関ジャム 夜の名曲ベスト一覧 プロが選ぶ17曲全リストは？
22年2月27日放送のテレ朝系「関ジャム」では夜の名曲を特集。という事でゲストに松尾潔、マカロニえんぴつはっとりを迎えて、いしわたり淳治、佐藤千亜妃、PORINなどの音楽業界のプロが選ぶ17曲を番外編も含めて一覧でまとめてご紹介。
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夜の名曲
Suchmos『STAY TUNE』
松尾潔「疾走感のあるサウンドが東京の夜の情景を思わせる。”夜＝不満やストレスの理由の廃棄場所”と感じる。」
エレファントカシマシ『友達がいるのさ』
はっとり「東京中の電気を消して夜空を見上げてえな。という歌い出しがまず良い。無様な自分を鼓舞するような歌詞と捉えています。」
きのこ帝国『クロノスタシス』
PORIN「この楽曲を聞きながら、もしくは歌いながら夜の散歩をした人は多いのではないでしょうか。淡々とした世界にリアルがあってとても共感できる。温度感が今の時代にぴったり。」
平井大『tonight』
佐藤千亜妃「別れを予感している歌詞、そして切なさを表現しているかのようなメロディーラインと歌声に胸を締め付けられる。」
井上陽水『最後のニュース』
いしわたり「これほどニュース番組に似合う歌は無いと思う程の完璧な歌詞。絶妙な温度感で進む言語感覚が素晴らしい。」
m-flo『come again』
松尾潔「歌詞は洋楽には珍しくないクラブDJに向かってリクエストする内容でその数少ない成功例。この曲では夜＝切なさを癒す場所は時間。」
スポンサーリンクチューリップ『心の旅』
はっとり「泣ける。覚悟と後悔の夜の歌。」
鈴木雅之『MISTY MAUVE』
松尾潔「サウンドは山下達郎流R&Bで圧倒的完成度。人生の不思議、絶対的孤独という深淵なテーマにまで迫った、竹内まりやさんの歌詞も秀逸。真夜中の哲学ソウル。」
吉田美奈子『頬に夜の灯』
松尾潔「美しい日本語によるソウルミュージックの最高峰。この曲では夜＝恋の味方。」
ベイ・シティ・ローラーズ『サタデイ・ナイト』
いしわたり「週末の夜を楽しもうとする者たちの最高のBGM。賑やかな夜の曲の代表格。」
奥田民生『トランスワールド』
はっとり「歌詞にめちゃくちゃ夜というワードが入っているとにかく夜の歌。民生さんの歌の中の男はいつだってハードボイルドで、孤独を愛していて、夜を味方につけていてカッコいいのです。サウンドからも湾岸の首都高が浮かぶから凄い。」
松原みき『真夜中のドア stay with me』
松尾潔「女性の部屋を出て行った男性を、その女性は追いかけずに内側からドアを叩いているというサビの歌詞。内側からというのは一体…？真夜中という名前のドアを叩くという意味で、ドアの手前に常識・秩序があり、外側に非常識・無秩序があると表現しているのかもしれない。」
泰葉『フライデイ・チャイナタウン』
fridayではなくfly-day。
PORIN「キラキラした夜のネオン街を彷彿とさせます。言葉のチョイスが妖艶で今の時代に味わえないような華やかさや色気を感じます。」
スポンサーリンク夜っぽくない夜の名曲
星野源『くせのうた』
はっとり「MVも昼の映像なので夜の印象を持っている人は少ないかもしれないが、最後まで聴くと実は夜の歌だと思う。最後の一行で夜明けまで君の事を思って寝れなかった夜だと分かる。」
BLOOM VASE『Bluma to Lunch』
松尾潔「ランチを食べたいという歌なのに全編を貫く夜っぽさ。ラップという音楽形式が生み出す夜感を再認識させる。夜＝本音が解放される事なのかも。」
BUMP OF CHICKEN『太陽』
佐藤千亜妃「夜や暗闇を感じさせる比喩が歌詞の中で続く。」「闇という直接的な言葉では無く、朝・光・太陽といった明るいものについて触れる事でそのコントラストでより闇を感じる事が出来る。凄い。」
ビートたけし『浅草キッド』
はっとり「いわゆる日の出前という感じ。芸人が売れるのが陽で朝だとしたら、売れていない状況は陰りのある夜の部分。そういう観点での夜ソングなのかなと思う。」
スポンサーリンク番外編
最後に17選には入らなかったものの番組内で触れられた、紹介された曲たちも番外編として一覧で。
- エレファントカシマシ『今宵の月のように』
- 松任谷由実『真夏の夜の夢』
- 玉置浩二『ワインレッドの心』
- 徳永英明『レイニー ブルー』
- 田島貴男(Original Love)『接吻 kiss』
- 久保田利伸『Missing』
- YOASOBI『夜に駆ける』
- SMAP『夜空ノムコウ』
- trf『寒い夜だから…』
- サカナクション『ナイトフィッシングイズグッド』※佐久間由衣が選曲
- 東京JAP『摩天楼ブルース』※古田新太が選曲
ちなみに松尾潔が選ぶ”夜ボイス”の持ち主たちという話題も。
以上、関ジャムより夜の名曲ベストで紹介された曲たちでした。
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