世界一受けたい授業 ゴミゼロ生活のやり方&効果は?丸山桂里奈夫妻の検証結果
21年11月6日放送の日テレ系「世界一受けたい授業2時間SP」では『ゼロ・ウェイスト・ホーム』の本を参考にゴミゼロ生活の効果を丸山桂里奈夫妻が実際に試して検証。そこで番組で紹介された1週間のゴミの量を小瓶1つに収めるその詳しいやり方やビフォーアフターの検証結果についてまとめてご紹介。
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ゴミを見直す
指導してくれるのはゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事の坂野晶先生。
まずは検証前に丸山桂里奈夫妻が出すゴミの量を見てみると、
実は平均と比べると少ない方。
ではここからゴミゼロ生活の手順を見てみる事に。
まずやるべきなのはゴミ袋の中身をすべてチェックする「ゴミを見直す」という作業。
ブルーシートに並べて分析してみると、
毎日料理をするという丸山さんなので食品パッケージが主なゴミのようですね。
さらに袋やフィルムなどの包装ゴミが全体の1/3を占めている様子。
丸山桂里奈「こんなゴミが沢山あるんだって思いました。もっと少ないかと思ってた。自分が出してるゴミを。」
こうやって自分が出しているゴミの傾向を改めて見るだけでも、次回の買い物で少し気を付けるようになるとの事でこれがゴミゼロ生活の第一歩。
スポンサーリンクゴミを仕分ける
続いて行うのが「ゴミを仕分ける」という作業。
参考として丸山桂里奈夫妻の普段の様子を見てみると、2人とも何も気にせずにゴミ箱にゴミを突っ込んでいますが、
実は「ほとんどがリサイクルできるもの」という事実。
パッケージをよく見るとリサイクル可能なマークが表示されているものがほとんど。
ペットボトルや缶などは当然のように分別してリサイクルに出している一方で、プラスチックや紙のゴミなどは可燃ゴミとして出している人が多いのではないでしょうか?
これらの紙やプラスチックは自治体やスーパーの店舗などで回収されているケースがあるのでリサイクルに出すべきというアドバイス。
分別は自治体によってルールが異なるのでそれぞれの分別表をチェックしてリサイクル出来るものは出来るだけリサイクルするように心がけてみましょう。
このアドバイスに従ってゴミの仕分け作業を行う丸山さんですが、
ほとんどがプラや紙でリサイクル可能なゴミばかりである事に気付いた様子。
生ゴミを減らす
こうしてゴミを仕分けていると立ちはだかるのが厄介な「生ゴミ」問題。
実は家庭から出るゴミの約30%は生ゴミでこれらは基本的にリサイクル不可能。
という事は生ゴミを減らすとゴミの量を大幅に減るというわけで、そこで取り入れたいテクニックが、
「生ゴミは堆肥(肥料)にする」
というもの。
コンポストと呼ばれるバクテリアの力によって生ゴミを分解する用具を使って肥料にしてしまえば、後は自治体によっては無料で引き取ってもらえたり、業者が買い取ってくれる場合も。
この他にゴミゼロ生活に役立つテクニックとしては、
- プラスチック容器は使わず、ガラス瓶、陶器、木で出来た器を使う
- ラップでは無くお皿をフタ代わりに使う
- 家具などは出来る限り木製に
- 掃除はお茶殻を巻いた後にほうきで行い、庭の土にそのまま掃き出す
- スポンジ代わりにへちまを使う
- お肉やパンを買う際には容器を持ち込んでそれに入れてもらう
- 育てられる野菜は家庭菜園で作って買い物自体を減らす
などなど。
これらはかなり突き詰めたゴミゼロ生活のテクニックになりますので、
ゴミゼロ生活に一番大事な「無理をしない範囲で行う」というルールに従って真似出来そうなものだけを取り入れるというのが何より大事ですね。
スポンサーリンクゴミゼロ生活実践編
ここまで色んなゴミゼロ生活に役立つテクニックを学んだ丸山桂里奈さんですがいよいよゴミゼロ生活に挑戦。
既に自分たちが出すゴミの分析は終えているのであとは生活スタイルを少しずつ変化させていくプロセス。
まず丸山さんはラップの代用品として「みつろうラップ」を導入。
電子レンジや冷凍はNGなのは要注意。
食品トレイなども分別するようにルール変更。
毎日の料理で多く使う醤油は量り売りに対応しているお店でマイボトル持参で購入。
量り売りで買えるものは全て切り替える方針で他にはオリーブオイルや、
使う量を大体把握しておけば、無駄な量を買う事無くフードロス削減にもつながりますよね。
そして1週間のゴミゼロ生活の結果は、夫婦で小びん1つにまとまる量にまで削減。
リサイクル資源にならない油を吸ったキッチンペーパーだったりといったゴミがどうしても残ってしまったとの事。
以上「世界一受けたい授業2時間SP」からゴミゼロ生活のやり方についてでした。