買い物にポイントが付くようになったのはなぜ?石鹸が始まり?チコちゃん
23年4月21日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『買い物をするとポイントが付くようになったのはなぜ?』の答えなど番組内容を簡単にまとめてご紹介。
ゲスト出演者
【ゲスト】吉岡秀隆、山下美月
【VTRゲスト】なし
買い物をするとポイントが付くようになったのはなぜ?
3問目の出題は、
なんでお買い物でポイントが付くようになったの?
チコちゃんの答えは、
売れ残った石鹸をさばくため
解説は駒澤大学の小本恵照教授。
お買い物ポイントの元祖といわれているのがアメリカの石鹼メーカーで、その始まりは売れ残った石鹼を何とかさばけないかと考えたアイデアがきっかけ。
舞台は1850年ごろのアメリカ・ニューヨーク。
当時の石鹼の売り方は店頭に置かれた大きな石鹸のかたまりを切り分けて販売するというスタイルでしたが、
とある石鹸メーカーの社長ベンジャミン・バビットが一つ一つ紙に包んで小分けして販売するという手法を考案。
ところがこの新しい販売手法はあまり受け入れられず在庫がどんどん溜まって行ってしまう事態に。
そこで石鹸の個包装パッケージに付いている自社のブランドロゴを切り取って25枚集めると絵画と交換できるというサービスを開始。
するとこの斬新なキャンペーンは人々の興味をひいたようで石鹸の販売は順調に増加。
やがて1890年代後半になると商品交換用スタンプを企業向けに作る会社が生まれ、
スーパーマーケットやガソリンスタンドなどを中心にお買い物ポイントのシステムが浸透する事に。
そしてこのポイント制が日本に伝わったのが1960年代前半の高度経済成長期。
アメリカの影響を受けてスタンプサービス(ブルーチップ)が人気となりカタログ交換ギフトに応募するのが定番に。
ここから時代が進むとポイントカードが誕生してポイント制は大激変する事になりますが、
その元祖といわれるのがヨドバシカメラのポイントカード。
この頃になるとポイントカードとレジとを連携させる事で客の購買履歴の情報を収集できるというマーケティングに生かされるように。
という事で3問目は以上。
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