都会が冷たい理由は?田舎は温かいのか実験は謎の結果に チコちゃん
23年8月4日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の問題『都会の人が冷たいのはなぜ?』の答えなど番組内容を簡単にまとめてご紹介。
ゲスト出演者
【ゲスト】島崎和歌子、ウエンツ瑛士
【VTRゲスト】なし
都会の人が冷たいのはなぜ?
1問目の出題は、
なんで都会の人は冷たいの?
チコちゃんの答えは、
情報が多すぎるから
解説は目白大学の渋谷昌三名誉教授。
都会はビルが建ち並び、看板もそこかしこに、さらに人の数も多いので必然的に接する情報量が多くなりますが、
こういった状況の事を「過剰負荷環境」と呼び、これは処理しきれないほどのたくさんの情報に囲まれた環境の事。
沢山の情報を一つ一つ処理しようとすると多くのエネルギーを使ってしまいますが、この状況が続くと体の疲労や精神的ストレスにつながってしまうと渋谷先生。
そこで防衛本能として「入ってくる情報をそれ以上増やさないようにする」のが自然な反応で、
そうなると例えば道を聞かれた際には「ここを真っすぐ行って右です。」と必要な情報だけ伝えて出来るだけ短時間で会話が終わるようにしてしまうとの事。
他にも電車内ではスマホに集中して他に情報を入れないようにしたり、目をつぶってひたすら目的地に着くまで静かにしていたり。
このように都会の人は「最小限の接触で効率的なコミュニケーション」をとろうとする傾向にあるので、これは時として冷たい印象に映るというわけですね。
また、人がたくさんいる都会では「責任回避」の行動を取る傾向が強く、これは「誰かがやってくれるだろう」と人任せにしてしまう行動のこと。
こうなると助けを待っている人からすると「誰も助けてくれない…都会はやっぱり冷たい…」となるのも当然。
実験として「通りに座ってひたすら大きなため息をつく」という行動を都会でやってみると、
チラチラと目を配る人は現れても「どうかしました?」と声をかける人はおらず1時間経過してタイムオーバー。
同じことを青森の田舎館村でやってみると1時間後にはバイクで通りすがった人が一旦停まり、
顔を確認したらそのまま去っていくという事に。
そもそも人通り自体がほぼ無いという状況だったので何の実験だったのかよく分からない結果に。
という事で1問目は以上。
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