プレバト水彩画2023秋タイトル戦 出演者&ランキング結果 光宗薫の優勝で3連覇達成
23年10月12日「プレバト」は秋の水彩画コンクール2023開催という事で出演者や作品ランキング結果など一覧でまとめてご紹介。
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秋タイトル出演者
スポンサーリンク作品ランキング結果
浅草雷門がモチーフ。
野村先生「色は明るくて綺麗です。とっても楽しい雷門前の景色がストレートに描かれていて楽しさと賑わいがよく出てる。」
マイナス点としては手前の車夫の首がぐにゃっと曲がっているように見えたり、腕がレンコンのように見えるのが残念。
人物の目鼻も大きく描き過ぎてコチラも不自然。
- 構図 27
- 正しい描写 19
- 人物描写 19
- 活気 5
- 合計 70点
人物同士を重ねてしまえば目鼻を無理に描かなくても自然に描けるとアドバイス。
遠くの重なり合う群衆は省略して描くことでリアルに。
上野駅がモチーフ。
野村先生「ぐっと抑えたね…意図があって色調をシックなトーンに抑えてる。通勤時間帯の人たちなので色は抑え気味で綺麗。空も綺麗ですからね。」
人物の描き分けも非常に丁寧で基本的な技術に関しては申し分ないものの、活気のある雰囲気が圧倒的に足りないのが最大の敗因。
- 構図 24
- 正しい描写 30
- 人物描写 29
- 活気 4
- 合計 87点
活気が出ない要因として「構図の広げすぎ」を挙げていた先生なのでその点を修正。
駅の入り口に流れ込んでいく群衆をシルエットで表現。
6位という結果を受けて落ち込む田中道子と気まずい光宗薫&辻元舞。
スポンサーリンクビックカメラの店内がモチーフ。
野村先生「基本的な描写力は全く問題ないですね。人の腕とか足が出てますよね。肌の描き方がすごい上手。綺麗で自然。」
ところが「活気・人の賑わい」という今回のテーマに照らし合わせると家電量販店らしいゴチャゴチャした感じが出ていないのがマイナス点。
- 構図 24
- 正しい描写 30
- 人物描写 30
- 活気 6
- 合計 90点
活気が出ない理由として「床を広く描き過ぎ」という問題点を指摘したのでその点を修正。
店内ポップもふんだんに描いてわざと雑多感を出すことで賑わいを表現。ポップは軽く線や色で描くだけでも雰囲気が出せるとアドバイス。
吉祥寺の商店街がモチーフ。
野村先生「ダイナミックな構図で迫力があると思います。アーケードで上に抜けていく印象がありますけど、真っすぐじゃなくて見上げた感じを上手く出してる。」
人物の顔の向きがあちこちを向いているので賑わいを上手く表現できているものの、足を引っ張ったのは手前に大きく描かれた頭。
- 構図 29
- 正しい描写 28
- 人物描写 27
- 活気 7
- 合計 91点
手前に人を置いて人波の雰囲気を邪魔させる必要はないという事でバッサリカット。
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築地場外市場がモチーフ。
野村先生「構図が良いですよね。手前の人が適切な大きさで描かれていて、奥まで人で埋まってる感。」
人の動きや目線も豊富で、あえて黒く暗い箇所を作ることで明暗が効いて市場がより賑わって見える工夫。
- 構図 30
- 正しい描写 28
- 人物描写 28
- 活気 8
- 合計 94点
渋谷横丁がモチーフ。
野村先生「こんなに綺麗に絵に出来るって技量がね…参りました。」「悪い所は見つからないと言っていいですよ。」
活気ある音が聞こえてきそうな臨場感、オレンジがかった色の統一感も秀逸。
また、活気を出すために人物に焦点を当てるのではなく、あえて人物ではなく色彩や建物ののれんなど全体の雰囲気で活気を出している点を先生は高評価。
- 構図 30
- 正しい描写 30
- 人物描写 29
- 活気 10
- 合計 99点
フードコートがモチーフ。
野村先生「いい所?全部いいですね。表情が全部違うんですよ。色んな顔があってさぁ。見事ですよ。賑わいも非常に良く出来てると思います。音やにおいが漂ってくる。これは上手に描いてるなぁ…」
- 構図 30
- 正しい描写 30
- 人物描写 30
- 活気 9
- 合計 99点
2位の辻元舞作品と99点で並んでしまったわけですが、優勝の決め手になったのは「右隅に描かれた腕」と先生。
あそこにわざわざ腕を描いたのは床を見せないための工夫で、構図上どうしても生まれるムダな空間を埋める細かな工夫。
しかも腕だけ描いて女性だと分からせる確かな技量もあって不自然さもナシと大絶賛。
という事で光宗薫が2023年秋の水彩画コンクール優勝という結果に。
これで無敵の3連覇達成。
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