ほわーい話 警察車両乗っ取り、神隠し、消えたスマホ、無言119番、家にナニカがいる
23年5月26日「ほわーい話」では知らない間に警察車両乗っ取り、遭難24日後に生還した神隠し事件、紛失したスマホがインドネシアで、無言の119番、家にナニカがいるのエピソードが登場という事であらすじ&答えなどネタバレ一覧をまとめて紹介。
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目覚めたら警察車両
泥酔して千鳥足で家路に向かう一人の男性。
翌朝、朝日に照らされて目を覚ますとそこは車の運転席。
しかも車内を見渡してみると明らかに自分の車ではないという異常事態。
さらに後部座席をよく観察すると鑑識課と書かれた銀色のボックスや白いロープ。
そして足元にはパトランプ。
一体なぜこんな事が?
2003年に神奈川内で起きた実際の事件。
酔っぱらった状態で歩いて帰宅中に自分の車と誤認して警察署に停めてあった警察車両に目を留めた男性。
車種が違ったものの車体のカラーなどが似通っており、泥酔状態という事もあってあっさり自分の車が停めてあると勘違いし、
自分の車のキーを差してガチャガチャ。
すると摩耗していた鍵が偶然にも警察車両の鍵穴と一致してしまいあっさりドアはオープン。
1990年代以前に作られた車の鍵の場合は構造はシンプルで、2万分の1の確率で偶然一致してしまった事で起きた事件。
スポンサーリンク遭難24日後に生還した神隠し
事件が起きたのは兵庫県神戸市の六甲山。
市役所職員同士で山のBBQを楽しんだのちにケーブルカーに乗って仲間揃って下山。
ところがグループの中の一人の男性だけは切符をなくしてしまったという理由を告げて歩いて下山する事に。
そして、それっきり行方知れずになってしまったその男性。
下山中の遭難事故ということで警察官らのべ400人を投入した捜索活動が行われるもなかなか発見には至らず。
生存は絶望的とみられる中、行方不明から24日後に男性が無事発見され命に別状はないという連絡が。
男性の身に何が起きていたのか?
答え:体温22℃の冬眠状態で救助された
2006年に実際に起きた事件。
下山中に道に迷い、足を滑らせて10mの距離を滑落。
落下の衝撃で骨盤を折ってしまったようで、さらに落ちた場所は簡単に人目にはつかないような所で意識はあったものの絶望的な状況に。
必死で助けを求めるも携帯電話も壊れて通話不能。
リュックに入っていた焼肉のタレとわずかな飲料水を頼りに何とか生きながらえていたものの、体力も尽きて意識も失い時間だけが経過していく事に。
すると事故から24日後に捜索隊が男性を発見して救助。
発見時には呼びかけに対し目を開けて答えていたそうで、
当時、山の気温は10度以下という状態で男性の体温は発見時に22度にまで低下しており、
低体温状態になったことで水分や栄養が少ない状況でも生き続けられていたという医師の見解。
消えたスマホ
始発電車に乗ってウトウトしている男性。
車内アナウンスでふと目を覚まして慌てて電車を降りるも、
「あれ?スマホ…?電車に置き忘れた?学生証も入れっぱ…」
手帳型のスマホケースに学生証も入れた状態で紛失してしまったスマホを探して鉄道会社や警察に繰り返し連絡するも返ってくるのは「落とし物はこちらに届いてません。」という無情な答え。
そこから1か月が経ったころ、パソコン宛に不思議なメッセージ。
ローマ字表記の日本語と、つたない英語が混ざったようなメッセージが届いていて、
「もしかして俺の学生証を拾ってくれた?」
そう思った男性が送信元のデータを確認してみるとインドネシア・ジャカルタの鉄道会社。
一体なぜこんな事が?
答え:失くしたスマホがインドネシアに払い下げられた中古車両と一緒に海を渡ってしまった
始発電車でウトウトしていたあの日、落としたスマホは自分のお尻で踏んで座席の隙間にすっぽり。
さらにその車両は翌日に最後の営業運転を終えた所で、インドネシアに中古車両として払い下げ。
その後インドネシアの鉄道会社での点検中に整備士がスマホを発見。
処分してもOKという会社の指示があったものの、持ち主が困っているかもという親切心からスマホの持ち主探しをする事に。
そこでスマホと一緒に入っていた学生証をSNSにアップして情報を求めてみると、
鉄道ファンの中古車両の情報や、学生証の情報などをもとに徐々に持ち主に近づく有力情報が寄せられ遂にコンタクト成功。
大学に了承を得たうえでスマホを拾った整備士から持ち主へ直接連絡できるように取り計らいが行われて、見事繋がったというこのエピソード。
スポンサーリンク無言の119番
119番宛にかかって来た無言電話に対応すべく、
対応マニュアルに従って、声が発せない場合は身の回りの物を使って何か音を立てて意思疎通を図って欲しいとオペレーターが告げるも、
聞こえてくるのはザーという小さな雑音だけ。
状況がつかめないために緊急事態も想定して発信元の秋田市内にある一軒家に緊急車両を向かわせることに。
現場に到着した救急隊員は呼びかけに応じない状況からやむを得ず窓ガラスを割って屋内へ。
すると人が住んでいる気配はあるものの、家の中には誰の姿もなく。
「無人の家から119番?」
と首をかしげる救急隊員やオペレーターでしたが、無言電話はその一件だけに留まらずその日を境に秋田市内では立て続けに同じような事例が発生。
すると2件目以降では家主がその場に居合わせて119番通報はしていないという返答。
一体なぜこんな事が?
答え:切れかけた電話線が強風に煽られる事で無言通報が発信された
電話回線にはプッシュ回線とパルス回線の2種類があり、
プッシュ回線が数字に異なる周波数の音が割り当てられているのに対して、パルス回線は回線を遮断する回数によって数字を認識するという方式。
切れかけた電話回線が強風に煽られてオンオフを繰り返したことで1と9で構成される119番への誤発信になったというのが答え。
2020年に秋田で起きた事件という事でかなり最近の出来事。
家の中にナニカがいる
一軒家で一人暮らしをする男性でしたが、
いつもと変わらない生活にもかかわらず、その月だけは異様に電気代が高いという現象が。
さらにお風呂場に落ちていた髪の毛をよく見てみると、短髪の男性のものとは明らかに異なる長い毛。
どこからともなく聞こえてくる謎の物音。
そんなに使った覚えもないのにどんどん減っていくトイレットペーパー。
買ったはずの食べ物が減っているような。
誰かいる…?とその謎の正体を突き止めるために家のあちこちに防犯カメラを設置して待つことにした男性。
一体何が起きた?
答え:見ず知らずの女性が天袋で暮らしていた
誰かが知らない間に住み着いていると思った男性は部屋中を捜索してその正体を探り、
押入れの上の天袋に女性の姿を発見。
見ず知らずの女性が住むところに困って天袋に潜んで暮らしていたというのが真相。
この一人暮らし男性の住環境を観察して無頓着な性格であると判断して侵入計画を立てていたというその女性。
この事件から2年後にも工場の屋根裏に住み着いて10日間生活するという同様の事件を引き起こす事に。
以上、ほわーい話ネタバレまとめでした。
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