それって実際どうなの課 呼吸法ダイエット結果 餅田コシヒカリはウエスト11cm減
22年10月19日放送の日テレ系「それって実際どうなの課」では呼吸法ダイエットの効果を餅田コシヒカリが検証。呼吸法を変えて3日間生活すると1kg痩せてウエスト11cmダウンという事で呼吸法のやり方など結果をまとめてご紹介。
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呼吸法ダイエット
今回検証するのは「呼吸法ダイエット」ですが、
意識した呼吸に変えるだけで、
- 食欲が抑えられる
- 自律神経が整う
- 基礎代謝が上がる
というメリットがあってつまりダイエットに繋がるというのがその基本的な知識。
この分野の専門家という事でダイエットや肺活を指導するさかえクリニック院長の末武信宏先生に話を伺うと、
「呼吸法自体に自律神経の機能を整える効果があるんですね。呼吸法でダイエットできるというのは間違いないと思います。」
ただし呼吸法をずっとやり続けると一体どうなるのか?どのくらい痩せるのか?については末武先生自身も実験した事が無くデータが無いので謎という事で検証企画に挑むのは餅田コシヒカリ。
いつもの体重測定からスタートですが検証前の体重やウエストなどの身体データは、
- 体重 101.6kg
- ウエスト 116.5cm
- 上腹 101cm
- 下腹 126cm
- ヒップ 121cm
体重は遂に101.6kgと大台越えで企画史上最重量体重を更新。
検証ルールを整理しておくと、
- 検証は3日間
- ずっと意識した呼吸を行う
- 1日の摂取カロリーは2500kcalに設定
- 翌日朝に身体測定
では検証スタート。
スポンサーリンク検証1日目
まずは何はともあれ呼吸法について末武先生からレクチャー。
呼吸には2種類あって、
- 努力性呼吸 → 運動時など大きな呼吸が必要な時に使われる呼吸で複数の筋肉を使う意識的な呼吸
- 安静時呼吸 → 座っている時など無意識に行っている呼吸(=日常的な呼吸)
このうち今回行うのが意識して行う努力性呼吸。
これによって多くの酸素を取り込むことができ、肺の周囲に存在すると言われる自律神経をコントロールするセンサーを刺激する事で自律神経が整って頭痛・肩こり・不眠解消などの効果も期待できるとの事。
多くの筋肉が使われるという事はそれだけカロリーも消費するわけで、1時間の努力性呼吸は1時間のウォーキングを超えるカロリー消費というデータも。
ではそのやり方を紹介。
鼻で息をゆっくり吸い、口から吸った秒数の倍の秒数かけて吐く
例えば吸う時間が4秒だった場合は8秒かけて吐きましょうというとてもシンプルな呼吸の基本。
ポイントは腹筋を使って「息を全部吐き切る」事で、こうすると必然的に肺に入る空気量がアップ。
お次は応用編へ。
【肩甲骨の動的ストレッチ呼吸】
吸った倍の秒数吐きながら元のポーズに徐々に戻していく。
ちなみに普段から口呼吸がメインという餅田コシヒカリなので鼻呼吸はそもそも意識しないとやらない呼吸だそう。
諸説あるものの口呼吸がメインの人は約半数と言われていて、ストレートネックや猫背などの悪姿勢によって肺が十分に膨らませられないのを補うために鼻では無く吸入量の多い口から酸素を取り入れようとしてそうなっているんだとか。
ここで10分間ずっと続けた感想を聞いてみると、
「ストレッチを入れてるのもあるけど、血流が良くなってる感じがするというか。体温が気持ち上がったような。耳が熱くなるような感じがしました。」
さらに観察していたスタッフからは「目がトロンとしている」という指摘で、本人もリラックスしていて「いつでも寝れますみたいな感じ。」という感想。
スポンサーリンク今回の実験ではとにかく空き時間はずっとこの呼吸をやり続けるという特殊なシチュエーションなわけですが、
流石にそれだと日常生活に支障をきたす場合があるので「朝昼晩の3回に5分ずつ行う」だけでも十分効果があると末武先生。
こうして1時間続けてようやくお昼ごはんですが、
メニューはチーズトンカツカレー&バニラアイスで1300kcalというボリューム。
食後はまた呼吸法生活に逆戻り。
といっても傍から見たらソファでずっと寝転んでいるだけで、気分転換にテレビを見ながら行ったりと3時間。
仕事に出かける際には移動中もずっと呼吸法を意識。
この日の夕食は唐揚げ弁当&シュークリームで1200kcal。
朝食は恐らくスケジュールの都合でスキップしたので2食で2500kcal。
一日中意識した呼吸を6時間行って一日目は終了。
検証2日目
朝の体調を聞いてみると、
「昨日の夜すごいよく眠れました。あと若干インナーマッスル筋肉痛。若干ですね。奥が。」
- 体重 100.8kg (前日比マイナス0.8kg)
- ウエスト 113cm (前日比マイナス3.5cm)
- 上腹 101cm (前日と変わらず)
- 下腹 126cm (前日と変わらず)
- ヒップ 122cm (前日比プラス1cm)
普段食べている食事よりもカロリーの多い食事をして痩せるという結果に。
というわけで2日目はクロックムッシュ700kcalでスタート。
腹式呼吸を自然と使うようになるので呼吸筋や腹筋が多く使われてインナーマッスルを刺激。
さらに副交感神経や腸を刺激して便秘改善にも効果があるとか。
「強めの息なのでより腹筋も使うというか。」「一生やっちゃいますね。ずっとやれますね。」
これだけ膨らませていると自然と汗ばんできて空調の効いた部屋にもかかわらずそのうち汗だくに。
スポンサーリンクこれは風船を使って大きく息を吐いているので心拍の変動が大きくなって副交感神経が刺激されて体全体の血流がよくなって代謝がアップしている効果。
やっているうちに催したようでトイレでスッキリした後はシャボン玉に変更。
シャボン玉も腹式呼吸を使うので風船と同じような効果。シャボン玉だと静かに長く息を吹き込む事も多いので呼吸のコントロールが風船とは変わりますよね。
「お腹の上の方を使いますね。一定にいかないと吹けないので。」
シャボン玉を30分間続けたあとはランチにポキ丼&プリンで860kcal。
ご飯を食べたら床に寝て基本の呼吸。
「実感ないぐらい何もしてないっちゃしてないので。」
お次はバルーンアーティスト並みに風船を膨らまし続けて2時間。
こうして2日目も終了。
検証3日目
3日目の体調を聞いてみると、
「腹筋が若干筋肉痛なのと、あと風船膨らませ過ぎて口が筋肉痛ですね。頬がめっちゃ筋肉痛になりました。」
- 体重 101kg (前日比プラス0.2kg)
- ウエスト 111cm (前日比マイナス2cm)
- 上腹 100cm (前日比マイナス1cm)
- 下腹 124cm (前日比マイナス2cm)
- ヒップ 121cm (前日比マイナス1cm)
3日目も基本的に同じことの繰り返しなのでささっとダイジェスト。
「結構腹筋に来るなぁっていうかちゃんと呼吸すると体使うんだなっていうのはビックリしました。普段浅はかに呼吸しているのでここまでお腹使うとそれだけでもあんな辛い腹筋毎日毎日やってるよりは呼吸意識した方が効くんであればそっちの方がいいじゃんって思いました。運動は飽きちゃうんですけど呼吸は普段している事なので楽だなと思いました。」
果たして最終日の結果は?
スポンサーリンク結果発表
- 体重 100.6kg (初日比マイナス1kg)
- ウエスト 105.5cm (初日比マイナス11cm)
- 上腹 99cm (初日比マイナス2cm)
- 下腹 124cm (初日比マイナス2cm)
- ヒップ 120.5cm (初日比マイナス0.5cm)
検証前の体重を基準に考えると、
101.6kg → 100.6kgと1kgのダイエットに成功。
ウエストは116.5cm → 105.5cmと11cmも大幅ダウン。
体重こそ1kg減ですが見比べた時の痩せた感はかなり大きいですよね。
この結果に末武先生は、
「息を吐く腹筋群が鍛えられて上手に使う事が出来るようになって今まで使えていなかった腹筋群が恐らく引き締まったのではないかと思います。身近な所から気軽に行える、費用もかからない、時間も場所もとらない健康法で医師として最も推奨できるエクササイズ法だと思います。」
というわけでそれって実際どうなの課より、
呼吸法ダイエットを3日間続けると1kg痩せてウエストは11cmダウンという結果に。
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