美肌ホルモンのマイオカインの増やし方・食品で増やすには鮭と発酵食品?カズレーザーと学ぶ
23年8月15日「カズレーザーと学ぶ」では美肌ホルモンのマイオカインの増やし方・鮭や発酵食品といった食品など番組内容をまとめてご紹介。
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マイオカイン
解説は京都府立大学の青井渉准教授。
コチラは40・50代の女性を対象にした調査で筋肉量とシミの数の相関関係について示したグラフ。
このことから筋肉が付いているとシミの数が少なくなるという傾向。
筋トレをしている人は美容意識が高いので自然とシミの数も減るのでは?という意見もあるものの、
筋肉から分泌される美容ホルモンのマイオカインの分泌の影響もあるのでは?というのが今回の話題。
マイオカインは脳ではなく筋肉から分泌されるホルモン約50種類を総称する呼び方で、その効果は多岐にわたり、
マイオカインの分泌は健康増進の大きなカギになっているというのが最近の研究。
特に美肌に関係するマイオカインではメラニン分解、肌荒れ防止、ハリの保護などの効果が挙げられていて、
このマイオカインを増やすには運動や筋トレが良い方法と青井先生。
また、腸内環境を良くすることもマイオカインを増やすことに繋がるというデータも示されていて、
味噌、チーズ、納豆、キムチ、ヨーグルト、醤油などの発酵食品を摂り入れるのが良いとの事。
そして青井先生が特におすすめする食品として紹介されたのが「鮭」。
鮭に含まれるアスタキサンチンがポイントで他の食品だとイクラ、ウニ、エビ・カニなども。
ワシントン大学で行われた実験では高齢者に運動してもらいながらアスタキサンチンを摂取してもらった所、筋量・筋力共に大きく増加したという結果に。
これはアスタキサンチンによってより質の良い運動ができて、さらに体の回復も早くなった効果と考えられているとの事。
さらにアスタキサンチン摂取によってマイオカインの分泌量が高まるというマウス実験結果も。
目安としては鮭の切り身だと1日2切れを毎日食べるのが効果的で、鮭フレークなどでもOKだそう。
以上、カズレーザーと学ぶの美肌ホルモン・マイオカイン特集でした。