午前中はあるのに午後中がない理由&午前と午後の意味は?チコちゃんに叱られる
21年10月8日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第1問は『午前中と言うのに午後中と言わないのはなぜ?』という問題。答えは午後の終わりはあいまいで人それぞれだからだそうで、~中という言葉はそもそも終わりがハッキリしている事柄にしか使わないのが基本ルールなんだとか。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】DAIGO、川島海荷
【VTRゲスト】なし
午前中と言うのに午後中と言わないのはなぜ?
本日のゲストは川島海荷さんと準レギュラーに格上げになった「BREAKERZ」ことDAIGOさん。
子育てにも奮闘しているようで「AGO=朝5時起き」とおなじみのDAIGO語が出た所で1問目の指名は、
この中で一番、時間に正確なステキな大人ってだーれ?
スタジオ入りでは真っ先に回答者席についてスタンバイしていたというDAIGOさんが回答者に。
視聴者から寄せられた質問を元にしたチコちゃんの疑問は、
なんで午前中と言うのに午後中と言わないの?
上中下でいうと午後はアゲアゲで「中」は無いからというトンデモ回答なので、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
というわけでチコちゃんの答えは、
午後の終わりは人それぞれだから
解説は東洋大学の木村一教授。
「~中」という表現を使う際には、その「終わりの部分」に着目するのが普通で、基本的に終わりがハッキリしているものに使われる言葉という解説。
【午前】
「夜の12時から正午まで or 夜明けから正午まで」
深夜も午前と表現してOKという事に驚きますが、夜明けから正午までの意味で使っているケースが多いですよね。
そしてポイントになるのがどちらも「正午まで」と終わりがハッキリしているという点。
【午後】
「正午から午前0時まで or 正午から日没まで」
個人的には午後→夕方→夜と移り変わっていくイメージですが、辞書を見るとやはりその終わりの部分がハッキリしていないようですね。
スポンサーリンク他にも午前中のように使うケースでいうと「今日」という語は0時から24時までと終わりがハッキリしているので「今日中」という表現が日常的に使われますよね。
一方で、終わりがあいまいな動作にも「~中」が使われないケースがあるようで「婚約中」がある一方で「結婚中」が無いのはその為と木村先生。
婚約は結婚するまでの期間なので終わりがハッキリしていますが、結婚は終わりが決まっていませんよね。
他にも就活中はあっても、就職中は無かったり。
最後に午後の捉え方は人それぞれである事を追加調査するために、あえて「午後中」という言葉を使って検証実験。
「お願いしたい事があるので午後中に電話もらえますか?」と会社の先輩、後輩、家族、友だちにそれぞれメッセージ送信してみると、
- 午後は夜中12時まで – 1票
- 午後は6時まで – 2票
- 午後は5時まで – 4票
- 午後は3時まで – 3票
という結果に。
午後中と言われると日没ぐらいまでという認識が多そうですね。
ちなみに12人にメッセージを送って2人からは日付が変わっても連絡なしという悲しい事態に。
「何か重大な連絡があればそっちからかけてくるでしょ?」と理由でかけて来なかった友人だったり「もらった服を売っちゃった事をツッコまれたら嫌だから」という理由でかけて来なかった後輩だったり。
というわけでコチラが結論。
午前中と言うのに午後中と言わないのは午後の終わりは人それぞれだから
でした。
午前中にやっておきたい事は?という質問には「SSBS=掃除 洗濯 晩ご飯の 仕込み」とチコちゃん。
最後はDAIGOさんの「NTK=納得」という言葉で1問目は以上。
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