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水アカって何?チコちゃん


24年4月5日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『水アカって何?』の答えなど簡単にまとめてご紹介。

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ゲスト出演者

【ゲスト】杉本哲太、SHELLY

【VTRゲスト】なし

水アカって何?

3問目の出題は、

水アカって何?

チコちゃんの答えは、

地面からの贈り物

解説は東京大学の堀まゆみ特任助教。

水アカとは五大栄養素の一つであるミネラルが固まった物。水アカって何?チコちゃん

水道水にはカルシウムやマグネシウムといったミネラルが含まれていますが、鏡などに水が付着して蒸発するとこれらのミネラルが残留物として鏡に残ることに。

そこに空気中の二酸化炭素が結びつくと炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムといった物質に変化して塊を形成して水アカ誕生。

アルカリ性なので酸性の洗剤で中和すると落ちやすくなったり。

水道水の源になるのは自然に降た雨・雪が河川に流れたり、地下に染み込んだものでその途中経路で地面と触れる事で雨水にミネラルが溶けだすので意外と水道水にはミネラルが含まれるという事に。

試しに地面に降り注いだ直後の雨水と水道水のミネラル量を比べてみると、水道水と雨水の硬度 チコちゃん

東京都渋谷区NHKの水道=硬度79.2mg/L (日本の平均値は約49mg)

雨水=硬度0.818mg/L

でそのミネラル量の差は圧倒的。

浄水場ではろ過して汚れを取り除き、細菌などを消毒していきますが、体に害のないカルシウム・マグネシウムなどはそのまま残されるのが普通。

この水道水に含まれるミネラル量は地域差がある事が知られていて、関東地方では比較的高め、山間部では低いという傾向も。水道水の硬度は関東地方が高い チコちゃん

関東地方で高くなるのは水源となる利根川の流域面積が広いので、長い距離を水が流れる事になってその間にミネラルが多く溶け出すという理由と、水道水の硬度が関東地方で高い理由は利根川 チコちゃん

地層を構成する関東ローム層からミネラルが溶け出すから。水道水の硬度が関東地方で高い理由は関東ローム層 チコちゃん

関東ローム層は火山活動で降り注いだ火山灰が積もったもので火山灰にはミネラルが多く含まれるの、そこを通る地下水も自然とミネラル豊富に。

ちなみに鍾乳洞も同じプロセスで形成されるので鍾乳洞=究極の水アカと堀先生。

例えば「山口県 秋芳洞」「岩手県 龍泉洞」「東京都 日原鍾乳洞」などなど。

という事で3問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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