プレバト俳句金秋戦2022 予選Cブロックのランキング結果 決勝進出10名は?
22年9月15日の「プレバト」では秋の俳句タイトル戦・金秋戦の予選Cブロックを開催という事でランキング結果と決勝に出場する10名など一覧でまとめてご紹介。
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ランキング結果
問題は拾いしの”し”。
これは連体形で”背”にくっ付いているので「銀杏を拾ったその背中」という意味になってしまい、背中に子どもをおんぶしていて、その子がまあだだよと言っている、もっと銀杏を取れと命令している?と俳句の意味がどんどんズレていってしまうのが最大のマイナスポイント。
これを踏まえて『銀杏拾う 「まあだだよ」の声 かたわらに』とすれば銀杏を拾っている近くで子どもがかくれんぼしているシーンが正確に描写出来ると夏井先生の添削案。
季語の梨よりも大地の方がはるかにスケールが大きく主役になってしまうのが残念。
作者の意図として”梨のみずみずしさ”がポイントになっているはずなのに、その表現を雨季と絡めて書かないのはもったいないと指摘する夏井先生からは『みずみずしき 果汁よ梨よ 雨季幾度』という添削案。
もしこれをやっていたら今日の1位間違いなしだったとちょっとした自画自賛の夏井先生。
スポンサーリンク梨の美味しさが耳まで突き抜けるという意味の句を鼓膜と表現するところは「非常に面白い句」と評しつつも、
人によっては両耳の鼓膜という表現に「いくらなんでも大げさでは?」と感じてしまうのが評価の分かれる所。
ただし作者の意図は言葉を過不足なく選んで表現できているので下手にイジる添削は無しで、評価としては一定のものがあると夏井先生。
丸善と檸檬と来れば梶井基次郎の檸檬しかなく、檸檬ケーキなので季語としての力はやや弱まるものの、
香で締めているので檸檬ケーキの美味しそうな感じは十分表現できており、作品としての完成度は高いと夏井先生。
季重なりで冬なのか?秋なのか?どっちが主役の季語か?問題が最大の争点ですが、
豚まん(肉まん)は冬の季語として歳時記に載りだしているかどうかといった所で、
独楽が新年の季語として扱われる一方で、べい独楽は独楽の原型である海螺廻し(ばいまわし)から来ているのでこれは秋の季語と夏井先生の補足。
これを踏まえて豚まんはもう食べてしまってその場になく、紐から豚まんの香りがほのかに感じられ、これからべい独楽勝負にいそしむ子どもの姿も浮かんでくる事を考慮すると、テーマの食欲の秋も表現しつつ、季語も問題なくクリア出来ているので1位に値するという評価で「よくまぁこんなの作ったな。」と夏井先生も感心。
これで死の組Cブロックを勝ち抜いたのは千原ジュニアに決定し、
いよいよ決勝進出10名の発表へ。
決勝進出10名
残り4名は優秀句から夏井先生が選抜という事で、
結果は、
- キスマイ横尾 (Cブロック2位)
- 春風亭昇吉 (Aブロック2位)
- 松岡充 (Aブロック3位)
- 皆藤愛子 (Cブロック3位)
以上、金秋戦2022予選Cブロックの結果&決勝進出10名についてでした。
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