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恥ずかしいってなに?表情の4パターンの見分け方は?チコちゃん


24年5月31日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『恥ずかしいってなに?』の答えなど簡単にまとめてご紹介。恥ずかしい時に出る表情には4種類あるそうで、その見分け方とは?

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ゲスト出演者

【ゲスト】清塚信也、藤本美貴

【VTRゲスト】なし

恥ずかしいってなに?

3問目の出題は、

恥ずかしいってなに?

チコちゃんの答えは、

自分の居場所を守るための人間ならではの感情

解説は聖心女子大学の菅原健介教授。

恥ずかしいという感情は群れの中で集団生活をしている人間ならではの感情だそうで、他に群れを作る動物は多くいますが、それらに比べて人間が社会的な動物で他人の存在が無いと生きて行けないという特異性が深く関係しているとか。

ヒトは家族、学校、会社など様々な社会の中で人との関わりを持って生きていますが、日常生活には常に他人の存在があるというのが人間社会。

という事は社会の中に自分の居場所を確保して、社会の一員でいられるようにしておく必要があるわけで、そこで役に立つのが恥ずかしいという感情。

例えば知り合いと間違えて赤の他人に声をかけてしまうというミスが起こったとすると、大抵の人は恥ずかしいという感情と共に自分の勘違いを謝ってその場を収めようと必死になるものですが、

赤の他人に急に声をかけて変な人だと周囲に思われてしまうと、社会の中で自分の評価が下がるリスクになり、社会から見放されてしまうかもしれない…という懸念が生じ、そうなってしまわないように危険信号を発しているのが「恥ずかしい」という感情。恥ずかしいという感情は危険アラーム チコちゃん

何かミスをしてしまって恥ずかしい場合以外にも、褒められて何だか照れくさくて恥ずかしい場合も同様にアラームが鳴っている状態だそうで、相手から受けた評価に対して自分の能力が見合っていないと感じるのがその根底にあるという菅原先生の見解。

ひょっとすると相手の期待に応えられないかもしれない…もしそうなると自分の評価が下がってしまうというリスクからやはり恥ずかしいという感情が芽生えているとの事。

実際はちょっとした出来事だけで社会から追放されるような事はありませんが、大昔からヒトは集団の中でそれぞれの役割を担って生き延びてきたという歴史があるのでその頃の習性が未だに残っているかもしれないと菅原先生。

ちなみに菅原先生は恥ずかしい時の人間の表情の研究も行っているようで、その表情のタイプは主に4つに大別されるとか。恥ずかしいってなに?表情の4パターンの見分け方は?チコちゃん

例えば左上の表情はマイナスの評価を受け入れた時に出て来る表情で、目を閉じたり、下を向いたりという特徴。恥ずかしいってなに?目を閉じたり下を向く表情 チコちゃん

一方で左下の表情はプラスの評価を受け入れた時の表情でいわゆるドヤ顔。恥ずかしいってなに?ドヤ顔の表情パターン チコちゃん

他に右上のパターンの場合はおちゃらけた表情やポーズで「自分の本当の実力はこうじゃないよ」とアピールしたり、右下のパターンは口を結んだり、顔をそらしたり隠したりしてその評価から逃げようとしている時の表情だったり。

このように自分への評価が下がったり上がったりした時に、その評価を受け入れるか否かを言葉にせずとも表情で周囲に伝えようとしているとの事。

という事で3問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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