拍手をするのはなぜ?チコちゃん
22年10月28日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の1問目は『人はなぜ拍手をする?』という問題という事で番組内容をまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】井ノ原快彦、佐々木彩夏
【VTRゲスト】なし
人はなぜ拍手をする?
1問目の出題は、
なんで人は拍手をするの?
声+音で盛り上げたいからという答えの井ノ原さんですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
という事でチコちゃんの答えは、
体に触りたいけど手が届かないから
解説は公立鳥取環境大学の小林朋道教授。
人も含めた多くの動物で見られるのが「友好的な気持ち → 触れたい(握手やハグなど)」という行動で、
この時、当然相手が手の届く距離に居れば触れることが出来ますが、コンサート会場やスポーツ観戦の場などでは称賛の感情が高まってもその対象は文字通り手の届かない存在。
そこで代わりに音を出す事によって友好的な気持ちを何とかして伝えようとして「音を出す」という解説。
特に高い音は友好的で敵対的ではないと直感的に分かるようで、例えば電話口や赤ちゃんに話しかける時に自然と高い声になったりするのもこの一種。
反対に低い声に敵対する感情がこもっていてドスの効いた声で相手を威嚇したり、スポーツの場ではブーイングなどがその例。
これには低い音によって体が大きくて強い事を示す効果があるそうで、逆に言えば高い音を出す事で体が小さく弱い存在(=危害は加えないというアピール)であると相手に示しているわけですね。
動物界でも体が大きければ低い声を出し、小さければ高い音を出すのが自然で、これは楽器でも一緒ですよね。
確かに拍手だけではなく、カウボーイの掛け声のように高い声を出したり、指笛で高い音を出して称賛したりと高い音には友好的な意味があるというのは納得。
また小林先生によると自分の手と手を合わせることで相手に触りたい欲求を解消するという効果もあるとか。
興奮して隣にいる人と握手を交わしたり抱き合ったりという行動もきっとこの一種なんでしょうね
という事でコチラが結論。
人が拍手をするのは体に触りたいけど手が届かないから
でした。
1問目は以上。
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