トリセツショー ドライアイの治し方は目薬より涙 1日10秒マイボーム洗顔のやり方は?
23年3月9日のNHK「トリセツショー」は涙の取扱説明書という事でドライアイを改善する1日10秒の洗顔方法、まぶた筋トレのやり方など簡単にまとめてご紹介。
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ドライアイの原因
物質Aの答えは「油分」でこれによって目を保湿する必要があるというのがドライアイ改善の基礎知識。
そんな大事な油分を目に供給してくれるのがまつ毛の生え際に位置しているマイボーム腺。
ところがドライアイを自覚する人のマイボーム腺を見てみると、アブラ詰まり多数。
脂っこい食生活、アイメークの残り、まつ毛周りに溜まったフケや皮脂がマイボーム腺を塞ぐことでこんな状態に。
そこでドライアイ用の目薬ではなく、まずはこの方法で改善するか試してほしいということで「マイボーム洗顔」を紹介。
スポンサーリンクマイボーム洗顔
解説はドライアイの診療ガイドラインを作成する責任者である天野史郎先生。
ドライアイ改善方法として紹介されたのは以下の2つで、
40度ほどのタオルで5分間目元を温めてマイボーム腺のアブラ詰まりを解消する方法。
自宅でも出来るおすすめの対処法ですが、その一方でポリ袋に入れて濡れないようにしたり、ホットタオルを用意したりと面倒なのがデメリット。
ぬるま湯で指を湿らせて目を閉じ、まつ毛の根元を優しく5回ほどなでる”マイボーム洗顔”
朝晩2回の洗顔のタイミングでついでに行うだけなので取り入れやすいのがメリット。
1回10秒程度なので続けやすいですよね。
今回のトリセツショーでメインとなるのがコチラ。
マイボーム洗顔の詳しいやり方は、
- 手をきれいに洗って清潔にする
- ぬるま湯で指を湿らせてまつ毛の根元を狙って5回ほど”優しくなでるように”洗う
- ぬるま湯で湿らせた目元用のコットンパッドを使用してもOK
- 洗顔時や入浴時など朝晩2回、2週間続けて様子を見る
強くこすったり、まぶたの内側にまで指を入れるのはNG。
アブラ不足タイプのドライアイに有効な方法なので、この方法で書状が改善しない場合は眼科医を受診。
結果は、涙に含まれるアブラの層が4人ともアップして大幅改善。
まぶた筋トレ
スマホやパソコンを見つめる生活を続けているとまばたきが不完全な状態がクセになってしまい、
やがてまぶたの筋肉が衰えて、普段からしっかり目を閉じられなくなってくるのもドライアイの原因に。
アブラを出すマイボーム腺はまばたきの刺激で活発に動くので正しいまばたきがドライアイ改善のカギになるわけですね。
そのためにはまぶたの筋トレを行うべきで、
【上まぶたの筋トレ】
2秒間目を閉じる → 軽くまばたきを2回 → ギューっと2秒間目を閉じる
あくまで「上まぶた」に力を入れるのを意識。頬などシワを寄せないように目の周りの筋肉に集中。
【下まぶたの筋トレ】
目尻とまゆ毛の間を指で押さえてあげた状態で目を閉じようとする
上まぶた、下まぶたの筋トレを1回5セットとして行い、1日合計5回ほど行うのが目安。
以上、トリセツショーから涙の取扱説明書でした。
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