大谷翔平の盗塁トレーニングを朝原宣治&赤星憲広が解説 50盗塁達成のポイントは初速?
24年2月18日放送の日テレ「Going! Sports&News」では大谷翔平の盗塁トレーニングを朝原宣治&赤星憲広が解説という事で番組内容をまとめてご紹介。
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大谷翔平トレーニング
2024年シーズンインを前にキャンプで行っていた大谷翔平のトレーニングについては、
朝原「あれは陸上選手もやります。全てが初速の練習。」
静止した状態からスタートダッシュでどれだけ一瞬で加速できるかを念頭に置いたトレーニングという分析。
具体的なトレーニングメニューを見てみると、
メディシンボールを投げてスプリント重さのあるメディシンボールを前に押し出すように投げたその勢いのままにスタートダッシュ。
朝原「あれ短距離選手もやります。一歩踏み出すタイミングと投げるのを合わせてやってるんですよね。合わせて出る事で1歩目がスムーズに出て体重移動がドーンと出来る。蹴る1歩目の勢いとボールを飛ばすのを同時にやることで体が前に進む。ズレると重心が前に進まない。
片手100ポンド(約45.3kg)のダンベルを両手に持ってゆっくりつま先歩き。
朝原「つま先を上げてるんで足首を固めて歩いてますんで、足首を固めたままで足が前に出たら初速としては速く出られる。足首、膝が曲がってから一歩出ると遅れる。」
上半身の姿勢を保ちながらリズミカルな足上げトレーニング。
朝原「手を上げて姿勢よく、腕振りの勢いを付けないでもも上げをすると足が上がりやすくするような。反対の足が上がったと同時に膝を上げるっていう足が着くのと(反対の足が)上がるのを常に同時に行われると足の回転が速くなって速く走れる。あれがズレると足が前に出てこなくなって足が後ろに流れる状態になっちゃう。初めの一歩を出す時に大きな筋肉で前に足が出るようクセをつける。」
正確な動きで足が速く回転すれば自然と走りは速くなるので、盗塁の数を増やすには有効的なトレーニングとの事。
スタジオの赤星憲広からは「僕が現役の時にやろうとしてた理想に近い練習、体の動かし方、足の使い方にすごく似てるんですよね。トップスピードに乗るのもすごく速くなってると思います。」というコメントで打者に専念する2024年シーズンは30盗塁が最低ラインとして50盗塁も可能性としては十分あるという分析。
以上、大谷翔平の盗塁トレーニング解説でした。