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カズレーザーと学ぶ 嫌いを好きに変えるパペッツ回路の好感度逆転方法


24年1月30日放送の「カズレーザーと学ぶ」では嫌いから好きに好感度を大逆転させるパペッツ回路の活用法を解説という事で簡単にまとめてご紹介。

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パペッツ回路

解説は東北大学の細田千尋准教授。

そもそも人が人を好きになる時や一目惚れする時というのは、

快感・不安・緊張・恐怖などの情動と関連する脳の部位である偏桃体が反応。

特に好きという感情が生まれる際には中脳にある腹側被蓋野という部位からドーパミンが分泌されて脳全体にドーパミンが行き渡っているような状態に。

ドーパミンは過去の経験から予測されて分泌されるという特徴があるので、好きなタイプをやっぱり好きになるといった事が起こるんだとか。

また、目が合ったのがきっかけで気になる相手になるという現象は、誰かに見てもらっているという事だけで自分が承認されたような気分になってドーパミンが分泌されて気持ちが高まるとの事。

一方で人が人を嫌う時も脳の偏桃体が反応していて、不快なものを避けるのは生存本能により重要になってくるという観点からパペッツ回路と呼ばれる部位を使って嫌いなものの記憶をどんどん強化していくという性質が。

嫌いなものの方が強く脳に刻まれるという事は、もしその嫌いという感情を好きに変える事が出来ればより強い好きに変換できるのでは?というのが今回のテーマ。

好き嫌いについて中途半端な感情を持ってもらうよりも、いっそのこと嫌われた所からスタートした方が大逆転が起こる可能性があるという意味でも。

そこで嫌われている人から好いてもらうために細田先生が提案するのが、

  • 美味しいものを一緒に食べる
  • 差し入れを持って行く
  • 相手の好きなものを自分の中に取り入れる

といった行動。

人間は好きなものと嫌いなものが一緒にやって来た際に好きの感情に引っ張られやすいという性質あるので、嫌われている自分と一緒に相手の好きなものを同時に提供する事で徐々に嫌いから好きに変わる可能性があるとか。

これ見よがしに行うのではなく、あくまでさりげなく行うのがコツで、相手が好きなブランドのアイテム、好きな色などをさりげなく身に着けてみたり、一緒にいる時に相手の好きな音楽を流してみたり。

6~7割ほど価値観が共通していたり、好きなものが一緒というだけでその好きの感情が2倍になるというデータもあるので相手が好きなものに自分を合わせて行くという行動は使えるテクニック。

とにかく相手の意識の中に強く残る事が重要と細田先生のまとめ。

以上、カズレーザーと学ぶから好感度を逆転させるパペッツ回路の活用法でした。

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