あさイチ 今日の映画紹介 ボーはおそれている、ビニールハウス
24年1月26日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの山本耕史と共にボーはおそれている、ビニールハウスの2つの作品を紹介という事で映画一覧をまとめてご紹介。
スポンサーリンク
ボーはおそれている
『ミッドサマー』、『ヘレディタリー』といったホラー作品で世界的な評価を受けるようになったアリ・アスター監督の作品。
日常の些細なことに不安を感じて怯えてしまう性質を持つ主人公のボー。
医師から新しい精神安定剤を処方してもらうとその日からボーの生活に徐々に変化が。
家の鍵をなくしてしまったのをきっかけに次々と不安が押し寄せて来て、強盗に襲われる妄想を抱いたり、必ず水と一緒に飲むようにと指示された新薬を飲んだ直後に水が無い事に気付いて大慌てで近所の店に水を買いに行ったり、帰省予定だった矢先に突然母の訃報を受け取ったり…。
やがて妄想なのか現実なのかその境界が分からなくなっていくボー。
コメディーとホラーがごっちゃになった不思議の国のアリスのようなボーの姿を見るうちに観客の不安も徐々に煽られて、気づけば恐怖の世界に引きずり込まれる事に。
ホラー作品や非現実的な映画を好んで見るというゲストの山本耕史はかなり気になる作品との事。
スポンサーリンクビニールハウス
2020のアカデミー賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』は貧富の差を描いた作品でしたが、コチラはさらに貧困が進んだビニールハウスで生活する人々をモデルに描かれた作品。
女性主人公のムンジョンは少年院にいる息子と新居で暮らす夢を抱きながたも、今は貧しくてビニールハウス暮らし。
そんなムンジョンは訪問介護士として盲目の男性と認知症の妻の夫婦の家に通い何とかして引っ越し費用を稼ごうと日々奮闘。
ところがある日、風呂場で突然暴れ出した認知症の妻ともみ合っているうちに殺してしまうような形に。
自分と一緒に暮らしたいと告げて来た息子の事を思うあまりに、ムンジョンは妻の死体をビニールハウスまで運んで隠ぺい。
さらに認知症を患う自分の母親を病院から連れ出して身代わりに据える事に。
貧困、認知症患者の介護などの社会問題が複雑に絡まりながら展開していくサスペンスの結末は?
以上、今日の映画紹介でした。
NHK「あさイチ」に関する全記事はこちらのリンクから