印象が足らず、先ほどの白身魚のタルタルの作り方を応用するともっと良くなるのでは？というアドバイス。
スポンサーリンク第8位 WILDish 牛カルビ焼肉めし 208円 (合格)
審査結果は、
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
中華のプロも3名中2名が合格を出しており、価格・ボリューム・味・具材感と全ての要素を考えても合格しかないという太鼓判も。
若い人をターゲットにして濃い味付けにあえてしている商品開発が生きた形で、ニンニクの芽や香辛料、香味がしっかり入っているおかげでピリッとしつつもしっかり甘みも感じられて、牛肉の分量も十分なのでスプーンの一すくいごとにお肉を感じられるのも消費者にとっては嬉しいポイントとの事。
その他にも、肉の味・米の炒めた香り・ニンニクの芽など複数の香りが上手くまとまっていて、よく考えられている商品という絶賛も。
商品開発時にはマルハニチロ上層部から味が濃すぎると散々ダメ出しを食らっていたそうですが、諦めない商品開発の努力が実った形ですね。
第7位 五目あんかけ焼そば 270円 (合格)
審査結果は、
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
中太麺にリニューアルしたのは正解と太鼓判。
麺を焼く事で食感がしっかりして、尚且つ、2種類のオイスターソースを使って旨味＋甘味が感じられる餡との絡み具合もが抜群と絶賛。中華のプロからも「めちゃめちゃ美味しいやきそば」とシンプルな褒め言葉。
他にもオイスターソースのコクもしっかり感じられて、野菜の火の通り具合も適切で青菜の色も食感もキープしたままと、ここまでレベルの高い冷凍食品があると中華の専門店もうかうかしていられないというコメントも。
第6位 牛カルビマヨネーズ 190円 (合格)
審査結果は、
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
食べ盛りの高校生が白ご飯と一緒にかっこむような濃い味付けというコンセプトがしっかりしていて、牛カルビを使った油脂分がマヨネーズと濃いタレにマッチしていて、さらに熱を入れるのにマヨネーズが分離しないような企業努力も革新的な技術で上手く生きた形という高評価。
また、1個あたり30円ぐらいという値段も考えると合格しかないという絶賛コメントも。
第5位 五目シュウマイ 香りと旨み 321円 (合格)
審査結果は、
【合格 4名、不合格 3名】
この値段に対してこのボリューム感は、お子さんがいっぱい食べる事を考えるとアリという評価。
豚の頭肉を使っている点については、食感が柔らかいので冷めても柔らかさを保つという意味でプラスに評価して合格との事。
一方で不合格のジャッジからはかなり悩みながらも、肉汁がジュワっと出てくる点心の良さが少し物足りない所が気になり、もっと美味しい物が作れるはずという期待も込めての不合格という意見も。
スポンサーリンク第4位 えびとチーズのグラタン 178円 (満場一致の満点合格)
審査結果は、
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
累計販売数7億5千万カップを誇る今日本で一番売れている冷凍グラタンの看板を裏付けるようなパーフェクト評価。
お子さん向けに楽しんで食べてもらいたいと重ねて来たリニューアルが生きていて、料理は楽しむものという考えを体現していてかつ、冷めても固くならないバランスの良いチーズであったり、ホワイトソースと食べた時に一緒に口の中で溶けていく感じなども高度な計算の上で作られていて「素晴らしい仕事に感動します。」と絶賛。
エビを食べた時にしっかりエビの香りがして、冷えても美味しく食べてもらいたいという作り手の気持ちが120点表れている商品という賛辞も。
第3位 こんがりと焼いたミラノ風ドリア 367円 (合格)
審査結果は、
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
マルハニチロのドリア部門で圧倒的売上No.1を誇る看板商品が高評価のジャッジ。
冷凍ドリアの中にはオーブンで焼かずに添加物で焦げ目をそれっぽく見せる製法の物も存在する中、コチラの商品は実際にオーブンで焼くという本格派は「レストランで出てきそうな味」と太鼓判。
真ん中にミートソースが配置されている事で食べた所には酸味を感じられ、ホワイトソースを食べると濃厚な味を感じられるのでボリュームのあるドリアでもしっかり飽きずに食べられるようになっているという評価。
さらに1個180円という値段で料理を1品仕上げるというのは至難の業のはずが、それを実現しているのは素晴らしいとの事。
また麦ごはんを入れて腸にも良いというポイントも憎い気の利きようと褒めるコメントもあって、冷凍食品の枠は超えているという高評価も。
第2位 あおり炒めの焼豚炒飯 291円 (満場一致の満点合格)
審査結果は、
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
マルハニチロ冷凍食品の中で6年連続売上No.1の座を保持し続けるマルハニチロを代表する大看板がパーフェクト評価獲得。
炒飯用にスチームをかけた蒸気炊飯で、噛めば噛むほどお米の甘みが出るようにちゃんと基本をおさえてあり、他にも商品開発の成果が詰まっているという褒め言葉。
「料理人もうかうか出来ない美味しいチャーハン」という端的なコメントと、具材もシンプルな構成にする事で、お米の甘さ・卵を炒めた香りというチャーハンの醍醐味をしっかり突き詰められているという賛辞も。
第1位 横浜あんかけラーメン 267円 (合格)
審査結果は、
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
累計販売数2億2千万パックの売上を誇る日本で一番売れている冷凍ラーメンの称号に違わぬ盤石の高評価。
麺とスープの絡み方に関してはまだ伸びしろがあるとしつつも、お家で手軽に食べられるあんかけラーメンとして見た時のクオリティでは十分合格ラインとの事。
プロの料理人も麺を一度あえて冷凍するとうテクニックを使う事があるそうですが、野菜の食感もしっかり残っていてとても美味しかったというシンプルな褒め言葉も。
スポンサーリンク最終結果
最終結果は10品中9品合格(ランキング第11位のおまけ1品は不合格ジャッジ)でした。
フタを開けてみれば10品中9品合格とジャッジ企画過去最多タイ記録に並ぶ高いレベルを誇ったマルハニチロ冷凍食品。
合格ジャッジにしてもあと一票でパーフェクト合格という商品も多かったので、パーフェクト連発というそんな展開もあり得たそんな今回のジョブチューンでした。
以上「ジョブチューン マルハニチロ×超一流料理人」から従業員一押しのマルハニチロ冷凍食品ランキングベスト10＋αの合格不合格ジャッジ結果でした。
TBS「ジョブチューン ジャッジ企画」に関する全記事はこちらのリンクから
一覧：「ジョブチューン」