チコちゃん デジタル体重計で重さがはかれる仕組みは金属板のひずみ
22年5月27日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第3問は『デジタル体重計で重さがはかれるのはなぜ?』という問題。答えはセンサーとなる金属板のひずみから計算しているからだそうで、ザ・たっちの2人が登場したりと番組内容をまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】野々村真、影山優佳
【VTRゲスト】ザ・たっち
デジタル体重計で重さがはかれるのはなぜ?
この日3問目の出題は、
なんでデジタル体重計で重さがはかれるの?
体積から計算しているという岡村さんの説明ですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
一方で、力が加わっていると話し始めた影山優佳さんの口元には正解マークとピヨピヨ音。
チコちゃん「まぁおまけで、つまんねーヤツだな~。」
というわけでチコちゃんの答えは、
金属の板がひずむから
解説は体重計製造販売メーカーの技術開発担当・本田晃久さん。
体重計の中身はこんな感じの構造で四つの角についているのがセンサー。
センサーには中央部分に小さくて薄い金属板(ひずみゲージ)が2枚貼ってあり、
この金属板がひずむ事で体重を測定。
ひずむとは力が加わって歪んだり、曲がったり、いびつな形になる事。
スポンサーリンク丸いパーツに力が加わると、2枚のひずみゲージが乗っている真ん中の土台が右側に下がるような仕組み。
土台がわざと片側で支えられているので力が右に偏ってかかっているのが分かりますね。
土台が変形するので片方のひずみゲージは縮み、もう片方のひずみゲージは伸びて変化。
さらにここで「伸びた金属の板」と「縮んだ金属の板」では「電気の流れ方が違う」という性質を利用。
金属の板が引っ張られて細く伸びると一気に通れる電気の量が減るので流れにくく、
逆に縮んで太く短くなると通れる電気の量が増えて流れやすく。
この時の電気量の差をはかってその差からどの位重さが加わっているのかを計算。
2つのひずみゲージをザ・たっちの2人に実演してもらいますが、それで分かりやすくなったのかはちょっと疑問なまま2人も不完全燃焼気味で終了。
というわけでコチラが結論。
デジタル体重計で重さがはかれるのは金属の板がひずむから
でした。
重いと思うものは?という質問には「月曜日の幼稚園児の荷物」とチコちゃん。
という事で3問目は以上。
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